質問したキッカケ
内科病棟に勤めている新人看護師です。SpO2値を測定するときに、なかなか測定できなかった患者さんがいました。チアノーゼの出現や呼吸数の異常、呼吸状態も普段と変化しなかったので、様子を見つつ先輩看護師に報告をしました。その後、先輩看護師が測定した際に測定でき、値も問題なかったことがあります。そもそも私自身「SpO2についてきちんと知っているのか?」と疑問に思いました。
質問したいこと
SpO2についてと、測定方法の注意点、また測定できなかった場合の対処方法を教えてください。
ひとこと回答
SpO2とは、経皮的動脈血酸素飽和度であり、パルスオキシメーターを使用し、簡便に測定することができます。
詳しく説明すると
初めまして。ご質問ありがとうございます。徐々に先輩看護師と一緒に患者さんを受け持ったり、処置を行ったりする時期でしょうか。
SpO2は、日常のバイタルサインの際にも欠かせないものですね。1日何回か測定しますよね。時々、測定しづらい患者さんもいますね。
通常では、爪で測定することが一般的ですが、爪での測定が困難であることもあります。そのような際には、耳を使用することもあります。耳の場合は、パルスオキシメーターの種類によっては測定が困難な場合もあります。持続的に使用できるシールタイプの場合ですと測定しやすいです。
どのような際に、SpO2の測定値が低く出やすいか一緒に考えていきましょう。まず、一般的には、爪で測定します。爪の問題でも測定値が低下したり、測定しにくかったりすることもあります。爪がない場合(はがれてしまっている場合など)、マニキュアを塗っている、爪白癬がある場合などは測定値が低くなり、測定できないこともあります。
測定部位の問題としては、測定部位に冷感がある、浮腫がある場合ですと測定しにくくなることが多いです。
爪に関しては、白癬の場合、白癬でない指で測定することが大切になります。値の有無だけではなく、その他の患者さんへの感染も考慮した上でも重要になっていくと思います。またマニキュアを塗っている場合は、爪の色調などの観察も大切になっていくため、落としてもらうことが必要になっていきます。
測定部位に冷感がある場合ですと、温めることが効果的になります。測定しづらいと分かっている患者さんは予め温め、測定したいときに測定できるようにしていました。
浮腫のある患者さんの場合ですと、浮腫を取り除くことは困難になります。私の経験上、しばらくパルスオキシメーターを装着しておくと、測定できることもあります。また親指で測定すると、測定値がでやすいです。上記でも困難である場合、きちんと観察が必要な場合は、持続的に測定できるモニター型を使用し、持続的に見ることにしていました。それでも困難な場合は、医師に依頼し、動脈血ガスを測定してもらうこともありました。
おわりに
SpO2について説明させていただきました。バイタルサインの一つでもあり、観察が必要になっていく部分です。慣れていくまで大変と思いますが、これからも頑張ってください。応援しています。