方法や期間は?看護師が海外で働くための近道

2022.10.11

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「看護師として海外で働いてみたい」と思ったことはありますか? しかし、海外で働いてみたくても、難しそうだとあきらめてしまう方は少なくないようです。
看護師という仕事は、世界中で必要とされる職業のひとつです。では、どうすれば海外で働けるのでしょうか?

海外で看護師として働くには

海外で看護師として働くには、主に2つの道があります。

1.国際看護師

国際看護師は、日本以外の国に定住して、その国の病院に所属して働く看護師です。国際看護師として働くためには、3つの条件があります。

1.その国の看護師資格を取得する

各国の看護師資格を取得する方法は、その国によりますが、日本の看護師資格があれば、認定試験を受けたり、短期の研修を受ければいい国もあります。

また、その国の看護学校を卒業する必要がある場合もあります。それには、高い英語力も必要になってきますね。いずれにしても、働くために英語力は必須です。

2.その国で働ける語学力

看護師資格のほかに、英語圏の主要な国ならTOEIC800~900点以上の英語力は必要です。しっかり会話ができないと、仕事もままなりませんよね。

3.就労ビザの取得

海外で働くためには、その国の就労ビザを取得しなくてはなりません。アメリカやイギリスでは現在、看護師の数が足りているので、外国人による看護師の就業を制限しており、就労ビザが取りにくい状況にあります。

2.看護ボランティア

看護ボランティアとは、短期間のみ海外で働ける制度で、いくつもの団体があります。有名なところでは、「青年海外協力隊」、「国境なき医師団」などは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

手順としては、それぞれの団体に応募し、各国に派遣されるという形になります。派遣先の国は、アジアや中近東、中南米やアフリカなどの発展途上国などです。
日本の病院のように清潔で設備の整ったところばかりではないので、過酷な環境になるかと思いますが、切迫した医療の必要性に看護師としての使命を感じる人も多いでしょう。

・応募資格
応募資格は各団体によって異なりますが、2年~3年程度の看護師経験、日常会話程度の英語力が必要なところが多いです。中には、語学力やキャリアを必要としないところもあります。

・期間
看護ボランティアとして働ける期間は、半年~1年、2年くらいのところが多いです。中には数日~1週間のところもあります。

・給与
ボランティアなので、無給のところもありますが、その場合でも現地での生活費などは支給されることが多いです。国境なき医師団など、月額15万円程度の給与が支給されるところもあります。

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英会話も学べる看護留学が近道

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国際看護師は敷居が高いし、看護ボランティアに行くのも勇気が出ない・・・。海外に行ったことがない人が不安に思うのも無理はありません。せめて語学力を高めることから始めたいですが、忙しい仕事の合間に英会話教室に通うのは大変。

それでも、ある程度の語学力があり、海外で働きたいという思いをかなえるために、まずは看護留学をしてみるのはどうでしょうか。

看護留学とは、看護師が海外へ留学して、医療英語を学んだりその国の医療現場を学べる制度です。

その種類は豊富で、行ってみたかった国や興味のある国から選ぶこともできます。海外の看護師資格を取得するためのプログラムもあり、大学編入手続きや現地の看護師登録などのサポートも万全です。

そのほかに、現地の看護助手として働いて給与をもらえるインターシッププログラムや、1週間くらいのお手軽な留学もあります。

まとめ

海外での看護師としての働き方、その道は意外とたくさんあると思いませんか?海外に定住するなら国際看護師が理想ですが、語学力がもっともネックになりますよね。ある程度の語学力がある方なら、まずは、短期の看護留学や看護ボランティアで海外の医療現場を感じてみるのがよさそうです。

そして、本気で国際看護師を目指すなら、語学力をアップして、海外の看護師資格を取得できるプログラムの看護留学を選ぶのが、近道になるでしょう。

いろいろ情報収集をしても、現地の状況や手続きには不安が伴うものです。そこをサポートしてくれる制度やサービスを利用して、働きたいと思った国に訪れてみてださい。

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