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2015年04月15日

男性恐怖症を抱えて

先日、隣の席の同僚が、
実は介護をしながら働いている
と知り、とても驚きました。
ご両親が高齢な上、
お父さんの介護が必要になったため、
実家に戻ったのだそうです。

「一人っ子だしね」と笑う彼を
本当にえらいなと思いました。


今回、ご紹介するKさんは、
精神科病院で
7年の経験のある看護師さんでした。

Kさんは地元に帰ってきて、
こちらで仕事を探したいと
ネットからご登録いただきました。
「女性のアドバイザーを希望」
と書かれてあったため、
私が担当をすることに。

詳しく伺っていくと、
・精神科なら女子病棟
・それがなければ、小児科・産婦人科・美容外科
・それ以外なら、男性がいないところ
というご希望でした。

ここまでの経緯で、
はっきりとはお話しされませんが、
男性が苦手な方なのだなと感じ、
できるだけKさんが負担に感じない環境を
探すことにしました。

しかし、Kさんの地元で
女子病棟や小児科・産婦人科・美容外科などは
求人自体がほとんどなく、
他にも保育園・幼稚園・乳児園など
できる限りあたってみましたが、
現在、看護師の求人は考えていない
という回答でした。

男性のいる病院なら、
好条件求人があったのですが、
無理を強いるのは
Kさんにとってはよくないと思い、
大変、申し訳なかったのですが、
「求人が出たら連絡します」
とお伝えし、
その時は、ご紹介できませんでした。


それからKさんは、
知人の紹介で保育園の補助要因として
お仕事をされていたようですが、
「やはり正社員になりたい」と、
再びご連絡いただいたのです。

以前より私に慣れてくださったのか、
打ち解けた様子のKさんは、
実は、前職の精神病棟で、
男性の患者さんから暴力を受け大怪我をした、
というつらい退職理由を
打ち明けてくださいました。

「でも、やっぱり看護師の仕事がしたいんです」
というKさんは、
以前より通勤距離なども広げて、
経験のある精神科で探して欲しい
とおっしゃいました。

つらい思い出を話してくださった
Kさんが安心して働けるよう、
いくつかの病院をあたり、
800床弱の精神科単科病院で、
女性メインの病棟に配置してもらう
と言う条件で、
面接をしてもらえることになりました。

面接では、Kさんご自身が、
前職での怪我のこと、
それでも看護師をしたい思いなどを
伝えることができ、
内定をもらうことができました。

入職後、Kさんからのメールで、
『自分が夜勤の時は、
 ベテランで頼もしい男性看護助手がいてくれるので、
 不安なく、過ごせています』
と報告してくださいました。


人には言いづらい条件を抱え、
それでも生活のために
無理をして働かれている方も
多くいらっしゃると思います。

その条件を抱えていかなければならないのならば、
無理をするのではなく、
できるだけ良い環境でお仕事できるよう、
お手伝いさせていただきたいと思います。

言葉にしたくな思いもあるかと思いますが、
転職は状況を変えるチャンスですので、
ご相談の際に、なんとなくでもいいので、
教えて頂ければ、と思っています。

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