4月から走ってきたがんばり屋の看護師ほど注意!『5月病』から自分を守る方法を知っておこう

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春の新生活、希望や目標を持ってスタートをきった看護師も多いかと思います。
新年度に入ってみると新人看護師が入ったことによる環境の変化があったり、その新人も緊張や頑張りが続いて疲労が溜まっていたり…5月は何かと疲れが現れる季節ですよね。

さらに5月の終わりには梅雨がやってきます。人は太陽を長く見ていないと気分が落ち込んでくるもの。だからこそ梅雨が来る前に気分を平常に戻しておきたいですよね。

今回は、看護師が「5月病?」と思ったら、元気を取り戻す方法についてまとめました。


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◇こんな人は、5月病に注意!?


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◆「こんなはずじゃなかった」と思っている人


新人看護師や異動・転職により新しい職場でスタートを切った看護師の中には、理想と現実のギャップを感じて5月病になる人がいます。

人間関係や給与、やりがいなど職場や自分との理想にギャップがあり、「こんなはずじゃなかった」と感じている場合は、注意が必要です。


◆努力家、目標が高い人


看護師という仕事は、失敗すると患者さんに迷惑がかかってしまったり、最悪のケースは人の生命に関わる仕事のため、常に気を張って仕事をされていると思います。

それはとても重要で必要なことですが、完璧主義過ぎる人の場合、うまくいっている時は良いのですが、うまくいかないことがあると一気に落ち込んでしまい、気分を修正できずに、次第に5月病になってしまうことがあるので注意が必要です。


◆そういえば不調かも?と感じる人


「最近、寝付きが悪い」「一度目覚めると眠れない」「食欲があまりない」「食べても満腹に感じない」「常に頭痛がある」「なんとなくお腹の調子が悪い」「皮膚がかゆい」など、なんらかの不調状態が気づけば長く続いている方は、自分が気づかないうちに精神面も疲労している可能性があるので注意が必要です。
特に自分自身で認識できていない疲労は、5月病につながる危険性があります。

◇5月病から自分を守るための方法


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5月病になりやすいかも…と思った方は事前に予防対策をすれば回避することができますよ。5月病院にならないためにできる予防方法をいくつかご紹介します。


◆同級生と話そう


自分ひとりで溜め込まずに、誰かに心の中身を吐き出すことはとても大切です。
新人の方は特に、夜勤シフトに組まれてないうちに同級生と会話する機会を作ってみいてください。新卒から数年経った方でも、たまに同級生と話すと元気がでますよ。

毎日疲れて帰宅したら「早く眠りたい」と思うかもしれませんが、自分と同じような日々を送っている一緒に頑張ってきた看護学校の同級生とたまに話をするだけでも、心が軽くなりますよ。

ただし、相手と自分の差を比較しないこと。他人と比較するよりも、1ヶ月前の自分よりできていることがあることに目を向けてくださいね。


◆勇気を出して話せる人を見つけよう


毎日通う職場の中に、うちあけ話をできる人が見つかると、気分はとても楽になります。
はじめは誰かひとりでOK。できれば2人以上話せる人ができると、一人がなんらかの理由で退職することになっても乗り越えることができます。

似ている状況の人や共通項のある人(ママナースである、遠くから通っている、同い年など)だと共感し合えていいですよね。自分を許容してくれる人の存在は、何よりも心の支えになりますよ。


◆休日は仕事のことは考えない


仕事が辛い時は、仕事以外でもそのことを思い返してしまうことがあります。とくに責任感の強い人や完璧主義の方は、休みの日も仕事のことを考えてしまいがちに。
そこで「仕事のことは休日には考えない」と心に決めておくといいですよ。

四六時中仕事を引きずっていても良い影響はないですよね。リフレッシュすることは自分個人のためにも、看護師を続けていくためにも大切なことです。だからこそ心置きなく「休日は休日」と割り切って、休みを満喫してくださいね。


◆寝過ぎず、睡眠の質を大事に


毎日疲れていると、「たくさん眠って回復したい」と考える看護師もいるかと思います。
また先のシフトが大変だと「眠れるうちにたくさん眠っておこう」と思うかもしれません。

ですが、寝過ぎはかえって身体に負担を与えます。身体のだるさは、心も引きずってしまうの。睡眠はとても大切ですが、あくまでも寝すぎないように気をつけてくださいね。
また心地よく眠るよう適度に運動したり、湯船に浸かることで睡眠の質がよくなりますよ。


