ナース転職エピソードvol1 「憧れの街で暮らしたい!」

2016.7.21

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転職サイト『看護のお仕事』のサービス開始以来、私たちはキャリアアドバイザーとして、累計8万人以上の看護師さんから転職のご相談を受けてきました。

日々寄せられるさまざまなご相談のどれもが、二つとないオリジナルなものです。

そのなかでも特に印象に残ったエピソードを、『看護のお仕事』キャリアアドバイザーの目線でご紹介します。

憧れの街で暮らしたい!

キャリアアドバイザーの仕事を続けていると、たくさんの人や街に出会います。

はじめての人や街との出会いは、私が地方から上京し、慣れない一人暮らしを始めた頃を思い出させます。

今回ご相談してくださった26歳の女性、マイさん(仮名)も、『東京の憧れの街で暮らしたい』と上京された看護師さんでした。

 
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多忙な地元病院での日々

新卒で地元の総合病院に入り、晴れて看護師となったマイさん。

そんな彼女を待っていたのは、業務と時間に追われる多忙な毎日でした。

ただでさえ看護師が不足しているのに、救急受け入れもある急性期病棟に配属されたマイさんは休む間もなく働いていたそうです。

それでも、「看護師としての知識や技術を身につけたい!」という強い意志があったマイさんは、折れることなく仕事を続けました。

そして3年間の努力の末、念願だった「東京の憧れの街で暮らすこと」を決意したのでした。

憧れの都会暮らし!のはずが・・・

東京で暮らすならあの街!と決めていたマイさん。

ついにその願いを叶え、楽しい都会暮らしが始まった…はずでした。

上京して来たばかりのマイさんは、不慣れな土地で看護師の求人を探し始めました。

ところが求人数が少なく、条件に合うような職場はなかなか見つかりません。

ほかに選択肢もなく、結局家から近い100床未満の療養型の病院に決めたのでした。

地元の急性期病院で働いていた頃と比べて、そこでの仕事はゆったりとしたものでした。
しかしその職場で、マイさんは別の問題を抱えてしまいました。

職場の同僚の年齢層が高く、同年代の看護師がいなかったのです。

自分より一回り以上年上の先輩方に気を遣わなければならないことも多く、なかなか職場になじむことができませんでした。

慣れない土地、初めての一人暮らし、新しい職場。

そんなマイさんにとって一番の問題は、職場での「人間関係」だったのです。
期待を胸に思い切って上京したマイさん。だけど現実は、思い描いていた生活とは遠いものでした。

「こんなはずじゃなかったのに、、」
「このままここで働いていていいのかな?」
そんな思いを強くして、マイさんは『看護のお仕事』に登録しました。そして私がキャリアアドバイザーとして担当させていただくことになったのです。

彼女にとって、本当に大切なことは?

転職のご相談に来られたマイさんは、急性病棟で苦労した経験から規模の小さい療養型を希望されていました。

しかし付近の療養型の病院を探してみても、職員の年齢層が高めのところばかり。
これではせっかく転職されても、いまの二の舞になってしまう。

そう考えた私は、「彼女にとって、今一番必要なものは何か?」ということを自問自答し続けました。

単にマイさんの希望する療養型の病院の求人をご紹介するだけでは、キャリアアドバイザーとしての価値を発揮しているとはいえない。それだけは確かでした。

“本人が条件として挙げた療養型でなくても、同年代の同僚が多い職場のほうが、マイさんにとってプラスになる”

それが、私が自分なりに出した答えでした。

そして、療養型ではないものの、急性期に比べればゆったりと働ける回復期リハビリテーション専門病院をご提案しました。

この病院は、ドクターや看護師をはじめスタッフの多くがマイさんと同年代であり、仲間同士のコミュニケーションを大切にしている病院だったからです。

「行って、見て、感じて」決めた新しい職場

この病院をご提案したとき、マイさんは通勤面での条件を気にされていました。

迷っているマイさんに対して、実際に職場を見てみないと分からないことも多いし、合わないと思ったら断っても良いから、とお話しして、面接を受けていただくことになりました。

面接のついでに実際の職場も見学していただきました。

同年代のスタッフが協力して仕事をしている雰囲気を肌で感じ、すっかり気に入ったようでした。

気になっていた通勤についても、乗り換えがとてもスムーズで気にならなかったそうです。

無事に内定をもらい、入職から1か月後、マイさんからお電話をいただきました。

「職場で友達もできて、東京での毎日がものすごく楽しくなった。あのとき、実際に職場を見に行って本当に良かった。」

仕事もプライベートも充実し、転職前とは180°変わった生活を楽しんでいるそうです。

電話越しに聞こえるマイさんの声は、初めて転職のご相談を受けた頃とは全く違い、本当に明るい声だったのを今でも覚えています。

職場探しは、住まい探しにも似ています。
求人票で見ただけではピンと来ない職場だとしても、実際に見ると違った印象を受けるものです。

だからこそ『看護のお仕事』では、転職前に職場を見学し、実際の雰囲気を知って頂くことを大切にしています。「行って、見て、感じて」、そうしてあなたの日々を過ごす場所、仲間を知った上で新しい職場を選んでいただきたいなと思っています。

あなたからのご相談をお待ちしています

転職サイト『看護のお仕事』は、転職をお考えの看護師さんをサポートしています。私たちが重視しているのは、転職における「納得感」です。

ご自身で納得しながら次に進むことが、よりよい職場に出会う秘訣だと思います。

だからこそ『看護のお仕事』のキャリアアドバイザーは、職場の雰囲気や忙しさなど、求人票ではわかりづらいことも積極的にお伝えするようにしています。

まだ転職を迷っている方も、私たちに一度お話を聞かせてみてください。

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