看護師を目指している学生の中には国家試験の合格点を知りたい人も多いはず。看護師国家試験は専門的な知識が必要なため、対策に追われる人も少なくありません。このコラムでは、看護師国家試験の合格点を解説します。また、看護師国家試験に合格するための対策もあわせて紹介。看護師国家試験に向けて対策を行っている人は必見です。
看護師国家試験には合格点が設けられており、その点数以上を取ることによって合格となります。厚生労働省の「第106回保健師国家試験、第103回助産師国家試験及び第109回看護師国家試験の合格発表」によると、第109回看護師国家試験の合格点は、必修問題が50点中40点以上、一般問題と状況設定問題が250点中155点以上でした。各問題で合格点を取得した人が看護師資格を取得できます。
参照元
厚生労働省
「第106回保健師国家試験、第103回助産師国家試験及び第109回看護師国家試験の合格発表」
看護師国家試験の合格点は毎年少しずつ変動するため、正確な合格点は決まっていません。そのため、「〇〇点以上で必ず合格できる」とは言い切れないので注意が必要です。看護師国家試験の問題は毎年変化していますが、平均合格点は190点前後といわれています。
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看護師国家試験の合格ラインはどのくらい?
第100回から第109回看護師国家試験の合格点を見てみましょう。看護師国家試験の中には、回答に適さない不適切な問題として除外されるものがあります。その際は点数の調整が行われ、合格点が1~2点下がることも。過去に実施された看護師国家試験の合格点は、どのくらい変化しているのでしょうか。過去に実施された看護師国家試験の合格点は以下のとおりです。
・第100回 300点中203点
・第101回 297点中197点
・第102回 300点中200点
・第103回 300点中207点
・第104点 298点中199点
・第105回 296点中191点
・第106点 298点中182点
・第107回 295点中193点
・第108回 299点中195点
・第109回 300点中195点
直近10年の平均合格点は196点でした。最も高い合格点は第103回の207点、最も低い合格点は第106回の182点となっています。第108回・第109回の看護師国家試験では、どちらも195点と比較的高い合格点でした。近年は合格点が上昇しているため、きちんと対策を行いましょう。
参照元
厚生労働省
「第106回保健師国家試験、第103回助産師国家試験及び第109回看護師国家試験の合格発表」
看護師国家試験の合格点は、合格発表日に厚生労働省のWebサイトに掲載されます。ただし、どのような基準で合格点が出されているかは明らかにされておらず、発表日以前に知ることはできません。そのため、過去の合格点から予想をしたり、過去問で解いた問題が合格点を超えているか確認したりすると良いでしょう。
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看護師国家試験の合格率は?傾向を知り確実に受かる対策を!
看護師国家試験は、必修問題と一般問題・状況設定問題と2つに分かれて配点されています。看護師国家資格を取得するには、それぞれ定められている合格点を取らなければいけません。たとえ必修問題で満点を取れたとしても、一般問題・状況設定問題で合格点を取れなければ、看護師資格は取得できないでしょう。
看護や医療に対して基礎的な問題で構成され、1問1点の合計50点満点です。合格点は40点以上で、その年による変動はないでしょう。必修問題は絶対評価となっているため、必ず40点以上を取らなければいけません。
一般問題は、「健康支援と社会保障制度」や「基礎看護学」などの出題基準に定められた11科目から出題されます。配点は1問1点で合計130点満点です。科目によって出題数に差があるため、出題数が多い科目とそうでない科目に分かれています。一般問題は知識を問う問題以外に、短文の事例問題もあるため、苦手科目がある場合は早めに克服しておくと良いでしょう。
状況設定問題は、「成人看護学」や「母性看護学」などの7科目から出題されます。配点は1問2点で合計120点満点です。看護現場で直面するであろう状況を理解したうえでどう判断するかという解決力が問われます。必修問題や一般問題に比べて問題文が長いため、よりスピーディーに回答する必要があるでしょう。
また、一般問題と状況設定問題は相対評価になるため、合格点が毎年変動します。さらに、看護師国家試験は予告なく変更される可能性があるため、どのような問題が出題されても大丈夫なように対策を行いましょう。
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看護師国家試験の合格率をチェック!ボーダーラインはある?
看護師国家試験で合格点を取るための対策法を紹介します。看護師国家試験は毎年高い合格率となっていますが、少なからず悔しい思いをする人がいるのも事実です。看護師国家試験の出題内容は毎年変わっているので、勉強せずに合格できるほど簡単ではありません。合格点に届くよう、押さえておきたいポイントを見てみましょう。
看護師国家試験の対策に当てる期間は、半年から1年ほどで長期間にわたります。最初から全力で国家試験対策を行うと、途中で疲れてしまい、試験間近で勉強に集中できなくなるかもしれません。また、看護師国家試験当日に100%の力を発揮できなくなってしまっては本末転倒です。そのため、自分自身でしっかりとスケジュールを立てることが大切になるでしょう。具体的には、基礎知識を付ける期間と応用問題を解く期間を定めます。「〇時から〇時までは参考書のp50からp70を復習する」「応用問題を2時間で解いてみる」というように細かく時間を決めることで、より集中して勉強できるでしょう。
試験対策を行うにあたって、自身のタイプを把握しましょう。コツコツと勉強を行うタイプであれば、1日1時間で1年間勉強を続けられるでしょう。しかし、追い込まれないと勉強しないタイプであれば、最低でも看護師国家試験の3か月前から集中的に取り組むようにします。また、自分にプレッシャーをかけるのも良いでしょう。看護師国家試験は年に1回しか行われません。そのため、1度試験に落ちると再試験までは1年も間が空くので、金銭面だけではなく精神的にも辛くなる可能性も。初めての国家試験でもラストチャンスのつもりで挑みましょう。必ずこうしなければならないということはありませんので、自身に合った勉強法を行うのがおすすめです。
看護師国家試験は、過去の問題から類似した問題が出されています。そのため、過去問対策をどのくらい行ったかによって合否が決まるといっても過言ではありません。過去問を解くときは、去年の問題だけでなく、直近10年分の問題を中心に何度も解いてみましょう。言い回しが異なり、違う回答へ誘導する問題もあります。また、「第〇回の試験の何問目の設問は〇〇で、答えは〇〇」のように、少しでも暗唱することができれば、合格に一歩近づくでしょう。過去問題をシャッフルして、設問と回答を丁寧に覚えることも良い方法です。過去問は自分が納得できるまでしっかりと解きましょう。
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