
この記事では、看護師が仕事と子育てを両立する方法と職場を解説します。
看護師は、育児しやすい環境の職場を選んだり、勤務形態を見直したりすることで、子育てと仕事を両立しやすくなります。実際に、働きながら子育てをするナースは少なくありません。
日本看護協会の「2021年看護職員実態調査(34p)」によると、就業している看護師の55.3%は「子どもがいる」と回答しています。以下は、看護師の年齢ごとに見た子どもの有無をまとめた表です。
| 看護師の年齢 | 子どもがいる人の割合 |
| 20~29歳 | 13.5% |
| 30~39歳 | 54.3% |
| 40~49歳 | 70.9% |
| 50~59歳 | 71.4% |
参照:日本看護協会「2021年看護職員実態調査(34p)」
幼い子どもを育てる人が多いと思われる30代の層を見ても、54.3%が子育てと仕事を両立しています。
一方、日本看護協会の「2024年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析結果(9p)」によると、看護職として就業中の求職者が考える退職したい理由の第2位は「子育て」で10.4%となっています。
出産後、子育てをしながら今の職場で働き続けるのは難しいと感じ、退職を考える看護師もいるようです。このことから、看護師が仕事と子育てを両立するには、働く環境が重要だといえます。
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子育て中の看護師は、早退や欠勤が増えて肩身が狭かったり、家事にまで手が回らなかったりといった悩みを抱えることが少なくありません。ここでは、子育て中の看護師に多い悩みをご紹介します。
あらかじめ悩みを把握しておけば、事前に対策を考えやすくなります。
子育て中の看護師さんは、夜勤や残業をするのが難しいケースがめずらしくありません。「夜勤中の子どもの預け先を確保できない」「残業をすると子どもの保育園のお迎えに間に合わない」といった事情があるからです。
実際に、日本看護協会の「2025年看護職員実態調査報告書(29p)」によると、一般病棟に所属している看護師で、1ヶ月のうち夜勤を担当しなかった理由は「子どもの世話」が最も多く27.1%でした。
夜勤や残業中に家族が子どもをみてくれる場合でも、「母親でないと子どもが寝てくれない」「不規則なシフトをこなしながら家事・育児と両立するのが辛い」こともあります。
子どもの急な発熱などで早退や欠勤が増え、周囲への申し訳なさから肩身が狭い思いをするのも、子育て中の看護師によくある悩みです。人手不足の職場だと、欠勤者の有無に関係なく忙しいのが日常です。
休むことでほかのメンバーの業務負担が大きくなってしまい、「迷惑だと思われているのではないか」と不安に感じることもあるでしょう。
子育て中のナースはプライベートも多忙です。朝は子どもを送り出し、夜は夕食の準備や寝かしつけに追われるなど、一日中バタバタすることも多くあります。
手が回らなかった家事を休みの日にまとめて片付ける、という方もいるかもしれません。
心身の疲れが溜まって余裕がなくなると、子どもや家族にきつく当たってしまうこともあり、理想と現実のギャップに悩んでしまう方も少なくありません。
キャリアアップを目指しにくいことも、子育て中によくある悩みの一つです。主任や師長などの役職に就くと、夜勤や当直はもちろん、業務外の勉強会・委員会への参加、急な欠勤時の穴埋め対応を求められる傾向にあります。
そのため、「子どもの急な体調不良で休む可能性がある」「残業や夜勤が難しい」といった制約があると、役職に伴う責任を果たしきれないのではないかと不安になり、キャリアアップ自体をためらってしまう看護師さんも少なくありません。
ただし、いきなり管理職を目指すのではなく、複数人で役割を分担しやすい副主任やチームリーダーなどのポジションであれば、子育てと両立しながら無理なくステップアップを目指せるケースもあります。
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家庭と仕事を両立するためには、自分一人で子育ての負担を抱え込まないことが大切です。ここでは、看護師が無理なく仕事を続けていく具体的な方法やコツを紹介します。
無理なく仕事を続けるためには、できる限り家族の協力を得ることが大切です。 パートナーと家事・育児を分担したり、両親・祖父母などに手伝ってもらったりすることで、自身の負担を軽減できます。
ただ、「パートナーの帰りが遅い」「両親が遠方に住んでいる」など、協力を頼みにくい方もいらっしゃると思います。その場合は、送迎や夕食の準備のような日々の家事・育児を書き出して可視化し、家族に共有することから始めてみましょう。
