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介護入所系の特徴

こんなひとにオススメ!

  • ●高齢者の方とのコミュニケーションや人との関わりが好きな方。
    ●看護師が少ない環境の中で、自分でしっかり判断して動きたい方。
    ●介護士や福祉士など他職種の人と、協力して役割を果たしたい方。

アドバイザーがこっそり教える介護施設の特徴

介護老人保健施設は介護を必要とする高齢者の在宅復帰を目指しリハビリテーションをメインとした、医療ケアを行う施設です。病院と在宅(自宅や介護施設)の架け橋のようなポジションにあります。そのため、老健は他の介護施設に比べて病院に近い働き方ができる一方、病院よりも慌ただしくありません。はじめて介護施設で働く場合や、将来病棟で働きたいと考えた時にもキャリアチェンジがしやすい職場といえるでしょう。老健では入居者3名に対し看護師と介護職員のいずれか1名以上の配置が義務づけられています。求められる医療行為は少ないものの、入居者数の少ない施設では看護師の配置人数も少ないので、看護師ひとりの仕事の裁量が大きくなります。そのため、看護師として経験が浅い方やブランクが長い人は、看護師の配置人数が多くなる入居者数が多い施設から始めたほうが良いといえます。また、介護士、リハビリ職との連携が仕事の中で多くを占めるので、他職種とのコミュニケーションや信頼関係が大切になる職場です。多職種連携に抵抗がなく、チームで働きたいという看護師に向いているでしょう。

身につくスキル

病院に比べて医療行為が少ない介護施設では、看護師が介護業務の一部を担う場面があります。看護スキルと介護スキルも兼ね備えた看護師になるチャンスがあるといえるでしょう。また、看護師は利用者の介助に関してヘルパーに指示を出すのもお仕事ですので、指導力も養われます。日々のやり取りやレクリエーションを通して、利用者とのコミュニケーションスキルも育ちますよ。

介護入所系についてよくある質問

介護施設は医療行為が少ないので、ほとんど経験がない看護師でも大丈夫ですよね?
病院に比べると、確かに介護施設で求められる医療行為は少ないです。しかし、インシュリンや胃瘻(いろう)、点滴などのスキルは求められるので、全く医療行為ができなくても大丈夫、というわけではありませんので注意しましょう。

看護師も介護業務を行うのですか?
食事や排せつの介助、清潔ケアといった日常生活のサポートは介護職員がメインで行いますが、看護師が一緒に行う場面も少なくありません。老健は自立を促すための施設なので、入居者の残存能力を見極め必要に応じてサポートを行います。

介護施設での看護師の配置は?
看護師の人数や割合は介護施設の形態や規模によって異なりますが、だいたい1人~数人程度といわれています。看護師の人数が少ない分、1人ひとりの役割・責任が大きく、他業種との連携が重要になる職場だといえるでしょう。

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