お役立ち
2015.9.5
仕事柄、ストレスが溜まりやすくハードワークなナースにも多く見られる「PMS」(月経前症候群)。仕事中なのに憂鬱になったりイライラしたり、情緒不安定になって、わたしどうしちゃったの・・・??なんて不安になる時もあるでしょう。
今回はそんな辛いPMSの症状を少しでも軽減できるよう対処方法を取り上げてみました!
生理の3~10日くらい前から始まる、イライラや腹痛、頭痛などの不快な精神的症状、および身体的症状を言います。PMS= Premenstrual Syndromeの略で月経前症候群と呼ばれています。生理が始まると症状が次第に軽くなるのが特徴です。
PMSの症状は実にさまざまで、個人差があります。
よく言われる症状をいくつがご紹介します。
・イライラする
・憂鬱になる
・集中力がなくなる
・無気力になる
・ココロが不安定になる
・腹痛
・胸が張る
・頭痛
・むくむ
・肩こり
・のぼせ
・下腹部痛
・下痢
もっともよく言われるのがイライラや腹痛が多いですが、人によっては異常に食欲がわいたり、微熱が出たり、肌が荒れるなど、症状は十人十色さまざまです。
仕事のストレスや緊張、過度な疲労により症状が重くなる場合があります。
看護師さんのお仕事は日々、残業や夜勤で心身ともに疲れたり、ストレスを溜めやすい職業でもあるので要注意!PMSが辛すぎて仕事に支障をきたすようでしたら、先輩ナースや上司に相談してみると良いですよ!
PMSはストレスや体調と深くかかわっているため、「PMSになりやすい性格」というものがあるようです。
□神経質
□几帳面
□負けず嫌い
□自分に厳しく、真面目
□完璧主義者
□自律神経が乱れている
□多忙で生活リズムが不規則
□甘いものが好き
□コーヒーをよく飲む
□タバコを吸う
上記の項目にチェックが多かった人は要注意★甘いものをよく食べたり、コーヒーのカフェインの摂り過ぎ、ヘビースモーカーなど、生活習慣が大きく関わっているので直せるところは今一度改めた方が良さそうです!
PMSを悪化させないためにも・・・。忙しいナースでもできるPMSの緩和方法をご紹介します。
体が冷えると腰回りの血行が悪くなり腹痛や腰痛が悪化します。体を冷やさないよう温かい食べ物を摂るようにしましょう。しょうが紅茶などオススメですよ♪
コーヒーなどのカフェインやチョコレートなど糖分の多いもの、お酒などはなるべく控えた方がよいようです。
豚肉、レバーなどビタミンB6、チーズやアーモンドなどのカルシウム、豆乳、納豆などの大豆イソフラボンなどを積極的に摂り栄養バランスのとれた食事を心がけてください。
運動をすると血行が促進され冷えた体が温まります。肩こり腰痛だけでなくむくみ改善にも役立ちます。また、ウォーキングや軽いストレッチをすると憂鬱な気分をリフレッシュできます。
腹痛の痛みやイライラを忘れるためにも、掃除・洗濯・洗い物など何かに没頭すると良いですよ。身の回りも綺麗になるし一石二鳥です。
あまりに酷い場合は、低容量ピルを使うのもひとつの手段です。また、女性特有の症状に適した漢方薬などもあるので、興味のある方は一度婦人科を受診してみることをオススメします。いかがでしたか?PMSで辛い時は食生活を改善したり、運動や気持ちをリラックスさせる自分なりの方法を見つけて、うまく付き合っていきたいものですね!
記事検索
よく検索されているワード
2024.3.28
2024.3.27
2024.3.26
2023.7.26
2020.3.20
2022.9.5
2020.3.20
2019.3.12
2020.10.21