「今何が負担になっているか」を具体的に伝えておけば、急な残業が発生した際のお願いもスムーズになり、家族の理解や協力を得やすくなります。
勤務先の敷地内に院内保育や託児所があると、送迎時間を短縮できます。
厚生労働省「令和5(2023)年医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況(21p)」によると、院内保育を実施している病院の割合は、全体の42.4%(3,443施設)です。以下に、院内保育施設のサービス状況とその割合(複数回答を含む)をまとめました。
| 院内保育施設のサービス状況 | 総数に対する割合(施設数) |
| 院内の施設を利用 | 30.6%(2,487施設) |
| 院外の施設を利用 | 12.2%(990施設) |
| 夜間保育あり | 21.4%(1,736施設) |
| 病児保育あり | 10.6%(858施設) |
参照:厚生労働省「令和5(2023)年医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況(21p)」
病院のシフトに合わせて開所しているケースが多く、通常の保育園より預かり時間を柔軟に調整してもらいやすいのが魅力です。ただし、原則「就学前(未就学児)」までの預かりとなるため、利用できる期間や年齢上限は確認しておくと安心でしょう。
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仕事外の負担を減らす方法として、ファミリーサポートや家事代行サービスを活用するのも有効です。こども家庭庁の「ファミリー・サポート・センターのご案内(リーフレット)」によると、登録すれば以下のようなサポートを受けられます。
地域ボランティア主体のため「事前に登録枠の確認が必要」「宿泊を伴う夜勤対応は難しい」といった面もありますが、うまく活用できれば大きな味方になります。料理の作り置きなどを頼める家事代行もあわせて検討してみましょう。
子育ての負担が大きい時期は、無理をせず「子どもが小学生になるまで」など期間を決めて夜勤や残業の免除を申請するのも大切なポイントです。
職場で夜勤や残業の免除をお願いする際は、周囲への感謝を言葉にして伝えるなど、丁寧なコミュニケーションを心掛けましょう。勤務時間内でできる業務を精一杯こなす姿勢を示したり、「いつまで免除をお願いしたいか」という目安を事前共有したりすることで、周囲の理解を得やすくなります。
もしどうしても調整が難しく肩身の狭い思いが続く場合は、子育てに理解のある職場へ転職を検討するのも一つの方法です。
夜勤の免除など子育て中の看護師に役立つ制度については、次項目で詳しく解説します。
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仕事と子育てを両立する際の負担を減らすためには、法律で定められた育児支援制度を理解し、活用することが大切です。子育て中の看護師が職場で使える主な4つの制度について、利用条件とメリットを解説します。
「短時間勤務制度」は、3歳未満の子どもを育てる看護師が申し出ることで、1日の勤務時間を原則6時間に短縮できる制度です。出勤・退勤時間を調整できるため、朝夕の家事や送迎時間に合わせて柔軟に調整できます。
雇用形態を問わず利用できますが、所定労働時間が1日6時間以下や勤続1年未満だと対象外となり得ます。
また、時短勤務による収入減を支える雇用保険の制度として、「育児時短就業給付金」も用意されています。対象は2歳未満の子どもを育てている方で、時短勤務中の賃金の最大10%が補填される仕組みです。
まずは短時間勤務制度を利用できるか就業規則を確認し、不明点は総務や人事窓口へ相談してみましょう。
「深夜業の制限」は、小学校入学前の子どもを育てる看護師が申請することで、夜10時〜朝5時の勤務が免除される制度です。夜勤がなくなるため不規則な働き方から抜け出しやすく、子どもの生活リズムに合わせて過ごせるメリットがあります。
1回の申請で1〜6ヶ月の期間を指定でき、必要に応じて何度でも申請可能です。
ただし、夜間に子どもを見る同居家族がいる場合や勤続1年未満のケースでは、対象外となることもあります。
夜勤手当が減るため収入とのバランスを考慮する必要はありますが、子どもの夜のケアや寝かしつけを優先したい時期に役立つ仕組みです。
「所定外労働の制限」は、小学校入学前の子どもを育てる看護師が申請することで、契約時間以外の残業を免除してもらえる制度です。1回の申請につき1ヶ月〜1年の期間を指定して、残業の免除を受けられます。
