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2016年01月12日

クリニックから解雇されて…

同僚が先日、
「ずっとビリだった息子の成績が急に上がった」
という話をしていました。
新しい塾との相性が良かったというのです。

同じことを学ぶのでも、
自分に合う教え方をしてくれると
理解度が増すことってありますよね。


さて、今回ご紹介するのは、
新卒で入った急性期の2年が一番長い勤務で、
その後、転職を繰り返してきたという
看護師のDさんのお話です。

レディースクリニック勤務で、
産婦人科に興味を持ち、
「この道を突き詰めていこう!」と思ったDさんでしたが、
院長から「あなたはうちに合わない」と言われ、
わずか2ヶ月で解雇されてしまい、
進路が見えなくなったとご相談くださいました。

初めてお話したときのDさんは、
「転職を繰り返したくない」と思いながら、
一方で、解雇された事実に、
すっかり自信をなくされいるようでした。

もう一度、レディースクリニックで勤務するか、
それとも一般病棟に戻るかの話し合いましたが、
どちらとも決めかねているご様子のDさん。

「クビになったのは、
 私のスキルが伴わなかったからなんです…」
Dさんがポツリとつぶやいた言葉に、
本当は、婦人科でやっていきたいのだな,
というDさんの気持ちを感じ、
「もう一度、婦人科を目指す勇気を持っていただきたい!」
と思いました。

そこで、仕事内容ではなく、
「“職場が自分と合っているのか”で決めてみませんか」
とお伝えし、
レディースクリニックと一般病棟の両方へ
面接に行ってみることをご提案しました。

先に一般病院の面接に行かれたDさんは、
面接してくださった看護部長さんの印象がとてもよく、
「ここなら頑張れそう」
と好感を持たれたようでした。

次に行ったレディースクリニックは、
遠方からも患者さんが来る人気のクリニックで、
忙しくはありますが、人員配置にゆとりがあり、
教育体制がしっかりとしているクリニックです。
しかし、面接で院長先生から、
「職歴が多いけど、うちは忙しいから大丈夫?」
と厳しいお言葉を受けてしまいました。

面接の報告をくださったDさんは、
始めは緊張したけど、その厳しい空気の中に、
“自分が本当にやりたい看護がある”と感じ、
その思いを院長先生に伝えることができた、
と話してくださいました。

難関と言われるクリニックでしたが、
Dさんの本気の思いが伝わって、見事、内定!

好感を持った一般病棟でしたが、そちらは辞退し、
レディースクリニックで
外来看護師のスペシャリストになるべく
新しいスタートを切られたのでした。

それから2ヶ月が経ちますが、
Dさんは、接遇と知識を磨くべく、
毎日、頑張られています。

前のクリニックの院長から
「あなたはうちに合わない」と言われ、
自己否定された気分だったというDさん。
「あのクリニックは私には合わなかったです。
 合う場所で頑張ればいいんですよね!」
と気持ちがスッキリし、
前向きになれたようでした。


確かに個人クリニックなどでは、
仕事内容ばかりではなく、
スタッフとの相性やクリニックの方針と合うのかは、
とても大切なことだと思います。

現在、小規模な個人クリニックで
「仕事が上手くいかない」、
「人と上手くやっていけない」、
と悩まれている看護師さんも、
それはあなたがダメというわけではなく、
相性が合っていないだけかもしれません。

やりたいことをあきらめたり、
看護師でいることをあきらめる前に、
「自分に合う職場があるかもしれない」、
ということを考えていただければと思います。

どうか、ご自身を責めないでください。
きっとあなたに合う職場がありますよ。

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※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

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