看護師マガジン
2015.6.24
*はじめに
看護師さんが誰もが通る道である看護学生時代、実習をしていた頃の思い出を振り返ってもらいました。
看護学生ならではの「実習」における思い出”あるある6選”をお届けします!看護学生さんも必見です!
実習に使う資料や記録物の量は、本当に膨大でした。実習が進んでいけばいくほど、資料はかさんで記録物も増加する一方です。
看護計画も記録物が増え続け減ることはありませんでした。
そのため看護学生の持ち物である、ファイルフォルダが犠牲になることもしばしば。フォルダの崩壊と共に、なだれ落ちる紙の山。お気に入りのキャラクター物なんて使えなかったです。
とにかく壊れない丈夫なもの!たくさん閉じれるもの!と実用性重視のファイルを愛用する学生が多かったです・・・。
実習では数多くの修羅場が繰り広げられていますが、一番キツかったのは受持ち患者さまの申し送りでした。
教員をはじめ指導ナース・先輩ナースの立ち並ぶ中での申し送りは、緊張で汗ぐっしょりに。
緊張から言葉はしどろもどろになるし、言いたい言葉が口から出てこなかったり・・・そこにとどめの先輩達からの「なんで?」「それで?」「だから?」との容赦のないお言葉の数々!
冷たい汗が背中を流れたのは、わたしだけではないはずです。申し送りの時間が近づくとキリキリと胃痛がしたものです。
緊張といえば、申し送りもそうですが、看護手技の実践を教員や先輩たちの前で行うときほど、ガクガクぶるぶるになったことはありません。
基本中の基本の「バイタルチェック」ですら、ものすごい緊張感が張り詰めます。
しっかり覚えているはずなのに、頭の中が真っ白になってしまい手順が思い出せなくて固まってしったことも。
わたしは初めての採血のとき、本当に緊張してしまい吐き気をもよおしたほど。
もちろん手先は震えてました。患者さまも不安ですよね。申し訳ありませんでした!
実習にはつきものといえば、学生の睡眠不足ですよね。何に時間を取られているかというと、やっぱり記録物の作成です。
アセスメントやら看護目標・評価やら、目にしたくない文字ばかり。
そして受持ち患者さまの病態把握のための勉強・全体像の把握。
とにかく、しなければいけないことが盛りだくさん!次の日のための看護手技のおさらいなどもありました。
大げさではなく、時間がいくらあっても足りないとはこのことだと思いました。でも、患者さまと一番真剣に向き合っていた期間であったかもしれません。
今ではいい思い出ですけど。
”憧れの看護師さん”だったはずなのに、実際に勉強・実習をしていくと、そのあまりの大変さに気が付いたのはわたしだけではないでしょう?
挫けそうになる同級生が続出していました。勉強・テスト・演習・実習と、進んでいくたびに、「わたし、本当に看護師さんになりたいの?」と自問自答。
「もう無理。わたし辞める!」何度弱音を吐いたことか。
でも結局、辞める同級生は一人も居なくて、みんな無事に卒業を迎えましたけどね。
あんなにイヤだった実習。いろいろ問題が山積みだった、受持ち患者さま。
それでも実習最終日には、一抹の寂しさが漂います。解放感とともに押し寄せる寂しさ。
コミュニケーションがうまくいかないでいた患者さまに、「寂しくなる」と言われた時には思わず涙があふれました。
憎まれ口ばかりだったのに、最終日に感謝の言葉をいただいた時は隠れて泣いた記憶があります。
実習はイヤな思い出ばかりでもないなと、今だったら言えます。
*終わりに
看護師さんになるための実習はハードです!でもその分、達成感があるのは間違いないようです。これから実習を迎える学生さん頑張ってください!そして、厳しい実習を乗り越えて看護師さんになった皆さん!ご活躍を応援しています!
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