「日勤のみにしたけれど、急患や申し送りで結局残業になって保育園のお迎えに間に合わない」とお悩みのママナースが活用しやすい制度です。
「自分だけ先に帰るのは申し訳ない」と感じる場合は、看護記録など合間にできる業務を早めに済ませたり、急ぎでない業務は翌日の勤務で対応するよう優先順位を整理したりする工夫が効果的です。
また、日頃から周囲へ感謝の気持ちを伝えて良好な関係を築いておくと、定時退社する際にも理解や協力を得やすくなります。
「子の看護等休暇」は、小学3年生修了までの子どもがいる場合に、病気のケアや学校行事などのために年5日(2人以上の場合は10日)までお休みが取れる制度です。
有給休暇とは別に使える特別なお休みで、1時間単位で細かく取ることも可能です。急な発熱による通院だけでなく、入園式・卒園式への参加や、学級閉鎖時の世話などさまざまなシーンで活用できます。
急なお休みの場合はまず電話で状況を伝え、後日職場のルールに沿って申請を行う流れが一般的です。
子育てと仕事を両立するには、自分のライフスタイルや家族のサポート状況に合った勤務形態を選ぶことが重要です。ここでは、勤務形態ごとの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
夜勤ありの常勤は、夜勤手当や賞与で高収入を叶えられます。一方、不規則なシフトに合わせた子どもの預け先の確保が課題となりやすいでしょう。
レバウェル看護【公式】Instagramで行った「子育てと両立するなら3交替?2交替?」のアンケートによると、79%の看護師さんが「2交替」と回答しました。

以下に、3交替と2交替の勤務の働き方の違いをまとめました。
2交替は1回の夜勤時間が約16時間と長いものの、まとまった休みを取りやすいメリットがあります。2交替の勤務時間の例は、以下のとおりです。
長時間勤務の2交替では、2~3時間ほどの仮眠時間が設けられています。
夜勤明けの翌日は原則休みのため、たとえば明け休みが平日なら、子どもの登園・登校中に1人だけの時間を過ごせます。
ただし、夜勤の時間帯が子どものお迎えや夕飯、翌朝の登校準備と重なるため、家族のサポートが必須になります。協力体制があり、まとまった休みを確保したい方に向いている働き方です。
3交替は1回あたりの夜勤時間が約8時間と2交替よりも短く、体力的な負担を抑えられるメリットがあります。
3交替の勤務時間の例は、以下のとおりです。
準夜勤のときは子どもの起床前に帰宅でき、深夜勤のときは子どもの寝かしつけを終えてから出勤できます。
一方で、日勤の翌日に深夜勤が入るシフトでは、次の出勤まで6時間ほどしかなく、十分に休めないまま出勤することになるケースもあります。
スケジュール管理が得意で夜間の拘束時間を短く抑えたい方は、3交替勤務を検討してみるのがよいかもしれません。
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子どものいる看護師の夜勤事情とは?子育てと仕事を両立するポイント
日勤のみの常勤は、生活リズムを整えやすく夜間に子どもと一緒に過ごせる働き方です。日勤の特徴を「フルタイム」と「時短勤務」に分けてご紹介します。
フルタイムの日勤常勤は、午前8時30分から午後5時15分までなど、8時間の勤務形態です。
常勤としての待遇を保てる安心感がある一方で、申し送り後に残った業務の対応で定時を超えてしまうこともめずらしくありません。保育園や学童に子どもを預けている場合は、延長保育の利用・家族の送迎が必要となります。
時短勤務は、先述した「短時間勤務制度」を利用した働き方です。午前9時から午後4時までなど、6時間働く勤務形態になります。フルタイムに比べると退勤時間が早いため、延長せず通常の時間内で保育園や学童へ迎えに行ける安心感があります。
ただし、時短だとしても常勤を理由に重症患者の受け持ちやリーダー業務を任されるケースもあります。退勤時間までに業務を終えるタイムマネジメントや、残った業務をスムーズに引き継げるよう周囲へ共有しておくことが大切です。
非常勤は、日勤のみや夜勤専従のパート、派遣での働き方です。勤務日数や時間を柔軟に調整しやすい特徴があります。それぞれの特徴を紹介します。
日勤パートは、以下のように短時間の働き方をすることが可能です。
職場により業務は異なりますが、検温や処置のサポートなどの補助業務をメインに担当する傾向があります。委員会やリーダー業務などの責任を負うことも少ないでしょう。
患者さんを受け持たないケースが多いため、基本的には残業も発生しにくい点が魅力です。
なお、時給制のため賞与や退職金が出ないケースもめずらしくありません。パートナーの扶養内で働きたい方や、時間に余裕をもって子育てしたい方に適した働き方です。
