【リーダーシップが苦手な看護師さんへ】リーダーが意識したいこと3つを解説

2015.3.26

このまま看護師の仕事を続け、ゆくゆくは主任、師長などの昇進を望んでいる人も中にはいるでしょう。しかし、そういった場合はリーダーシップが必要になってきます。でも、「リーダーシップってどう発揮したらいいのかわからない!」「少し苦手…」という人が多いと思います。今回は、そんな悩める看護師のための、リーダーシップ講座を厳選してお届けします♪

相手にうまく指示を出す

上の立場になると、他の看護師たちに業務の指示を出すことが多くなりますよね。看護師たちに指示を出す時、ただ用件だけを伝えていませんか?全員が毎日行っていて、理由がわかりきった業務ならいいのですが、イレギュラーな業務の場合、「○○して!」だけでは他の看護師さんたちにうまく伝わらない場合があります。では、相手にうまく伝え、リーダーシップを発揮するにはどのように伝えればいいのでしょうか?

相手に指示を出す時は、「○○して!」だけではなく、なぜその行動をするのか、またどういった理由でするのかをきちんと伝えてあげる必要があります。

そうすれば、指示を受けた看護師さんも自分で考えて行動ができるようになりますし、少しでも親切な伝え方をすることによって、相手に思いやりや気遣いが伝わり、相互関係がうまくいきます。上に立つには、自身のリーダーシップを発揮するだけではなく、部下や後輩の看護師さんたちとの関係を円満にさせる必要があるのです。

 
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苦手な相手でも物怖じしない

キャリアアップをすると、別の部署の人たちと交流する機会も多くなります。中にはきっと、自分が苦手な人もいることでしょう。しかし、自分の部署との連携をはかるため、他の部署の人とも良好な関係を築いていかなければなりません。

自分の苦手な看護師さんや医師、他部署の人がいる場合、どのように接していけばいいのでしょうか?そして、どのようにリーダーシップを発揮していくべきなのでしょうか?

まずは、自分から積極的に相手を知ろうとする気持ちが必要です。自分から話しかけたり、相手に合わせるようにしたり、とにかくコミュニケーションを大切にしましょう。
それでもやっぱり苦手だと思ってしまったら、「この人はこういう人なんだ」と割り切ってしまいましょう!もしくは、相手の良い部分を1つ探してみて、自分からその人に好感を持つようにしましょう。

苦手な人とのコミュニケーションも、上に立つためには必要なことです。人間関係を円滑にすることができれば、他部署との交流の時、リーダーシップをとりやすくなりますよ☆

相手をうまく叱る

上に立つ者として、部下や後輩の看護師さんに対してきちんと叱ることも大切です。しかし、ただ頭ごなしに怒るだけでは、叱った相手の心には響きませんし、相手の反発心をあおり、逆効果になってしまいかねません。

相手を叱る時、うまくリーダーシップを発揮するために、気をつけなければいけないことがあります。

まず、叱る前には褒めるということを徹底しましょう!1度相手のいい部分を褒め、そして悪い部分を叱ってあげましょう。

そうすることで、叱られた側は自分の全てを否定されているのではないことが理解でき、叱っている側の言葉をちゃんと聞いてくれます。そして、叱った後はさらに相手に対してのフォローを付け足しましょう。

この最後のフォローがあるのと無いのとでは、叱られた側の今後の業務のやる気に差が出てきます。他の看護師さんにうまくリーダーシップを発揮できるように、叱り方にも工夫が必要です。

リーダーシップを発揮するのは、なにも主任や師長だけではありません。例えば、病院で看護師ごとのチームを作っているところならチームリーダー、後輩看護師の指導にあたっている先輩看護師など、誰しもがリーダーシップを発揮する機会があるのです。

いざとなった時、うまくリーダーシップを発揮できるように、日頃から心構えが必要ですね!

 
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