
看護師として働きながら「プラスの資格を取得したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。資格を取得することで、スキルアップやキャリアアップが期待できます。一方で資格取得にかかる費用や難易度(合格率)も気になる点です。本記事では、各分野ごとに役立つ資格の紹介や活躍できる場所、取得するメリットを解説しますので、ぜひお役立てください。
看護師として働きながら資格を取得すると、専門性を高め、担当できる業務を広げるきっかけにもなります。資格によって必要な学習期間や費用、難易度は異なるため、今後のキャリアに合うものを選ぶのが大切です。ここでは、キャリアアップにつながる代表的な資格を紹介します。
認定看護師は、特定の分野で熟練した看護技術と知識を持つ看護師を認定する制度です。19の特定分野があり、自分が深めたい領域を選べるため、現在の勤務先や今後目指したい分野にあわせて検討できます。
| 分野 | 19の特定分野 |
| 難易度(合格率) | 約90% |
| 費用目安 | 約140万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 病棟、介護施設など |
参照:日本看護協会「認定看護師」
費用には入学金や授業料、認定査定・登録料、生活費などが含まれており、まとまった金額を用意する必要があります。合格率は約90%と比較的高い傾向です。ただ、教育課程の授業期間中は勤務時間を調整する必要があるので、働き方によっては収入への影響も考えられます。資格取得を目指す際は、必要な費用と受講期間をあらかじめ確認しておきましょう。
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専門看護師は、複雑で解決が難しい健康問題を抱える患者さんや家族に対して、専門的な看護を提供する資格です。14の専門分野があり、実践だけでなく看護師への教育や相談、保健医療福祉に関わる人との調整も担います。より高度な専門性を身に付け、スペシャリストとしてキャリアを築きたい看護師に向いています。
| 分野 | 14の分野 |
| 難易度(合格率) | 約70〜80% |
| 費用目安 | 約200万円 |
| 通信講座の有無 | なし |
| 活かせる場 | 大学病院、総合病院など |
参照:日本看護協会「専門看護師」
費用の目安は約200万円と高額で、大学院で専門的に学ぶための学費が大きな割合を占めます。通信講座だけで資格取得を目指すことはできません。大学院に通う必要があるため、働きながら目指す場合は、休職するか、夜間・土日に開講している大学院を選ぶなど、働き方の調整が必要になります。取得後は大学病院や総合病院などで専門性を発揮できます。
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助産師は、妊娠・出産・産後の女性と新生児を対象に、助産や保健指導を行う資格です。看護師免許に加えて助産師国家試験の受験資格を得る必要があり、看護師として働きながら取得を目指す場合は、進学などの準備が必要になります。産婦人科領域で専門性を高めたい看護師に適したプラスの資格です。
| 分野 | 産婦人科 |
| 難易度(合格率) | 99.7% |
| 費用目安 | 約80万〜300万円 |
| 通信講座の有無 | なし |
| 活かせる場 | 産科クリニック、助産所(助産院)など |
参照:厚生労働省 職業情報提供サイト「助産師」「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」
費用は80万〜300万円と幅があり、進学先や修学期間によって必要な金額が変わります。通信講座で取得する資格ではないため、取得を目指す際は進学に必要な費用や期間を確認しておくことが大切です。資格取得後は、産科クリニックや助産所などで専門性を活かせます。
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保健師は、主に病気や生活習慣の改善を支援し、予防の視点から人々の健康を支える資格です。自治体では地域住民への保健活動、一般企業では従業員の健康管理などに携われます。看護師とは違い、健康を支える仕事に関心があり、活躍する場所を広げたい場合に検討しやすい資格です。
| 分野 | 予防医療、産業保健 |
| 難易度(合格率) | 87.1% |
| 費用目安 | 約200万〜400万円 |
| 通信講座の有無 | なし |
| 活かせる場 | 自治体、一般企業など |
参照:厚生労働省 職業情報提供サイト「保健師」「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」