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夜勤専従パートは、夜勤のみを担当する働き方です。2交替と3交替のどちらかは、病院の夜勤体制によります。2交替なら月8回〜10回、3交替なら月15回前後が一般的です。
夜勤専従のメリットは、少ない勤務日数で効率よく稼ぎながら、昼間に子どもと過ごす時間や1人だけの時間を確保できる点です。ただし、夜間の子どもの預け先を確保する必要があります。
派遣は3ヶ月または6ヶ月ごとの更新で、育児などの都合に合わせて希望期間のみ働けるほか、「週2〜3日」「午前中のみ」といった柔軟なシフトも叶います。時給2,000円前後の求人もあるなど時給相場がパートより高く設定されていることが多く、基本的にサービス残業もありません。
派遣先は、デイサービスや介護施設など幅広く、新しい施設形態へのチャレンジとして派遣を始められる看護師さんも多いです。
ただし、ほかの非常勤と同様に賞与や退職金がない場合が多く、同一の組織で働ける期間が原則3年までという点には注意が必要です。
子どもの急な発熱などで欠勤が続くと派遣元との契約更新に影響するリスクもあるので、家族や病児保育などのサポートがあると安心でしょう。
※集計期間:2025年4月1日~2026年3月31日/比較方法:同期間中に「レバウェル看護」を通じて就業決定したデータから、派遣・パートの平均時給をエリア別で算出・比較
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子育て中の看護師が無理なく働きやすい7つの職場について、それぞれの特徴を紹介します。
クリニックは入院設備がない施設が多く、夜勤がない場合が多いのが特徴です。診療時間が決まっているため、退勤後の保育園のお迎えなどのスケジュールも考えやすいでしょう。
一方で、看護師の在籍人数が少ないクリニックだと、子どもの体調不良による急な休みに対応しにくい場合があります。夜間まで診療受付を行っていたり、インフルエンザのような感染症が流行する時期に混雑しやすかったりするクリニックは、残業が発生しやすい場合があるため注意が必要です。
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病院の外来は、基本的に日勤のみで土日祝休みのことが多く、子どもと同じ生活リズムを保ちやすいです。院内保育所を備えている病院もあります。
また、在籍する看護師の人数が多い職場であれば、子どもの急な体調不良による欠勤・早退の際も、周囲にフォローしてもらいやすいでしょう。
一方で、救急指定病院などでは、突発的な受診対応で残業が発生しやすい傾向があります。
介護施設は、病院よりも医療処置が少なく業務がルーティン化されている傾向があるため、突発的な残業が発生しにくいメリットがあります。
特に、通所型で利用者さんの来所時間が決まっているデイサービスなら、定時で退勤しやすいのはもちろん、土日祝の出勤やオンコールを避けやすいです。
また、入所型の特別養護老人ホームなどの介護施設も、非常勤だと夜勤やオンコール対応を免除されることがあります。
看護師の在籍人数が多い施設であれば、子どもの急な体調不良の際も周囲にフォローしてもらいやすい傾向があるでしょう。
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訪問看護ステーションでは、基本的に日勤帯の勤務が中心になります。あらかじめ1日の訪問件数やスケジュールが決まっているため、急な残業は発生しにくいでしょう。
ただし月末は、報告書の作成をはじめとする事務作業が集中しやすく、一時的に残業が発生する可能性があります。しかし、訪問時間の合間を活用したり、訪問スケジュールを調整したりすることで、残業を最小限に抑えられるケースも少なくありません。
オンコールがある職場では、交替制で休日や夜間の訪問を担当します。少人数のステーションでは、非常勤でも対応を求められるケースもあるようです。
保育園では、日勤のみで園のスケジュールに合わせて働くことになります。行事などのスケジュールも事前に決まっているため、ご家庭の予定を立てやすいでしょう。
認可外や院内保育所などでは自分の子どもも預けられる場合もあるため、送迎の手間を省けるでしょう。
保育園では看護師は1名体制のケースが多いのですが、急な欠勤・早退の際も、近隣の系列園から看護師の応援が入ったり、園長や保育士へ業務を引き継ぐ体制が整っている園であれば、子育て中でも安心して働けるでしょう。
