2024.2.15
「やっぱり看護師として働きたい」大規模病院の勤務で挫折経験のあるKさんの場合
会社員として働いていたKさんは、就職してからも看護師になる夢をあきらめきれず、29歳で資格を取得し憧れの看護師になりました。しかし、高レベルの知識と技術を求められる急性期病棟に配属され、仕事についていけず半年で退職することに。その後Kさんはコンビニでアルバイトとして働くものの、やはり看護師として働きたいとレバウェル看護にご相談してくださいました。
看護師経験が短く、自信がなさそうな様子を見せるKさん。そんなKさんに、アドバイザーはある提案をしてみました。
努力しても良い結果が得られないとき、「自分はダメだ」と思ってしまいがちですよね。しかし、努力できること自体が、素晴らしい才能だと思います。
今回ご紹介するKさんも、真面目な頑張り屋の看護師さんでした。
Kさんは会社員として働いていましたが、子どもの頃から憧れていた看護師になりたくて、思い切って会社を退職。看護専門学校に入学して29歳で資格を取得し、念願だった看護師になりました。
Kさんが就職したのは大規模病院の急性期病棟で、高度な知識や技術を求められる忙しい医療現場。
同期入職の年下の仲間たちが業務に慣れていくなか、Kさんは要領をつかめないまま、わずか半年で退職してしまいました。
自信を失ったKさんは医療の現場を離れ、次に選んだのはコンビニのアルバイト。
一度は看護師の仕事をあきらめたものの、アルバイトをするなかで「やっぱり看護師として働きたい!」と思うようになったそうです。
「看護師経験が半年しかない私でも働ける病院はないでしょうか」と、Kさんはレバウェル看護にご相談くださいました。
Kさんは「今度こそ看護師として成長したい」と、長く確実に働ける病院を強く希望されました。
具体的な希望は特にないとおっしゃったので、Kさんの通勤範囲内の病院の候補をいくつか挙げてみました。
しかしKさんは、「大きい病院だと自信がない」「知らない病気や治療がたくさんありそう」と、なかなか希望の病院を決められません。
診療科や業務内容などのご希望をお聞きしても特にないとのことで、「やっぱり私は看護師に向いていないのかも」と小さな声でおっしゃるKさん。
看護師として働きたい思いとは裏腹に、強く不安を感じているご様子なので、退職に至った経緯を詳しくお聞きしてみました。
するとKさんは、「働き始めて、分からないことだらけだったんです」と、急性期病棟で多様な疾患、治療、検査、薬剤などに対応できなかった無力感を訴えられました。
同期入職の仲間たちは分からないことを教え合ったりしていたそうですが、Kさんには人間関係を築く余裕もなく、孤独感が募るばかり。
看護学校時代には一生懸命学習して自信を持ってケアをしていたのに、どうしたら良いか分からなくなってしまったというKさん。「知識が不十分なまま患者さんに接するのが怖いんです」と、ため息をつきました。
お話を伺っているうちに、マイペースながらも努力家であるKさんに必要なのは、研修制度が整っていて集中して勉強できる環境なのではないかと感じました。
私はプリセプター制度のある病院を探し、中でもスタッフの人間関係が良好だと知られる胃腸科専門と脳神経外科専門の病院をKさんにご提案しました。
研修制度がしっかりしている病院なら、働きながらフォローも受けられます。
Kさんは少し安心した様子で、「なるべくしっかり勉強できる病棟で働きたいです」と、2ヶ所とも面接をご希望。
病院側にはKさんの意欲とお人柄、半年間で退職に至った経緯を事前にお伝えしてありました。
そして、面接ではKさんの真面目で努力が一面が伝わり、2ヶ所とも内定。Kさんは、脳神経外科専門病院を選択されました。
「もう一度急性期に挑戦してみたくて」とおっしゃるKさんの声からは、前向きなやる気が感じられました。
再就職してからのKさんは、プリセプターの熱心な指導を受けて、自信とやりがいを持てるようになったとおっしゃっていました。
日々忙しい医療現場。頑張っても能力が発揮できず、自信をなくしてしまう看護師さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、環境を変えることで努力が実るケースもあります。
レバウェル看護では、あなたの努力が実る環境を探すお手伝い。ぜひお気軽にご相談ください。
ここでは、スキル不足を感じて退職したものの、看護師への復職を成功させたポイントをご紹介します。「経験が少なくても看護師として働きたい」「未経験でも活躍できる職場を探したい」という方は、参考にしてみてくださいね。
まずは、仕事で不安を感じる業務や状況を整理しておきましょう。ひとくちに看護師の仕事といっても、診療科や担当業務は多種多様。今の職場が合わなかったとしても、看護師として活躍ができないわけではありません。苦手な状況を避け、取り組みやすい環境をしっかり選ぶことで働きやすさが改善されるはずです。
転職を成功させるには、自分に合った働き方ができる職場を探すことが大切です。経験が少ない、業務に不安がある状況での転職では手厚いサポート体制のある職場がおすすめです。転職先によっては、ほぼ新卒と同じ扱いで新人教育を受けられることもあるでしょう。転職活動の際には、事前に応募先の教育体制をチェックしてください。自分のペースで仕事を理解でき、技術を学べる場所か判断することが重要です。
「もう一度、看護師として働きたい」「入職後の具体的な教育体制が知りたい」と不安を抱えている方は、レバウェル看護にご相談ください。レバウェル看護は、看護師求人に特化した転職エージェントです。看護の現場や転職に詳しいキャリアアドバイザーが、あなたの希望に合ったお仕事をご紹介します。無理なく活躍できる職場についてアドバイザーと一緒に考えられるので、転職後のミスマッチを防ぐことが可能です。もちろん、面接対策や書類添削などのサポートも完備しています。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
「レバウェル看護」を使うと、より詳しく話を聞くことができます。どんな転職先があるのか等も事前に知ることができます。
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