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2015年04月28日

ご主人を味方につける転職

転職や復職を考えるとき、
みなさんはどんなタイミングで
ご家族に伝えていますか?
一人で一生懸命考えたあげく、
ご主人に伝えた結果、反対された、
という経験はありませんか?

小さなお子さんをお持ちの方は、
特に悩まれるのではないでしょうか。


31歳の看護師Dさんは、
外科病棟で4年間勤務したあと、
出産を機に退職し、
子育てに専念していました。

Dさんはお子さんが1歳になると、
保育園に預けて復職することを決心され、
日勤常勤の病院のお仕事を探して
ご相談くださいました。

しかし、Dさんの通勤圏内の病院は、
常勤だと夜勤が必須でした。

夜勤はしたくない、とおっしゃるので
日勤のみの非常勤をおすすめしましたが、
「高給与の常勤でないと困るんです」
と、おっしゃるDさん。

お話を伺うと、
最近ご主人の収入が激減してしまい、
住宅ローンを支払うためにも、
安定した高収入が必要だそうなのです。

そこでDさんに、
託児所併設の療養型病院をおすすめしました。
夜間保育にも対応していて、
通勤と託児の動線もスムーズです。
Dさんは「それなら、夜勤も安心してできますね」
と喜んでくださいました。

しかし、ご主人は夜勤に猛反対。
お姑さんからも電話で
「夜中に子どもを預けて働くなんて、無責任だ」
と怒られてしまったそうです。

なんとかして就職したい、と焦るDさんですが、
ご主人は収入アップの必要性を感じながらも、
初めての子育てに自信がないため、
Dさんの復職自体に不安があるようなのです。

「実は私も、子どもを預けるのは不安なんです」
とDさんがおっしゃったので、
就職するかどうかは後で考えることにして、
とりあえず託児所を見学してみては、
とご提案しました。

その後Dさんご夫婦は病院の託児所を見学され、
アットホームな保育の様子に、
たいへん好感を持たれました。

それをきっかけにDさんは、
「たいへんなのは子どもが小さいうちだけだから、
夫婦で協力すれば絶対乗り越えられるはず。
託児所付きの病院に就職すれば、
もう1人産んでも復職しやすく、
一石二鳥だと思う。」
と、ご主人を説得されたのです。

そしてDさんはご主人の了解を得て、
ついに就職面接に臨むことができました。
また、病院側と調整の結果、
夜勤は週末に月1回で良い、ということになり、
無事に入職されました。

それから半年後、
病院訪問時にDさんの姿をお見かけしましたが、
他のスタッフに溶け込んで
きびきび働いていらっしゃいました。

ご主人も託児所の送迎などでお子さんと関わり、
育児に積極的になってきたとのこと。
お姑さんも今では安心され、
Dさんのお仕事を応援してくださるそうです。


働くということは、
生活に直結することで、
家族にも大きな影響を与えます。

自分ひとりで決めた考えを伝えるより、
一緒に考えて出した結論の方が、
家族は協力的になってくれるものです。

無理なく、上手くご主人にも
転職活動に参加してもらうことで、
家族にとってよい解決策が
見つかるかもしれませんよ。

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※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

キャリアアドバイザーからのメッセージ

転職のサポート以外にも、看護師さんのお役に立てることがあるんじゃないか。
そんな思いで、この「お悩み相談集」をつくりました。

たくさんの看護師さんとお話しさせていただいてきた私たち。
キャリアアドバイザーの中には、これまで1,000人を超える看護師さんとお会いさせていただいた者もいます。

もしかしたら、あなたと同じようなお悩みを感じている看護師さんがいるかもしれません。

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