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2013年10月22日

やっぱり、看護師になりたい

Yさんは、25歳の准看護師です。
准看護師の資格を取得した後
すぐに高等看護学校に入学されました。

2年間、正看護師を目指してがんばっていましたが、
残念ながら国家試験に落ちてしまい
既にもらっていた内定は取消。

看護学校卒業後、しばらくは落ち込んでしまって
何も手に付かなかったとYさんは言います。

看護学校時代の友達はみな合格して
関係がギクシャクしてしまったばかりか
家にいても親と顔を合わせるのがきまずく、
孤独を感じる日々。

いっそ、看護師を諦めて
他の業界へ就職することも考えたそうです。

しかし、
いろいろと悩んだ末、ついに
「自分には看護師以外の道はない」と思い
この夏から准看として働きつつ
来年の試験に向けて勉強することを決意。
求人のご相談をいただきました。

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看護師国家試験の合格率は、
毎年おおよそ90%前後を推移しています。

直近で行われた第102回の受験者数は
約56,000人。
平成25年度は、50,000人の新人看護師が
新たに生まれたことになります。

比較的高い合格率を誇る試験ではありますが、
残念ながら不合格となってしまった学生も
約6,000人いるのは事実。

看護試験に落ちた学生の中には、
来年の試験に向けて1年間しっかり勉強に費やす人もいれば
Yさんのように准看護師や看護助手として
働きながら来年に向けて勉強する人もいます。

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Yさんは准看の資格を取ってから
既に2年以上経っており、
さらに正看の資格取得を目指しながら
看護のお仕事を行うということで
残業や夜勤も難しい状況。

「厳しいのは分かっているのですが・・・」
と控えめなYさんですが、
その奥にある看護に対する熱い想いが
言葉の端々から伝わってくるのを感じました。

何か良い方法がないかと考えていたところ、
以前よりお付き合いがある
精神科専門のK病院が
ちょうどYさんが通う予備校の
近くだということが分かり、
早速相談してみました。

K病院の看護部長にお伺いすると、
やはり予備校が近いということで
今回と同様のお問い合わせが
たまにあるとのこと。

私がYさんのお人柄の良さや熱意についてお話すると、
「一度、お話してみましょうか」と、
嬉しいことに看護部長から提案をいただきました。

面接の場では、緊張していたものの
Yさんが持つ看護観を自分の言葉でしっかりと伝え、
さらには「来年は絶対合格します!」と
強い意欲を見せたことが看護部長に響き、
見事内定を獲得。

予備校の夜間コースに通いながらの勤務なので
Yさんが無理なく働けるよう条件を交渉したところ、
試験が終わるまでは週3・日勤の非常勤でスタートし、
試験に合格したタイミングで
働き方を改めて相談するという形になりました。

「国家資格合格」という大きな目標を追いつつ、
ひとあし早く看護師としてお仕事ができることに
大喜びのYさん。

「国家試験に落ちたことで『自分はダメなんだ』と
ずっと自分に自信がなかったのですが、
今回を機に前向きになれました」
と、弾んだ声でお話するYさんの様子に、
思わず私も嬉しくなりました。


どんなに一生懸命がんばっても、
結果が伴わないことは
人生誰にだってあります。

それでも、
諦めずに行動を起こそうとする看護師がいるなら
できる限り力になりたいと思っています。

Yさんが来年、国家試験に合格することを
心から祈っています。

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