お役立ち
2016.3.8
皆さんは「看護師の届出制度」をご存じでしょうか?
2015年10月から施行されたもので、看護師は離職時などに都道府県ナースセンターへ届出ることが義務化されました。
一体どのような制度なのか一緒にみていきましょう。
看護師の届け出制度は、もともと2014年6月に施工された制度です。2015年10月に、医療介護総合確保推進法成立に伴い「看護師等の人材確保の推進に関する法律(人確法)」の改正が行われました。
この制度が施工されて以降、看護師は離職した際などに氏名・住所・免許番号などの項目を各都道府県のナースセンターへ届けることが義務化されています。
また、ナースセンターへの届出方法は離職者本人が個人で行うだけでなく、最終勤務先の病院や介護施設などが離職者本人の同意を得て代行で届け出ることも可能です。
・離職後に都道府県ナースセンターが離職者の状況に合った支援を行うことができます。
それにより、看護職としてブランクなくキャリアを積むことができます。
・潜在看護師が働きやすい環境を作ることが可能になります。
ナースセンターは、看護師がなぜ潜在しているのか、どのような状況により働けないのかを把握しサポートを行う必要があるのです。
1・病院・診療所・助産所・介護老人保健施設・指定訪問看護事業等を離職した場合
2・保健師・助産師・看護師・准看護師の業に従事しなくなった場合
3・免許取得後ただちに就業しない場合
4・行政職や研究職などの保健師助産師看護師法に基づく業に従事していない方
5・看護師等の免許取得後、進学や留学などが理由で看護職の業に従事しない場合
6・届出制度施行前以前に離職している保健師・助産師・看護師・准看護師の方
・氏名、生年月日、住所
・電話番号、メールアドレスその他の連絡先に関わる情報
・保健師籍、助産師籍、看護師籍または准看護師籍の登録番号および登録年月日
・就業に関する状況
・職歴
・離職年月日
・復職の意向
・ナースセンターが行う無料職業紹介への登録希望
・離職時などに就業先が本人に代わり届け出る
・対象者本人が直接ナースセンターへ届け出る
こんな時は看護師等の届出サイト「とどけるん」があります。
スマートフォンやパソコンから簡単に届け出ることができますよ!
届け出た内容は「とどけるん」に集約され、情報をもとにナースセンターの相談員が状況に応じた支援を行います。
看護師の届出制度を利用することは、看護職が働きやすい環境作りの第一歩となります。
また、2016年1月からは届出者向け専用の情報配信コンテンツもオープンします。
お得なコンテンツも配信されるサイト「とどけるん」、いちどご覧になってみませんか?
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