看護英語の習得を支援する【特定非営利活動法人プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会】

2022.4.13

近年、グローバル化が進む日本では、国内にいても英語でのコミュニケーションが求められるケースが多くなってきています。それは一般的な仕事だけでなく、専門職として現場で働いている看護師の場合も同様です。

本記事では、看護現場において看護英語を運用できる人材の教育に務める団体を紹介します。

「仕事中に英語の必要性を感じた」「これからの時代に通用するスキルを身につけたい」という看護師さんは、ぜひ目を通してみてください。

特定非営利活動法人プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会

特定非営利活動法人プロフェッショナルイングリッシュコミュニケーション協会(以下、IPEC)では、「看護」と「法務」の2つの分野で専門英語教育事業を展開しています。

英語が話せない方にとって、突如として発せられる英語への対応は焦ってしまうものです。
英語を話す相手と円滑なコミュニケーションを図るには、語彙力をはじめ、会話力や読み書きする力が欠かせません。また、それが専門性の高い分野であれば、英語での専門用語も知っておく必要があります。

IPECの看護英語プログラムでは、テキスト教材「Nursing English in Action」の作成、オンライン上でのセミナーや学習コンテンツの提供、看護英語の運用力測定試験の実施などが行われています。プログラムは、海外での看護経験や、国際的な資格を持つ有識者で構成される看護英語ワーキング・グループが監修しているのが特長です。
基本をしっかりと押さえた、実践的な看護英語の習得をサポートしています。

 
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基本的な看護業務を看護英語で運用できる能力を測定する「TOPEC看護英語試験」

TOPEC看護英語試験は、学習した看護英語が身につき、実際に看護師が運用できるかどうかを測定するための試験です。試験内容は、「Nursing Vocabulary & Grammar」「Nursing Knowledge & Skills」「Reading」「Writing」「Listening」の5つのセクションからなり、60分間の試験時間が設けられています。
試験に合格した暁には自身のアピールとして活用できるため、これまでよりもさらに仕事の幅を広げられるでしょう。

また、試験対策講座がオンラインで行われているのも注目しておきたいポイントです。
試験対策講座では、本試験さながらのプラクティス・テストを期間内に計3回まで挑戦できます。テスト終了後は解答の正誤と点数を確認することで、自身の苦手な問題の傾向や習得レベルの把握に繋げられます。
そして、テストの後日に行われるのがライブ配信での講義です。5つのセクションごとに間違えやすい部分の解説や学習ポイントが取り上げられるため、本試験の合格により近づけるでしょう。

医療現場で役立つ英語が身につく「看護英語オンラインコース」

▲画像提供:IPEC

看護英語オンラインコースには、同団体が作成したテキスト教材に基づいた3部構成の「Nursing English in Actionオンラインコース」と、一次救命の現場で活用できる「BLS英語コース」が用意されています。
媒体にはパソコンやスマートフォン、タブレットなどを活用するため、時間や場所を選ばず学習することが可能です。さらに、受講期間中であれば動画を繰り返し視聴できます。忙しい医療現場で働く看護師でも、焦ることなく学習に取り組めます。

教材を基にしたオンラインコースは、テキスト教材の全10チャプターが3つに分けられているため、チャプター一つ一つで丁寧に英語を学習していけるのが魅力でしょう。
各チャプターは「リスニングの練習」からスタートし、「語彙・表現の学習」「発音・スピーキング練習」「チャプターの総復習」の流れで進められます。また、総復習の前には「ミニテスト」、最後にはTOPEC看護英語試験と同じ形式の「確認テスト」が組み込まれています。ミニテストと確認テストは、動画の視聴と同様に何度でも挑戦できるため、復習や客観的な自身の理解度の把握にも役立てることが可能です。
そして、オンラインコースを受講している希望者には、「チューター制度」を用意。zoomを用いたグループでのQ&Aセッションと、個別相談に対応しています。
学習を進めて行く上で出てくる悩みや疑問点は一人で抱えるのではなく、複数の受講生と一緒に悩みを解消したり、個別にアドバイスをもらったりすることで、学習に対するモチベーションも高まるでしょう。

もう1つのコースであるBLS英語コースは、初めから終わりまで全編通して英語のナレーションで構成されています。
すでに一次救命の現場で活躍していたり、BLSの知識や技術が身についたりしている看護師が、BLSを英語で理解できるようになることが目的とされています。BLSを行う対象の患者が外国人の方でも、スムーズな対応が可能となるでしょう。

同コースのレッスンは7つあり、「動画講義」を受講した後に「語彙解説」で理解を深められます。各レッスンを終えるごとに「ミニクイズ」が出題されるため、理解度を確認したうえでの対策に役立ちます。そのほか、リスニング力アップを図れる「ナレーション原稿」、医学知識が深まる「Appendices(付録)」、専門用語の意味や発音を確認できる「専門用語集」も用意。これらを活用することで、充実した学習時間を過ごせるでしょう。
さらに、「修了テスト」を受けて合格すると修了証書が発行され、BLS英語を着実に身につけるための工夫が施されています。
医療現場で使える看護師のための英会話を学んでみてはいかがでしょうか。

詳細情報

IPEC看護英語
TOPEC看護英語試験
看護英語オンラインコース

 
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