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2016年11月08日

がんばる“ママさんナース”が安心できる職場とは?

働く女性にとって、
仕事と育児との両立は大きな課題。
クリアできるかどうかはご本人の努力だけでなく、
職場やご家族の協力体制によるところも
大きいようです。

今回ご紹介するTさんは30歳で、
2歳と3歳、2人のお子さんを持つママさんナース。
総合病院の病棟や介護施設に勤務された後、
当時はクリニックにお勤めでした。

しかし、旦那さんは海外へ出張に出ることが多く、
お二人のご両親も働いていたので、
Tさんがほぼ一人で家事・育児を担当。

お子さんが急に熱を出して
保育園から呼び出されたときも、
保育園をお休みしたときも、
Tさんが職場を休んで対応されていました。

すると次第に職場で同僚の態度が冷たくなり、
Tさんへの非難めいた声すら
聞こえてくるようになったそうです。

Tさんは心身ともに疲れてしまい、
仕事を辞めようかと思われたそうですが、
離職状態が2ヶ月以上続くとお子さんたちが
保育園を退園しなくてはならない規則だったので、
お仕事を続けながら転職活動されることに。

看護のお仕事にご相談くださったのは、
そんなときでした。

ヒアリングでは、お仕事とご家庭との両立を
難しくしていた原因を始め、
働き方やキャリアについての
ご希望を詳しく伺いました。

なかでもTさんが、
「幼い子供を育てながら働き続ける大変さを
分かってもらえる環境じゃないと、
また同じ状況になってしまいますよね。
そんなところ、見つかるんでしょうか?」
と不安そうに話されていた姿は印象的でした。

そこで、Tさんのキャリアを活かせることを始め、
残業が少なく、
少し大きくなったお子さんを持つママさんナースの方が
複数人活躍している環境があることを条件に、
求人をご紹介しました。

するとTさんは初め、
「うちと同じ幼いお子さんを育てている方が多い職場のほうが、
私には合っている気がするんですけど…」
と不思議そうにされていましたが、

こちらから
「ある程度大きいお子さんがいるママさんナースの方は
育児にあまり手がかからないので、
Tさんがお仕事をお休みされても
カバーしてくれる可能性が高いですよ。

それと、Tさんが今ご苦労されている
働きながら幼いお子さんを育てることを
すでに経験されているので、
その大変さをよく分かっていらっしゃると思うんです」
とご説明すると、ご理解いただけたようでした。

それからしばらくして、
ご自宅近くの介護施設の求人がぴったりだったので
ご紹介すると、見事内定。
Tさんの入職が決まりました。

面接で担当の方から、
「周囲への気遣いを忘れないでいてくだされば、
お子さんのために仕事をお休みされることは、
問題ありません」
と言われたことが、決め手になったそうです。

Tさんはその後、ほどなく新しい職場に慣れたご様子で、
ご入職から数ヶ月経った頃、メールをいただきました。

そこには、
「元気に働いてます!職場にママさんナースの先輩方が
多いので、色々サポートしてもらえて心強いです。
…略…ありがとうございました!」
というメッセージが。
Tさんの生き生き働く姿が、はっきり思い浮かびました。

この記事をご覧の方のなかにも、
仕事と子育てとの両立に悩むママさんナースの方は
いらっしゃるでしょう。

でもどうか1人で抱え込まないでください。
がんばりすぎて体や心が壊れてしまう前に、
まずは職場の上司とご家族に相談してください。

それでも仕事量や育児の分担など、
状況が変わらないようだったら、
転職を検討してみてくださいね。

お子さんだってきっと、ツラそうなママではなく、
笑顔のママを見たいはずですから。

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※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

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