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健診センターは事前予約制のため、突発的な残業が発生することは少ない環境です。採血などの検査の補助が主な業務であり、子どもの体調不良により欠勤が生じても、ほかの看護師のスタッフにカバーしてもらいやすいでしょう。
健診センターは一般的に日曜や祝日が休日です。勤務時間は、朝一番の受診者に合わせて始業時間が早かったり、巡回健診の移動のために集合時間が早朝に設定されたりすることもあるようです。
献血ルームは夜勤がなく残業が発生しにくいため、夕方の保育園のお迎えや家事と両立しやすい環境です。また、スタッフの配置人数に比較的余裕がある施設が多く、子どもの急な体調不良による欠勤や早退もフォローしてもらいやすいでしょう。
なお、土日祝は利用者さんが増えやすいため、交替での休日出勤が必要になる場合があります。献血バスの担当になると、移動のために早朝の集合になることもあるようです。
また、献血ルームは全国的に施設数が限られているため、近くに働ける職場がない場合もあります。
子育て中の看護師が転職を成功させるためには、「自分が無理なく続けやすい働き方」を明確にしたうえで、応募先の職場環境を見極めることが重要です。ここでは、転職で求人を探す際のコツを紹介します。
仕事と家庭を両立できる求人を選ぶには、自身の子育ての状況に合わせて「無理なく働ける勤務形態」を明らかにしておくことが重要といえます。子どもの年齢・病気のしやすさによって急な欠勤が発生する頻度やお迎えが必要な時間帯などが異なるためです。
たとえば、未就学児や小学校低学年の子どもがいる場合は、急な体調不良やお迎えに対応しやすい「日勤パート」の働き方を選ぶのも手です。一方で、小学校高学年以降など、手がかからなくなってきたら、「日勤のみの常勤」や「夜勤あり常勤」も選びやすくなります。
求人選びの際に「子育て中の看護師が多い職場かどうか」に注目することもポイントです。子育て中の看護師が多い職場は、急な欠勤の際もお互いにフォローし合える仕組みがあるなど、ママさんナースが働きやすい環境が整備されている可能性があります。
求人情報の「復職率△%」や「時短勤務の実績あり」といった記載や、病院の公式Webサイトのインタビュー記事などをチェックすることで、子育て中の看護師が多い職場を見極めやすくなります。
また、職場見学や面接の際、「子育て中の看護師さんはどれくらい在籍されていますか?みなさんどのような働き方をされていますか?」のように尋ねると、実際のサポート体制や職場の雰囲気をつかみやすいでしょう。
院内保育所がある職場や保育所から近い職場を選ぶと、毎日の送り迎えの負担を減らせます。子どもの預け先が職場から遠いと移動に時間がかかり、急な残業が発生した際に延長保育になってしまう可能性があります。
ただし、職場・保育所が自宅から遠すぎるケースは避けるのが無難です。
毎日の通勤負担が増えるだけでなく、急なお迎えの際も体調の悪い子どもを連れて長時間移動することになるので、「自宅・職場・保育所」の3つが生活圏内に収まる範囲で選ぶことがポイントです。
転職エージェントを活用して無理なく働きやすい求人を探すのもおすすめの方法です。求人情報だけではわからない職場の雰囲気や人員状況、子育て中の看護師をフォローする仕組みなども詳しく把握しているからです。
今の子育ての状況や希望の働き方を伝えれば、キャリアアドバイザーから条件に合う求人を厳選して提案してもらえます。さらに、勤務時間の調整など、直接言いづらい条件交渉も代わりにしてもらえるため、自分に合う働き方を実現しやすくなります。
転職エージェントがどのようにサポートしてくれるのかが気になる方は、「レバウェル看護利用者が語る!看護師の転職成功事例」も参考にしてみてください。
ここでは、「レバウェル看護」に相談して、育児と仕事の両立できる職場へ転職した看護師さんの事例をご紹介します。
2人のお子さんを育てながら、クリニックで勤務する30歳のTさん。仕事の関係でパートナーや両親からの協力が得られにくく、子どもの体調不良のときもTさんが職場を休んで対応していました。しかし職場から非難の声が聞こえてくるようになり、仕事を辞めようかと悩み「レバウェル看護」に相談してくださいました。
キャリアアドバイザーは、残業が少なく、少し大きくなったお子さんを持つ看護師が在籍している職場を紹介しました。Tさんが仕事を休んでもカバーしてくれる可能性が高いこと、大変な状況を理解してもらえると考えたためです。納得したTさんは、条件にぴったり合う自宅近くの介護施設に見事内定を獲得しました。
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子育てと仕事を両立したいママさんナースが安心して働ける環境を探すには?
