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2015年01月06日

他職種に転職したけれど・・・

一生懸命、サポートしたつもりでも、
「やっぱり看護師はもうやめます」
と言われることも、たまにあります。

そんな時は、
休養していただきたい気持ちと同時に、
人材紹介という仕事に無力さを感じ、
悔しく、寂しい気持ちにもなります。


今回、ご紹介させていただくYさんは、
肉体的にも、身体的にもつらい
看護師という職業自体に疲れ果て
異業種へ転職をしていた看護師さんでした。

Yさんは看護職を離れてから、
飲食業と事務の2箇所で
お仕事されていましたが、
どちらの職場でも嫌な先輩がいたり、
自分の許容範囲を越えた仕事を任されたりして、
耐え切れずに辞めてしまったそうです。

他の職種を経験することで、
看護師への思いを強くされたYさんですが、
「戻っても同じようにつらくなるのでは…」
という不安も抱えていらっしゃいました。

そこで、看護師の職場を
もう一度思い出していただき、
その上で、
「看護師に戻るかどうか」を判断できるようにと、
『お試し勤務』の看護師を探している
小規模クリニックをご紹介することに。

このクリニックの職員はみな、
長年勤めている人ばかり。
今回、看護師の一人が退職予定のため、
「スキル重視ではなく、
 スタッフとの相性がよくて、
 長く定着してくれる看護師を探したい」
と『お試し勤務』で
新スタッフを探していました。

「双方の意向が合えば採用する」
というお話でYさんも納得され、
まずは『お試し勤務』に入ることに。

Yさんも病院側も、
かなり慎重な姿勢だったので、
正直、採用までいけるかは不明でした。

しかし、1週間の勤務を終えたYさんから
「ぜひ、このクリニックで働きたい」
という連絡が来たのです。

クリニック側にYさんの意思を伝えると、
Yさんの人柄は申し分ないが、
一度「看護師を辞めたい」と現場を離れたことが
ひっかかるということ。

そこでYさんに
再度、意思確認をすると、
「私はやっぱり看護師でいたいです」
というお返事が。

そんなYさんの思いをクリニック側に伝え、
無事、本採用が決まりました。

それから半年が経ちますが、
Yさんはすっかり
スタッフとも患者さんとも仲良くなり、
お仕事を続けています。

「大変なことはあるけれど、
 看護師が好きって気付けたからもう大丈夫です」
と言うYさん。
最近は、ホットヨガにもはまっているそうです。

以前は、仕事だけで疲れていたけれど、
プライベートで身体を動かした方が、
身体も気分も調子がいいそうです。


看護が本当につらくて、
まったく違った職業へと
転職された看護師さんを
これまで多く見てきました。

しかし、同時に、
「やっぱり看護が好き」
と戻ってこられた看護師さんにも、
多く出会っています。

自分も本当に疲れた時に、
「なぜ人材紹介の仕事を選んだのだろう?」
と思うことがありますが、
ご相談いただいた看護師さんから
「相談してよかった」、「ありがとう」などの
お言葉をいただくと、
「やっぱり自分はこの仕事が好きだ!」
と再認識します。

これからも、
「戻りたい」と
思っている看護師さんたちに、
「充実できる職場を
ご紹介できるよう頑張ろう」
と思う、Yさんのケースでした。

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※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

キャリアアドバイザーからのメッセージ

転職のサポート以外にも、看護師さんのお役に立てることがあるんじゃないか。
そんな思いで、この「お悩み相談集」をつくりました。

たくさんの看護師さんとお話しさせていただいてきた私たち。
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