子育てと仕事を両立したいママさんナースが安心して働ける環境を探すには?

2023.9.28

仕事と家庭を両立するイメージ

「子育てに理解のある職場で働きたい」育児と家事を一人で担当しながら働くTさん(30歳/女性)の場合
2歳と3歳のお子さんをもつTさんは、家事と育児を1人で担当しながら、クリニックでの勤務も続けていました。しかし、お子さんの都合で仕事を休むことが増えると、職場側から非難めいた声が聞こえてくるようになったそうです。
仕事と家庭を両立させたいTさんは、レバウェル看護へ転職のご相談をしてくださいました。アドバイザーは、Tさんの希望条件をヒアリングしつつ、より良い環境で働けるよう、とある提案をしました。

幼い子どもを育てながら働ける環境を見つけたい

仕事と育児との両立は、看護師にとって大きな課題といえます。クリアできるかどうかはご本人の努力だけでなく、職場やご家族の協力によるところも大きいといえるでしょう。

今回ご紹介するTさんは30歳で、2歳と3歳、2人のお子さんをもつママさんナース。総合病院の病棟や介護施設での勤務経験があり、ご相談を受けたときはクリニックにお勤めでした。

Tさんのパートナーは海外へ出張に出ることが多く、お二人のご両親も働いていたので、Tさんがほぼ一人で家事と育児を担当。お子さんが急に熱を出して保育園から呼び出されたときも、保育園をお休みしたときも、Tさんが職場を休んで対応されていました。

すると、次第に職場で同僚の態度が冷たくなり、Tさんへ非難めいた声すら聞こえてくるようになったそうです。

Tさんは心身ともに疲れてしまい、仕事を辞めようかと思われたことも。しかし、離職状態が2ヶ月以上続くとお子さんたちが保育園を退園しなくてはならない規則だったので、お仕事を続けながら転職活動されていました。

レバウェル看護にご相談くださったのは、そんなときでした。

ヒアリングでは、仕事と家庭の両立を難しくしていた原因をはじめ、働き方やキャリアについてのご希望を詳しく伺いました。

Tさんは、「幼い子供を育てながら働き続ける大変さを分かってもらえる環境じゃないと、また同じ状況になってしまいますよね。そんなところ、見つかるんでしょうか?」と不安そうに話されました。

「育児経験のある看護師さんが多い職場がおすすめです」

そこで、「Tさんのキャリアを活かせること」「残業が少なく、少し大きくなったお子さんを持つママさんナースが複数人活躍している環境」を条件に、求人をご紹介しました。

Tさんは、「うちと同じ幼いお子さんを育てている方が多い職場のほうが、私には合っている気がするんですけど…」と不思議そうにされていました。

私は、「ある程度大きいお子さんがいるママさんナースの方は育児にあまり手がかからないので、Tさんがお仕事をお休みされてもカバーしてくれる可能性が高いですよ。Tさんがいまご苦労されていることをすでに経験されているので、その大変さをよく分かっていらっしゃると思うんです」と説明すると、ご理解いただけたようでした。

先輩職員のサポートを受けながら仕事と育児の両立を実現

このようなやり取りを続けたのち、Tさんのご自宅近くの介護施設の求人が、条件にぴったりでした。早速ご紹介してみると、面接を希望され、見事内定。Tさんの入職が決まりました。

面接で担当の方から、「周囲への気遣いを忘れないでいてくだされば、お子さんのために仕事をお休みされることは問題ありません」と言われたことが、決め手になったそうです。

Tさんはその後、ほどなく新しい職場に慣れたご様子で、入職から数ヶ月経った頃、メールをいただきました。

そこには、「元気に働いてます!職場にママさんナースの先輩方が多いので、色々サポートしてもらえて心強いです。ありがとうございました!」というメッセージが。Tさんの生き生きと働く姿が、はっきり思い浮かびました。

この記事をご覧の方のなかにも、仕事と子育ての両立に悩むママさんナースがいらっしゃるでしょう。

行き詰まってしまったときは、どうか1人で抱え込まないでください。頑張りすぎて体や心が壊れてしまう前に、まずは職場の上司とご家族に相談してみましょう。

それでも仕事量や育児の分担など、状況が変わらないようでしたら、転職を検討してみてくださいね。

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転職成功のポイント

ここでは、幼い子供の育児と仕事を両立させたい看護師さん向けに、転職成功のポイントをご紹介いたします。現在の職場では両立が難しいとお考えの方は、以下の内容を参考にしてみてください。

育児経験のある看護師の多い職場を選ぶ

現在仕事と育児の両立で大変だと感じている方は、育児経験のある看護師さんが多い職場を選ぶと良いかもしれません。過去に同じような経験をしている人がいれば、幼い子供を育てる大変さを理解してくれるので、仕事でのサポートが受けやすいでしょう。また、育児における悩みごとが生じたときも、周囲に相談がしやすいのもメリットといえます。

感謝の気持ちを伝えることを大切にする

子供の体調不良で早退や欠勤になるのは仕方のないことです。仕事を休まざるを得ない状況になったら、自分の仕事を担ってくれる周囲の看護師に対し、感謝や気遣いの気持ちを示すようにしましょう。周囲のサポートを当たり前と思わず、常に気遣いできる姿勢でいれば、人間関係のトラブルも回避できます。

レバウェル看護に相談する

「現在の職場では仕事と子育ての両立が難しい」「子育てに理解のある職場で働きたい」とお考えの看護師さんは、レバウェル看護の転職支援サービスをご活用ください。

レバウェル看護では、専任のアドバイザーが育児に理解のある環境や、家庭に関する福利厚生が充実している職場をご紹介できます。職員の年齢層や休みの取りやすさ、サポート制度などの具体的な情報を掴めるため、自分に向いている環境を見つけることが可能です。すべてのサービスは無料なので、お気軽にご相談くださいね!

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