もはやゲームだけのものではない。VR技術で医療現場はこんなに変わる!

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VR(ヴァーチャルリアリティー)はいまやエンタメ分野に限らず、医療現場のあらゆる場面でも活用されています。VRを導入したことによって、医療現場は大きく変化してきています。看護師の皆さんの中にも、すでに業務でVR技術を利用している方もいるかもしれませんね。だんだん身近になってきたVRについて、医療現場でどのように活用されているか、また今後の展望についてもご紹介します。

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VRを活用したリハビリテーション


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リハビリにVRを活用することによって、場所や環境の制限をなくすことができます。
例えば、歩行訓練や運動によるリハビリプログラムを行う場合は専門の器具や場所を用意する必要がありますが、VRでリハビリに必要な仮想環境を創り出すことによって、どこにいてもリハビリを行うことができるようになります。患者さんの状況によっては、通院することなく自宅でリハビリを行うことも可能になるでしょう。

また通常の患者さんのリハビリ以外にも、アスリートなど高度かつ実践を想定したリハビリの場合、実際と同じような場面をVR上に創り出してリハビリを行うことができます。元のパフォーマンスに回復させるまでの期間を短くできる可能性もあるのです。

また、これまではリハビリの経過観察を目視で行っていましたが、VR技術を導入することによって全て数値化することが可能となります。リハビリによる可動域や身体にかかる負荷を細かく計測し、数値化することによって、患者さんの状態に合わせて適切なリハビリテーションプログラムを提供できるようになります。

その結果、患者さんの早期回復にも繋がっていくのです。

長期間入院が必要な小児患者向けのVRコンテンツ


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VRで仮想コンテンツを作成できることによって、長期入院が必要な患者さんのストレス発散や治療にも役立てることができます。
特に、病院内の敷地やベッドの上で長い時間を過ごす小児患者にとって、お散歩や外出をしているような空間をVRで体験できれば、良いリフレッシュになりメンタルケアにも繋がります。

このように、今後は高齢者の歩行訓練などのリハビリ以外でも利用されることが考えられるでしょう。

看護師・医師のスキルアップにも活用されている


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医療現場において、VRは患者さんの症状改善だけに活用されているわけではありません。実は、患者を救う側である看護師や医師のスキルアップにも大きく役立っているのです。

本来であれば看護師や医師がスキルアップを図るためには、専門書からの知識習得だけでなく、現場で実践的な経験を多く積む必要があります。とはいえ、同じ症例の患者を何度も担当することができる機会はそうありません。そのため、スキルアップを図るために長い年月がかかってしまっていました。
また、看護師や医師がトレーニングを受けるには、専門知識を持った人から指導を受けなければなりなせんが、それもまた人件費が必要となっています。

そこでVRが一役を担います。VRを使えばCT画像などを3次元で再現することができ、仮想現実の中で同じ症例を何度も練習することができます。結果的に看護師や医師のスキルアップはもちろん、技術習得にかかる時間もコストも大幅に短縮することができるのです。

人手不足から即戦力となる看護師や医師が求められる現在の医療現場において、VRの導入は様々な問題の解決策となる可能性を秘めています。

とくに、国内で特許を取得した医療VRシステム「HoloEyesXR」が注目を集めています。「HoloEyesXR」は、CT画像やMRIデータを3次元で再現することができるアプリケーション。次世代のコミュニケーションツールとして、医療分野で大きな注目を集めています。

HoloEyesXRを導入することによって、専門分野が異なる医師同士のコミュニケーションも促進され、患者さんに対してより効果的な治療方法を提案することも可能となります。

医療分野でのVR導入は多方面の問題を解決できる


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現在の医療現場は、人手不足や教育にかかる期間や負担、そして患者の治療方法などあらゆる面において問題を抱えています。しかし、VRを導入することによって解決できる可能性がぐっと広がるでしょう。またこれまで以上に、患者さんにとって最善の治療方法を提案できることも増えるかもしれません。さらに、深刻な問題となっている看護師や医師の業務の負担軽減も期待できるのではないでしょうか。

現在はまだVRを導入している病院は少ないですが、今後増えていくことは間違いないでしょう。医療分野におけるVRの導入と発展に、今後も注目していきたいところです。

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