出産を機に退職し、お子さんが1歳になったタイミングで復職を決心した看護師Dさん。病院の日勤常勤の求人を探して、「レバウェル看護」にご相談くださいました。
しかし、通勤圏内の病院は、常勤なら夜勤が必須でした。夜勤は避けたいというDさんに日勤非常勤の求人を紹介しますが、ご家庭の事情で高給与を希望しているとのことです。
そこでキャリアアドバイザーは、夜勤回数が少なく、夜間も預けられる院内託児所が併設の病院を紹介します。夜間保育を不安に感じていたDさんご夫婦でしたが、保育園見学をすることで考えが変わったようでした。
▼詳しくはこちら
高収入を得たいけど育児中で夜勤は難しい…家族に説得して決めた転職先とは
妊娠を機に産科クリニックを退職した25歳のSさんは、ご主人と1歳半のお子さんとの3人家族。ママ友の仕事復帰やブランクへの焦りを感じ始め、復職を決意されます。
夜勤がなく、忙し過ぎない産科クリニックを希望されましたが、条件に合う求人探しは難航。キャリアアドバイザーは、落ち込むSさんに希望とは異なる精神科病棟を提案します。
その精神科病棟は、育児と両立しやすい環境が整っていましたが、経験のない職場への不安もあり、職場見学をしてみることになりました。職場を見て良い印象を持ったSさんは週4日、午前9時〜午後4時までの時短勤務を条件に無事入職ができました。
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育児と両立できる職場に復職したい…アドバイザーが提案した転職先とは
ここでは、育児と仕事を両立したい看護師に多い悩みを、Q&A形式で回答していきます。
価値観による部分が大きく、一概に後悔するとは言えません。退職して育児に専念し、今だけの「子どもとの時間」をしっかり作るのも選択肢の一つです。
一方で、数年単位のブランクがあると、復職する際に手技などに不安を感じられる方が多いのも事実です。
看護師は、日勤のみの介護施設や短時間勤務など、職場の選択肢が豊富にあります。ご自身に合う働き方がないか調べてから判断するのがおすすめです。
家庭環境や優先したいポイントによって異なるため、それぞれのメリットとデメリットを比較して判断するのが大切です。
パートは勤務時間を調整しやすい魅力がありますが、フルタイムより収入がどうしても少なくなります。一方で、フルタイムは収入・キャリアを維持しやすい反面、体力的な負担が大きくなりやすいです。
ご自身の体調や家族との時間を考慮し、優先したいことを整理して選びましょう。
家族の協力体制と、夜間の預かりに対応した保育環境を整えられれば、子育てと夜勤の両立は可能です。
まずはパートナーや親族と話し合い、夜勤帯の家事・育児のサポートを具体的に決めておきましょう。あわせて、夜間保育に対応した院内保育所がある職場を選ぶと、預け先の不安が小さくなります。そのうえで、無理のない夜勤回数で働けるよう、あらかじめ職場に相談しておくことも欠かせません。
看護師の仕事と子育ての両立は可能です。ただし、子どもの体調不良で早退や欠勤が続いて気まずさを感じたり、勤務のあとに家事まで手が回らなかったり、育児中ならではの悩みは避けられません。
両立のカギになるのは職場選びです。夜勤がなく残業も少ないクリニックや訪問看護ステーション、時間を選びやすい派遣など、子育てしながら働きやすい職場があります。
もし今の職場が辛いと感じているなら、環境を変えるという選択肢もおすすめです。
「両立が辛い」「自分に合った働き方が分からない」とお悩みの看護師さんは、看護師に特化した転職支援サービス「レバウェル看護」にご相談ください。
キャリアアドバイザーが、お悩みに応じた解決方法や希望に合う職場をご提案します。勤務条件が完全に一致しなくても、応募先との交渉次第で意向に沿える場合もあります。
お子さんも自分も笑顔で過ごせる働き方を、一緒に探しましょう。
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