お悩み相談室

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2015年07月07日

話してみなければ何も始まらない

先日、サッカーの応援に車で行った時のこと。
スタジアム周辺のコインパーキングが、
どこも満車で困り果てていると、
応援しているチームのステッカーを貼った車が、
月極め駐車場から出てきました。
そこで、
駐車料金を支払うので貸して下さい、
とお願いしたところ、
「今から遠出しないといけないから、
 自分の分まで応援して来てください」
と快く無料で貸してくれたんです!
勇気を出して話してみてよかったです。


さて、今回ご紹介するYさんは、
急性期で18年勤務してきたベテラン看護師さん。
15年以上、現在の個人病院で
子育てとの両立のため日勤常勤で勤務してきました。

しかし、最近、看護部長が新しく外部から着任し、
方針が変わってしまったために、
「子供が高校生になったなら夜勤にも入ってください」
と言われてしまったそうです。
“家庭優先で働く”という家族との約束を守るため、
Yさんは転職を考え、ご相談くださいました。

ご希望は、
『お子さんの生活リズムが変わらないように
 今後も日勤常勤が続けられる職場』
ということでした。

Yさんのお住まいの周辺は
日勤常勤自体があまりなく、
夜勤のある事業所もめったに求人が出ないエリア。
そこで、
普段から懇意にさせていただいている
精神科単科の病院へ打診してみると、
前向きな答えをいただくことができました。

『日勤のみの場合は、早番と遅番に対応できること』
というのが必須条件でした。
Yさんもご納得いただけて選考に進んだのですが、
ご家族から、
『早番の時間帯に入ると、
 家族の朝食を作ったり、子供を送り出すのに支障が出る』
と反対を受けてしまったのです。

「ブランクは作りたくなかったんですけど、
 子供が学校を出るまであきらめるしかないですね」
と落ち込まれているYさん。

せっかくご相談いただいたのに…と思い、
再度、病院側に相談しました。

看護師長さんからは、
Yさんだけを日勤の遅番だけで認めてしまうと、
他のスタッフから文句が出てしまうし、
Yさんご自身も働きづらい雰囲気になってしまうのでは、
と心配の声が。

それでも、一緒に考えてくださった看護師長さんから、
「お子さんのいる方で週末のみ夜勤に入っている方がいますよ」
という話が出てきました。

さっそくYさんにお伝えしてみたところ、
お子さんは平日は学校と塾で忙しいのですが、
とくに部活などに入っておらず、
休日は家でゆっくりしているとのこと。
つまり週末なら融通きくので、夜勤に入れるというのです。

こうして無事、ご家族の同意を得ることもでき、
Yさんはこちらの病院へ入職を決められました。

「あきらめるしかないと思っていました」
とYさんはとても喜んでくださいました。

今回は、Yさんと看護師長さんと共に、3人1脚で、
どのような可能性があるかを相談していく中で、
結論を出すことができ、本当によかったなと思います。
私自身も「あきらめなくて良かった」と実感しました。

みなさんもいろんな場面で
躊躇したり、悩まれることもあるかと思いますが、
勇気を持って伝えることから始めてみてほしいと思います。

話してみなければ何も始まりません。
伝えることで、困難なことでも、
乗り越えられるかもしれませんよ。

※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

キャリアアドバイザーからのメッセージ

転職のサポート以外にも、看護師さんのお役に立てることがあるんじゃないか。
そんな思いで、この「お悩み相談集」をつくりました。

たくさんの看護師さんとお話しさせていただいてきた私たち。
キャリアアドバイザーの中には、これまで1,000人を超える看護師さんとお会いさせていただいた者もいます。

もしかしたら、あなたと同じようなお悩みを感じている看護師さんがいるかもしれません。

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