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5人の子育てと仕事の両立を実現「看護師として日々成長できる環境です」施設看護師インタビュー・小﨑 美和さん

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介護の現場で活躍する施設看護師へのインタビューシリーズ。今回は、「株式会社アール・ケア 認知症対応型通所介護葦束」に勤務する小﨑 美和(こさき みわ)さんを取材。施設看護のやりがいや思い、子育てとの両立方法について伺いました。


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プロフィール
小﨑 美和(こさき みわ)さん
「株式会社アール・ケア 認知症対応型通所介護葦束」(岡山県)勤務の38歳。5児の母。看護学校卒業後、総合病院の血液内科病棟に1年半勤務。その後同法人が運営する「デイサービスアルフィック」にて勤務。夫の転勤で熊本県へ移住後、ベビー系の教室を開いたものの熊本地震を機に岡山へ戻る。市役所の保険年金課に臨時職員として2年半勤務後、縁あって現職に。5人の子育てと両立しながら勤務をしている。休日は子どもが出場する野球や空手の試合を見に行くことが楽しみ。

目次


■6時間勤務のシフトで実現できた。5人の子育てと仕事の両立
■未経験の分野へ挑戦。相談しやすい雰囲気で不安が解消された
■「なにか様子がおかしい」日頃からよく見ていたからこそ気づけた小さな脳梗塞
■周りの人との連携がキーワード。職種を越えて協力し合いたい


■6時間勤務のシフトで実現できた。5人の子育てと仕事の両立


——現在の職務内容について教えてください。

認知症の方専門の通所介護事業所で、看護と介護の両面からお客様をサポートしています。お客様の数は1日に多くて12名ですね。看護業務は、褥瘡の処置や胃ろう、ストーマのケア、服薬管理、バイタルサインの測定、健康管理などが中心です。介護業務は多くないですが、介護士と一緒に送迎や入浴介助、食事介助などを担当することもありますね。認知症の方は身体の変化を自分で訴えることが難しいことがあるので、看護師の目線で日々の変化を見逃さないようにしています。

——5人のお子さんがいらっしゃるんですね。子育てと仕事をどうやって両立しているんですか?

実は今、午前8時半から午後2時30分まで休憩なしの6時間勤務なんです。小学生や保育園の子どももいるのですが、子どもが帰ってくるまでには家に帰れるような勤務シフトにしてもらっています。朝早い勤務なので子どもより早く家を出ることもありますが、その分帰宅時間が早いので家事をしたり子どもを習い事に送迎したりする時間の余裕ができているんです。この勤務シフトのおかげで子育てと仕事を両立できていると感じます。

■未経験の分野へ挑戦。相談しやすい雰囲気で不安が解消された


——現職に就くまでの経歴を教えて下さい。

看護学校卒業後は国立病院の血液内科病棟に1年半勤めましたね。その後結婚や出産を経て、2人目の子どもを出産し、「株式会社アール・ケア デイサービスアルフィック」に入職しました。その後、夫が熊本県へ転勤になったのを機に退職し、熊本で5人目まで出産しましたね。熊本ではベビーマッサージやベビースキンケア、リフレクソロジーの資格を取得してベビー系の教室を開催していたのですが、5人目の出産直後に熊本地震で被災し、岡山に戻ったんです。再就職するにあたって看護師への復職はブランクがあり不安だったので、市役所の保険年金課の臨時職員となり2年半勤めました。その後、縁あって再びアール・ケアに復職し、「認知症対応型通所介護葦束」で働くことになりましたね。

——現職に就くにあたって、不安なことはありましたか?

いろいろありましたね。病院で看護師をした経験が1年半程度しかなかったことや、医師が身近にいない環境だったこと、さらに葦束にはもともと看護師がおらずゼロからのスタートだったことも合わさり、不安でした。

ただ、葦束に入職する前に施設見学をする機会があり、実際の職場の雰囲気を知ることができたので、漠然とした不安は軽減されました。入職後も経験豊富な介護スタッフやほかの事業所の看護師と連携が取りやすく、気軽に相談できる環境だったので不安は徐々に解消されていきましたね。

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■「なにか様子がおかしい」日頃からよく見ていたからこそ気づけた小さな脳梗塞


——仕事を続けているなかで特に印象に残っていることや、やりがいはなんですか?

お客様の全体像を知って、深い関わりが持てるところがやりがいです。病院だと患者様の疾患や症状に着目して看護をしますが、施設では、お客様の日々の様子を通して異変がないか注意深く見なければいけません。そのため、お客様を取り巻く環境全体に目をやる必要があるのです。お客様のご家族や生活の環境、ご自宅での様子などを幅広く把握したうえで、介護スタッフや他職種のスタッフと情報を共有することが重要ですね。

過去に、お客様がいらしたときに、「なにか様子がおかしいな」と感じることがあったんです。ご本人は認知症を患っているので、自分の症状を口に出して説明できないようだったのですが、その方の表情や握る力に左右でバランスが取れていないような違和感がありました。状況をご家族に説明して病院の受診を勧めたところ、小さな脳梗塞がみつかったんです。病院の先生は「これは日頃からよく見ていないと見逃してしまう」と言っていたようで、実際ご家族は気づいておらず、私をはじめ施設のスタッフ数人だけが気づきました。早期発見だったこともありお客様は大事には至らず、短期入院で治療することができました。ご家族は喜んでいらしたし、退院したご本人がまた来てくれたときはすごく嬉しかったですね。

——仕事をするうえで大変なことはありましたか?

実は大変だと思うことはあまりないのですが、強いて言えば運転ですね。病院勤務だと送迎する機会はあまりないと思いますが、施設ではスタッフの数に余裕がある日以外は基本的に毎日私も送迎を担当しています。お客様を乗せて運転するのはいつになっても緊張しますね。送迎の際は、ご家族の方と薬や日々の状態について話すことがあるので、貴重な情報交換の場になっていると思います。

■周りの人との連携がキーワード。職種を越えて協力し合いたい


——施設看護師として、大切にしていることは何ですか?

スタッフ同士がお客様をサポートする仲間であることを意識しています。それぞれが果たすべき役割は異なりますが、看護師だから、介護士だから、作業療法士だから、といった考えを持たず連携することを大切にしていますね。

——今後の目標や展望はありますか?

縁あって認知症対応型通所施設に勤務しているので、認知症ケア専門士の資格を取りたいです。お客様だけでなく地域にお住まいの方に対し、看護師の目線から啓発活動をしていけたら、と考えています。業務面では、他職種との連携をもっと強めていきたいですね。

——最後に施設看護師に興味を持っている看護師へ一言お願いします。

施設看護師は、医療行為の面では病院より少なくなるかもしれませんが、それ以上にお客様のことを深く知ることができる仕事です。サポートやケアの内容を他職種のスタッフやご家族の方、地域の方と連携して考え、試行錯誤しながらケアにつなげていく過程がやりがいに結びつくと思います。施設勤務は看護師としての視点や感性を養えるし、子育てをしながらでも働けて成長を実感できる環境です。興味のある方はぜひ挑戦してもらいたいです。

——ありがとうございました。

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▲「株式会社アール・ケア 認知症対応型通所介護葦束」の施設は日本家屋の一軒家。落ち着いた雰囲気が魅力

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