こんなことあるある!診療科目別”整形外科編”

2016.5.29

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<はじめに>
どの診療科にも、「あ~、あるある」と言いたくなることがあるのではないでしょうか。今回は整形外科勤務者や勤務経験者に聞いた「整形外科あるある」をまとめてご紹介したいと思います。

明るい診療科、体育会系な雰囲気

・病棟の雰囲気が他の診療科病棟より明るいと入院患者さんに言われる。手術、リハビリをして元気になっていく方が多いためだと思う。(元気になっていく患者さんを見ているとこちらも元気をもらうことがある)

・他の科に比べて若い人やこどもが多い。学生さんは夏休みなど長期休暇時期に合わせて入院することも多く、賑やかになることも。若い人から元気をもらうと言う患者さんもいる。

・患者さんがよくしゃべる。なるべく話は聞きたいけれど、すべて聞いていては仕事が進まないため適当なところで区切りをつけて退室する術が必要。コミュニケーションスキルが上がる。

・移動の介助が多い。体を動かすため、パンツスタイルの看護師さんが多い気がする。

・看護師が複数集まって動けない患者さんの移動を介助するときなど、息を合わせるため声を出すことが多い。元気な看護師さんが多い。

・医師のノリが体育会系、そして宴会芸のレベルが高い。もちろん看護師にも宴会芸のお達しが来る。うちの病院では宴会芸は新人看護師が行うことが慣例になっているので、歓迎会・忘年会頃になると新人さんは練習に追われる。

他の診療科より整形外科は明るい雰囲気で、医師や看護師さんも元気でパワフルに働いているんですね!患者さん達はそんな元気なスタッフから元気をもらっているのではないでしょうか。

今より楽に働ける職場はある?

整形外科特有の看護があります

・包帯法が上手になる。患者さんから、「丁寧でいいね」なんて褒められると嬉しい。

・内服、座薬、湿布などなど…。痛み止めに詳しくなるような気がする。患者さんの痛みや痺れが悪化していないか常に気にしている。

・日常生活援助をたくさん経験できる。患者さんの障害部分に合わせて保清の方法を検討するし、身近にあるもので自助具の作り方も患者さんに紹介する。自分や家族が怪我しても役に立つ知識だと思う。

・安静度をしっかり守れるようにする。また、ベッド上にいる時も歩いているときも良肢位を保っているか気にしている。なるべく早く回復して欲しいし、安全安楽に過ごして欲しい。

・体位交換が上手になる。障害部位に負担をかけないようにし、枕などで調整もする。

・車椅子や松葉杖、歩行器など移動の時に支えが必要な方が多い。そのため、転倒や転落予防が大事だと思う。移動時の付き添いや見守りをしたり、ベッドサイドの環境整備に心がけている。

他の科では経験できない、整形外科ならではの援助があるようです。患者さんのために日々の生活や安全に配慮を行っているのですね。

整形外科で働く故の苦労も…

・手術日は病棟全体がバタバタする。患者さんが手術から帰室した時は、帰室した患者さんの受け入れと次に手術に行く患者さんの準備でナースステーションが空になることも…。みんなで協力して乗り切る。

・手術をすると早期に退院、もしくはリハビリテーション専門の病院へ転院することがあるので患者さんの入れ替わりが多い。手術日と入院受け入れ人数が多い日が重なるとハードスケジュールになる。

・日常生活援助が多く、よく体を動かすため体力的にきつい。患者さんだけではなく、腰痛持ちの看護師が腰にコルセットを巻いていることもある。そのぶん、ボディメカニクスは意識している。男性看護師は力があるので頼りにされる。

手術がある日は特に忙しいようです。入退院が多く大変そうですが、多くの患者さんと関わることができますね。援助の際に体を動かし、体力や力を使うことが大変と感じる方が多いようです。

おわりに

以上、整形外科あるあるでした。紹介して下さった看護師の皆様、どうもありがとうございました。皆様自身のお体も大事にして下さいね!

今より楽に働ける職場はある?

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