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2014年08月05日

正看護師へ、5度目のチャレンジ

「挫折は過程。
 最後に成功すれば挫折は過程に変わる。
 だから成功するまで諦めないだけ」

サッカーの本田圭佑選手の有名な言葉ですが、
本当に努力し続けている彼が言っていると
すごく納得してしまいますよね。


さて、今回のご相談ですが、
4度の正看護師試験に失敗したものの、
あきらめずにチャレンジし続ける
准看護師Dさんのお話です。

Dさんは、将来ERで活躍したいと
仕事しながら正看護師試験に4度チャレンジ。
しかし、いまだ合格することができずにいました。

「療養看護などゆとりを持ちながら
 勉強時間を作って仕事したいんです」
というのがDさんのご希望でした。

Dさんが1年後に
正看護師資格を習得するとして、
この1年間という期間を
残業の少ない療養の看護で
勉強時間を持ちながら過ごすよりは、
将来、ERで役立つ
救急寄りの看護を実践した方が
スキル的にも、求職の点でも、
良いのではないかと思いました。


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療養病棟で働くメリットは
1人の患者さんとじっくり向き合い
長い期間を通した看護計画が立てられること。

また急変が少ないため、
急な残業が比較的少なめで
プライベートの時間を確保することが
急性期よりはしやすいです。

一方、救急病棟では
重篤な症状の患者さんが多く、
コミュニケーション自体が難しいほか、
ある程度、回復した患者さんは
一般病棟や回復期などに移動してしまうため
長期的に1人の患者さんを看る機会は
あまりありません。

また急変などの予測できない仕事で
残業は多くなってしまう傾向はあります。

しかし、医療行為は多く、
瞬時の判断をする機会が多いので、
スキルを磨きたい人には良い環境です。

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しかしDさんは救急への思いを持ちながらも
求職については消極的なご様子。

Dさんの本当の気持ちを知りたいと
じっくりお話しを伺ってみると、
ご本人がひっかかっていたのは、
准看護師の身で救急に受け入れられるか、
ということでした。

「ERでやりたいという気持ちと
 絶対に正看護師になるという思いがあれば、
 受け入れてくれる病院はありますよ」

そうお伝えするとDさんは、
「やってみたいです」
と明るい声で答えられました。

その後、Dさんの思いを理解してくれる
病院を探してみると
通勤範囲の2つの病院が
面接を快諾してくれました。

Dさんは両方に面接に行き、最終的には
条件的に一致したERへの入職を
決めることができました。

今、Dさんは
業務に必死に食らいつきながら、
帰宅後に勉強をするという
ハードな毎日を送られています。

「人生でこんなに頑張ったことはないってくらいきついです」

そう報告してくれたDさんですが、
失敗続きで嫌いになりかけていた自分自身のことが
嫌ではなくなったそうで、
疲れていても、気持ちはとても前向きだと
うれしそうにおっしゃっていました。


やる気次第では、道は開ける。
4度失敗してもあきらめず頑張るDさんにとって
失敗は、きっと過程。
Dさんならきっと
成功にたどりつけると思います。

Dさん、体調には気をつけて、
自分の看護、見つけてくださいね。

※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

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