◆切り替えるポイントは割り切って


仕事で落ち込んだ気分を切り替えられない…。あるいは、仕事とプライベートの切り替えが苦手という方。
「仕事は仕事、休みは休み!」「できないことはできない。できるようにやっていくしかない!」など、割り切って考えることが大切です。

曖昧さは人を不安にさせます。でも、一度きっぱりと決めてしまえば、もうそこに向かってやるしかなくなるのです。人は曖昧なことより、きっぱりと決まっていることで心が強くなれますよ。


◆ポジティブな決意には注意


「運動しなきゃ!」「睡眠を取らなきゃ!」といった一見ポジティブな決意を自分に課さないことも大切です。課してしまうことで、できない時に苦しくなってしまうからです。

「睡眠を取らなきゃ!」と意気込んでいて、もしも寝れなかったら、それは身体のサイン。そんな時は「ああ、今は身体が寝れないってサイン出しているんだな」とただ受けとめるだけで大丈夫です。
あきらめてその時間を起きて過ごすのもいいですし、眠りが来るまで目をつぶって好きなことについて考えを巡らせてもいいので、「眠らなきゃ!」という気持ちに支配されないようにしてくださいね。

ポジティブなことでも無理に「~しなきゃ」と思うことは、逆に自分を追い詰めてしまい、いい結果にはならないので、「絶対こうしなきゃ」と思わないことも大事だと覚えていてくださいね。


◆できなかったことほど、あとで得意になることも


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苦手なこと、失敗してしまったことなどがあると本当に凹みますよね。
でも、看護は経験でしか学べないことが多くあります。

できれば失敗などしたくないですが、してしまったらそれをしっかり振り返り、足りないことを理解して、学びに変えればいいのです。

それに失敗したことや苦手なことほど、他のことよりも注意深く向き合えるものです。
看護師人生を振り返ってみると、案外、『苦手だったことがいつの間にか一番得意なことになっていた』という看護師も多いの。だからもし、落ち込むようなことがあった場合でも、できるように向き合っていければ大丈夫ですよ。


◆音楽のパワーを借りよう!


みなさん、好きな曲はありますか? 好きな曲は驚くほどパワーをくれます。
また今はあまり音楽を聴かなくなった人やあまり興味のない方でも、自分が学生時代によく流れていた曲などを聞いてみると、きっと心に響くものがありますよ。

音楽には人間を奮い立たせたり、癒やしたりする不思議なパワーがあります。5月病など心が弱っている時ほど、音楽にはパワーが宿るものです。ぜひ、試してみてくださいね。


◆うつ病かもしれない…と思ったら病院へ


5月病を脱出しようといろいろ試してみても、どんどん気持ちが落ち込んできてしまったり、あるいは体調が悪くなっていくという方、もしかしたら『うつ病』という可能性もあります。

その場合は、自分ひとりでもがかずに、専門医に相談することをオススメします。
自分ではどうしようもできない時に頼るのが専門医です。自分の弱さだと責めるのではなく、時には誰かを頼ってもいいのですよ。

今は病んでいても治療を開始するという行為が大事です。完治しなくても看護師として仕事を続けている方はたくさんいます。苦しいところで無理をしてもいいことは起こらないので、自分でどうしようもできない時は、専門家を頼ってくださいね。

おわりに


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高い目標を持ち希望に充ち頑張っている看護師のみなさん、それは本当に素晴らしいことですが、医療の現場ではすべてが思い通りに運ぶことはなかなか難しいものですよね。

理想のために頑張ったのに、理想通りに行かなかったら落ち込んでしまうは当たり前です。悪いことではありません。だけど、それですべてがツラくなってしまっては、せっかくの頑張りが報われませんよね。

看護師人生は長く続くものです。人生はよく長距離マラソンに喩えられますが、看護師人生も同様かもしれません。
長距離ランナーのように自分の身体や心に向き合って、今出すべき力を見極めて、必要なら休憩や給水を取りながら進むように、看護師もその時どきの自分を見つめて、ほどよくリフレッシュしながら、できることを増やしていけるといいですね。

4月から頑張ってきたみなさん、もし今、疲れを感じているのなら、ここは休憩ポイントだと考えて、誰かに話す、どこかへ出かける、好きなものに浸るなど、少しだけリフレッシュの機会を作ってみてくださいね。

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