スキルアップと年収アップを目指す男性看護師!転職でみつけた次の目標

2023.12.28

スキルと収入のイメージ

「看護師の資格取得と年収アップを目指したい」療養型病棟で2年働くHさん(35歳/男性)の場合

介護福祉士として10年働き、キャリアアップのために准看護師資格を取得したHさん。その後療養型病棟で2年働くものの、力仕事が多く、看護師として成長できない懸念から転職を決意されました。Hさんの希望条件は、医療行為に携わりながらスキルアップできること、家族のために年収アップを目指すことの2点でした。しかし、准看護師から看護師を目指すのは諦めの姿勢でした。アドバイザーはHさんが無理なく資格取得ができるよう、具体的な働き方をご提案しました。

看護師としてのスキルアップと家族のための年収アップを図りたい

35歳のHさんは、介護福祉士として10年働き、30歳で結婚しました。子どもが産まれることで家族の未来を考えるようになり、キャリアアップを目指そうと仕事をしながら准看護師資格を取得。それから療養型の病棟で男性看護師として2年勤務しました。
しかし、Hさんの役割は力仕事が中心で、医療行為に携わる機会が少ないことに疑問をもつようになりました。、「このままでは看護師としてステップアップできない」と思い、今回新しい一歩を踏み出す決意をされたのでした。

Hさんの希望は、医療行為のできる環境でスキルを磨くことと、家族の将来のために年収をアップすることでした。アドバイザーが詳しくお話を伺うと、Hさんは「看護師資格を取りたいけど、働きながら看護学校に行くのは難しい」と諦めていらっしゃるようでした。

相談中に「ムリなこと言ってもしょうがいないですよね」と何度も口にされるHさん。
確かに仕事をしながら資格取得を目指すことは大変なことです。しかし、Hさんは介護施設で勤務しながら准看護師資格の取得を達成できた方です。そのことを伝えてみても、Hさんは「その頃は独身だったから」と、諦める理由を自分に言い聞かせているように思えました。

看護師と准看護師の男女比率

女性が多く活躍する看護現場では、男性看護師も年々増加傾向にあります。厚生労働省の「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」によると、看護師と准看護師の男女別推移は以下のとおりです。

2014年2016年2018年2020年
男性/看護師7万3,968人8万4,193人9万5,155人10万4,365人
女性/看護師101万2,811人106万5,204人112万3,451人117万6,546人
男性/准看護師2万2,877人2万2,140人2万1,777人2万726人
女性/准看護師31万7,276人30万971人28万2,702人26万3,863人

引用:「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

上記のデータを参考にすると、看護師・准看護師ともに男女の割合は1:9ほどとなっています。男性看護師の増加により、一般病院や介護施設などでも活躍の場は広がりを見せているようです。

出典

無理のない範囲で資格取得できる環境を提案

お話をすればするほど、私はHさんなら看護師としての勤務と資格取得の両立ができるのではと感じ、無理のない範囲で働き方を提案してみました。そこで、Hさんのお住まいのエリアから通える看護学校と、その周辺で資格取得支援をしてくれる病院を探しました。

看護学校に通いながら働ける方法をいくつかお話していくうちに、Hさんは「看護師資格を取って、いつかは管理者になりたい」という明確なキャリアプランを持つようになりました。

私は、資格取得はもちろん、年収アップの希望も叶えられるよう、懇意にさせていただいている事業所へ給与額の相談をしてみました。すると、3つの事業所から資格取得後に長期で働くことを条件に、通常は人事査定後しか出してもらえない給与額を事前に明示していただけたのです。

年収の高い男性病棟で勤務しながら資格取得を目指す

Hさんは、その中で一番年収が上がる精神科の男性病棟勤務を選びました。
「ここまでしていただいたからには、必ず資格を取って管理職になります!」と、Hさんは頼もしくおっしゃってくださいました。Hさんは目標を持つと活き活きとされる方なのだなと感じました。

「自分はこういう看護師になりたい」という明確な目標があれば、その思いは周囲の人に伝わり、道を切り開いていけると思います。レバウェル看護では、そのような思いを持ったさまざまな看護師さんを応援していけるよう、最善のご提案をしていきたいと考えております。

誰かに聞いて欲しい悩みはありませんか

お悩み解決のポイント

ここでは、資格取得と年収アップを図る看護師さん向けに、お悩み解決のポイントを解説いたします。

資格取得支援制度のある環境に転職する

「スキルアップを目指したい」「働きながら看護師になりたい」という方は、資格取得支援制度のある職場を探しましょう。資格取得支援制度のある環境なら、働きながら看護師資格を得るためのサポートを受けられます。職場によっては、資格取得に必要な費用を負担してもらえることもあるようです。看護師資格の取得には費用がかさむため、自己負担が少なくなるのは大きなメリットといえます。

長期活躍できる病院や役職を目指せる職場を選ぶ

転職によってスキルアップや年収アップを考えている人は、長く活躍できる職場や役職に就ける環境を選ぶのも手です。長期活躍できる病院なら、地道に経験を重ねられますし、経験年数によって給料アップを図れます。また、看護経験を積み上げて役職になれば、さらなる収入アップにつながるでしょう。役職になれば看護師をまとめたり、運営側として患者さんのためにできることを実行できたりします。

レバウェル看護に相談する

「現在の職場ではスキルアップや年収アップができない…」とお悩みの方は、レバウェル看護のアドバイザーへお気軽にご相談ください。
レバウェル看護では、看護師さん一人ひとりが納得した転職をできるよう、幅広い求人を取り揃えています。あなたの現在の状況を掴み、経験やスキルから無理のない働き方をご提案。どれくらいの給料を受け取れるのか、実際にどのようなキャリアを構築できるのか、具体的な情報をお伝えすることも可能です。

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