約87.1%の合格率となっており、試験自体の難易度は比較的落ち着いているといえます。一方で、資格取得には所定の教育課程を修了する必要があるため、看護師として働きながら目指す場合は学習時間の確保が課題になります。取得後は自治体や一般企業などで、予防や健康管理に関する知識を活かせます。
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ケアマネジャーは、介護が必要な方の生活状況や希望を踏まえ、介護サービスの利用計画を作成する資格です。看護師として医療面から患者さんを支えてきた経験を、介護分野で活かしたい場合にも向いています。介護施設や地域包括支援センターなどで働くほか、訪問看護と介護サービスの連携を考える場面でも知識が役立ちます。
| 分野 | 介護支援、高齢者福祉 |
| 難易度(合格率) | 25.6% |
| 費用目安 | 約5万〜8万円 |
| 通信講座の有無 | あり |
| 活かせる場 | 介護施設、地域包括支援センターなど |
参照:厚生労働省 職業情報提供サイト「ケアマネジャー」「第28回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」
費用は約5万〜8万円と抑えやすく、通信講座を利用して試験対策を進めることもできます。ただし、受験するには特定の資格や職種で「実際に5年以上かつ900日以上働いた実績」が必要になるため、看護師としての勤務年数だけで判断せず、自分が受験資格を満たしているかの確認が重要です。
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救急や急性期の現場では、患者さんの状態を素早く把握し、状況に応じた対応が求められます。特定の領域を学べる資格なら、看護師としての知識に専門的な視点を加えることが可能です。ここでは、医療救急の場面で活かしやすい資格を紹介します。
3学会合同呼吸療法認定士は、呼吸管理に関する高度な知識や技術を身に付けたことを認定する民間認定資格です。日本胸部外科学会・日本呼吸器学会・日本麻酔科学会の3つの学会が協力して作ったため、このような資格名になっています。3学会合同呼吸療法認定士は、人工呼吸器を使用する患者さんや人工呼吸器を使用する患者さんのケアに関わる看護師に適しています。呼吸管理について体系的に学ぶことで、日々の看護に専門的な視点を入れやすくなります。
| 分野 | 呼吸管理 |
| 難易度(合格率) | 69.4% |
| 費用目安 | 3万〜7万円 |
| 通信講座の有無 | なし |
| 活かせる場 | ICU、呼吸器病棟、訪問看護など |
費用は3万〜7万円が目安で、資格取得に向けた経済的な負担を抑えやすい点も特徴です。合格率は69.4%となっているため、試験に向けた学習は必要です。呼吸療法に関する知識を深めたい看護師にとって、専門性を高める選択肢の1つです。
BLSプロバイダーは、心停止が疑われる患者さんに対する一次救命処置を学ぶための認定資格です。胸骨圧迫やAEDの使用、人工呼吸といった基本的な救命手技を実技を交えて身に付けます。救急対応に必要な基礎を学びたい看護師に適しており、日常の看護業務にも知識を活かせる内容です。
| 分野 | 一次救命処置 |
| 難易度(合格率) | ほぼ100% |
| 費用目安 | 約2万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 救急外来、ICU、一般病棟、小児科など |
参照:NPO法人日本ACLS協会 ガイド「BLSプロバイダーコース」
費用は約2万円が目安で、ほかの専門資格と比べても受講にかかる負担は大きくありません。合格率はほぼ100%と高い水準を誇ります。ただ、実技を含む講習のため、知識を覚えるだけでなく確実なスキルを身に付けることが重要です。救命処置の基本を改めて確認したい看護師にも向いています。
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ACLSプロバイダーは、心停止や重症な不整脈などに対する二次救命処置を学ぶ認定資格です。BLSで身に付けた一次救命処置を土台に、チームで患者さんの状態を評価しながら必要な処置を進めるための知識と技術を習得します。救急医療に関わる看護師が、より実践的な救命対応を学びたい場合におすすめです。
| 分野 | 二次救命処置 |
| 難易度(合格率) | ほぼ100% |
| 費用目安 | 約4万〜4万5,000円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 救急外来、ICU、一般病棟、循環器内科など |
