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2015年02月10日

思いがけない再会

「世間は狭い」とよく言われますが、
思いもしなかった場所で
懐かしい人と再会することってありますよね。

そんな再会が、
忘れていた自分を思い出させてくれたり・・・。


今回、ご紹介するGさんは、
新卒から25年以上、
公立病院で勤務された後、
転居などが重なり、
転職を余儀なくされるも、
納得のいく職場に出会えないまま、
5年間で6つの病院を転々とされていた
ベテラン看護師さんでした。

現在、働いている病院でも、
提示を受けていた条件とは話が違い、
不満を感じる日々。
転職を繰り返していたので、
「すぐの面接ではなく、話を聞くだけ」
というスタンスでご相談くださいました。

Gさんの経歴やご希望、
仕事についてさまざまなお話を
伺っているうちに、
Gさんが本当に不満を感じているのは、
給与や条件にではなく、
看護をしていくための目標や、
モチベーションを感じるポイントが
ご自身の中で明確でないことが
原因ではないかという気がしました。

そこで、条件ではなく、
Gさんが興味を感じるという病院へ、
面接ではなく見学に行ってみることを勧めました。
転職をされずとも
Gさんの刺激になれば、
と思ったのです。

見学後にお電話をしてみると、
Gさんは興奮された様子で、
「面接に進ませて欲しい」
とおっしゃいました。

理由をお伺いすると、
見学の際、
病院の説明をしてくれた担当者から
ある先生の名前が出たというのです。

その先生は、
Gさんが新卒のときに働いていた病院で
一番初めにお世話になった先生でした。

人気の医師のため、
見学した当日は先生に会うことはできませんでしたが、
尊敬する先生に
「自分の成長した姿を見せたい!」
と強く心を動かされたそうです。

そして、面接の日。
面接時には私も同行していました。
応接室に向かう廊下を歩いていると、
Gさんが「あっ!」と声をあげました。
すると向かいから歩いてきた男性医師が、
「おっ」と驚いて、立ち止まりました。

互いに「年取りましたね」と
嬉しそうに話すその方こそ、
Gさんの恩師とも言える先生だったのです。

そのまま、先生も一緒に応接室に入り、
和やかな雰囲気の面接がスタート。
もう内定も入職も決まったような
話し合いでした。

 
それから2年。
Gさんは病棟師長として活躍されており、
病院側からは、
「Gさんは常に向上心のあるすばらしい看護師ですよ」
と今もお声をいただきます。

恩師との再会が、
先が見えなくなっていたGさんに
初心を思い起こさせてくれたんですね。

こんなこともあるのだな
と感じるのと同時に、
あの再会は、
Gさんが何かに導かれていたのでは、
と感じています。


縁がもたらす再会のタイミングには、
何か意味があるのかもしれませんね。

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