参照:NPO法人日本ACLS協会 ガイド「ACLSプロバイダーコース」
受講費用は約4万〜4万5,000円が目安です。合格率はほぼ100%ですが、講習では実際の救急場面を想定した演習も行われるため、状況に応じて行動する力が必要になります。救急時のチーム対応を身に付けたい場合にも、学習する意義のある資格です。
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PALSプロバイダーは、重症化した小児に対する二次救命処置を学ぶための認定資格です。小児は成人と比べて状態が変化しやすく、年齢や体格に応じた対応が求められます。小児患者の急変時に必要な評価や処置を体系的に学び、救命対応の知識をふかめたい看護師に適した資格です。
| 分野 | 小児二次救命処置・救命 |
| 難易度(合格率) | ほぼ100% |
| 費用目安 | 約4万〜6万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 小児救急、小児科病棟、ICU、NICUなど |
参照:NPO法人日本ACLS協会 ガイド「PALSプロバイダーコース」
費用は約4万〜6万円が目安です。講習では小児の急変を想定した演習も行われるため、知識だけでなく、状況に応じて臨機応変に対応できる実践力が求められます。小児救急への理解を深めたい場合に検討してみるのもおすすめです。
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消化器内視鏡技師は、内視鏡検査や治療に関する知識と技術を身に付け、医師の診療を支える専門職です。看護師として消化器領域に関わっている場合、検査前後の患者さんへの対応や処置に関する理解を深めることにもつながります。内視鏡分野で専門性を高めたい方に向いた資格です。
| 分野 | 内視鏡、消化器看護 |
| 難易度(合格率) | 約70〜90% |
| 費用目安 | 約2万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 病院の内視鏡室、消化器内科クリニックなど |
参照:日本消化器内視鏡学会「消化器内視鏡技師認定試験」
費用は約2万円が目安で、比較的少ない負担で取得を目指せる点が魅力です。合格率は約70〜90%とされていますが、専門性の高い試験のため油断せずに対策を進めることが大切です。内視鏡に関する知識を深めることで、検査や治療を受ける患者さんへの分かりやすい説明や丁寧なケアにもしっかりと活かせます。
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終末期ケア専門士は、人生の最終段階にある人とその家族を支えるための知識を学ぶ資格です。身体面だけでなく、心理面や社会面にも目を向け、本人の意思を尊重したケアについて理解を深めます。終末期の患者さんと関わる機会の多い看護師にとって、日々のケアを見直すきっかけにもなるでしょう。
| 分野 | 終末期ケア、緩和ケア |
| 難易度(合格率) | 73% |
| 費用目安 | 約3万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 緩和ケア病棟、訪問看護、療養病棟など |
参照:日本終末期ケア協会「終末期ケア専門士認定試験」
費用は約3万円で、通信講座にも一部対応しています。合格率は73%となっているため、合格を掴むためには計画的な試験対策が欠かせません。終末期における意思決定や家族への支援について学ぶことで、患者さん本人の希望を尊重した関わりを考える際にも役立ちます。
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リンパ浮腫セラピストは、リンパ浮腫に関する専門的な知識やケアの技術を身に付ける資格です。がん治療後に生じる浮腫への対応について学ぶため、がん患者さんのケアに携わる看護師との相性が良い資格といえます。専門的なケアを身に付け、患者さんへの支援の幅を広げたい方におすすめの資格です。
| 分野 | むくみケア、がん終末期 |
| 難易度(合格率) | 約90% |
| 費用目安 | 約30万〜50万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | がん拠点病院、緩和ケア病棟、訪問看護 |
参照:日本リンパ浮腫治療学会「資格取得、セミナー案内、受験案内」
費用は約30万〜50万円と、養成講座の受講料やカリキュラムの期間によって幅があります。合格率は約90%ですが、専門的な知識や技術を身に付けるための学習が必要です。現在の勤務先でリンパ浮腫のケアに関わっている場合は、学んだ内容を日々の看護にも取り入れやすくなります。
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学会認定・自己輸血看護師は、自己輸血に関する知識を身に付け、採血から輸血までの安全な実施を支える看護師向けの認定資格です。手術や輸血管理に関心があり、輸血に関する専門性を高めたい看護師に適しています。急性期の医療現場で、より専門的な役割を担いたい看護師にも活用しやすいです。
| 分野 | 手術、輸血管理 |
| 難易度(合格率) | ほぼ100% |
| 費用目安 | 約3万〜5万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 手術室、輸血部、急性期病棟など |
参照:厚生労働省「輸血療法実践ガイド(p83)」
費用は約3万〜5万円が目安で、取得にかかる金銭的な負担を抑えやすい資格です。合格率はほぼ100%と高い水準を誇りますが、自己輸血を安全に行うための確かな知識をしっかりと身に付ける必要があります。輸血に関する業務に関わっている看護師は、現在の知識を整理しながら専門性を高められるはずです。
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循環器専門ナース研修は、循環器疾患や心不全管理について専門的に学ぶ研修です。心疾患のある患者さんへの看護では、症状の変化を捉え、治療や生活に関する支援につなげる知識が求められます。循環器領域での専門性を高めたい看護師が日々のケアに活かせる知識を基礎から順番に学べる最適な機会になるでしょう。
| 分野 | 循環器、心不全管理 |
| 難易度(合格率) | 約80%〜90% |
| 費用目安 | 約17万〜20万円 |
| 通信講座の有無 | あり |
| 活かせる場 | 循環器内科、心臓血管外科、ICUなど |
費用は約17万〜20万円が目安で、通信講座にも対応している点が特徴です。合格率は80〜90%と比較的高い水準ですが、循環器領域について継続的に学ぶ姿勢が求められます。心不全患者さんの状態管理や生活指導に関する知識を深めたい看護師におすすめです。
臓器移植コーディネーターは、臓器移植を受ける患者さんや家族への支援、医療機関との調整など、移植医療を支える役割を担います。移植をめぐる意思決定には、医学的な知識だけでなく、患者さんや家族の思いを汲み取る姿勢も必要です。看護師として培った対人支援の経験を活かし、移植医療に専門的に関わりたい看護師に適した資格です。
| 分野 | 移植医療、意思決定支援 |
| 難易度(合格率) | 公表なし |
| 費用目安 | 約10万円 |
| 通信講座の有無 | なし |
| 活かせる場 | 移植施設病院、臓器移植ネットワークなど |
参照:日本臓器移植ネットワーク「臓器移植コーディネーター」
合格率は公表されておらず、通信講座にも対応していません。取得を目指す場合は必要な研修や学習方法を確認しておくことが大切です。移植医療に関する専門知識を深め、患者さんや家族の意思決定を支えたいと考える人に向いています。
心電図検定は、心電図の判読に必要な知識や波形を読み取る力を身に付けるための検定です。循環器領域だけでなく、救急外来や急性期病棟でも心電図を確認する必要があります。心電図を読むことに苦手意識がある看護師が、基礎から理解を深め、観察やアセスメントに活かしたい場合にも取り組みやすい検定です。
| 分野 | 循環器 |
| 難易度(合格率) | 49%〜84.9%(級により異なる) |
| 費用目安 | 約1万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 循環器内科、救急外来、心臓カテーテル室など |
参照:日本不整脈心電学会「心電図検定」
費用は約1万円が目安で、通信講座にも一部対応しています。合格率は級によって約49〜84.9%と幅があるため、自分の知識や目的に合わせて受験する級を選ぶことが重要です。心電図の波形を読む力を身に付けることで、患者さんの状態変化を捉える際の知識を補強できます。
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災害時支援ナースは、災害発生時に被災した医療機関や避難所などへ派遣され、被災者の健康管理や看護を行うための制度です。通常の医療現場とは異なる環境で活動するため、限られた医療資源の中で看護を行うスキルが求められます。災害医療に関心があり、平時とは異なる場面で看護の力を活かしたい看護師に向いています。
| 分野 | 災害医療 |
| 難易度(合格率) | ほぼ100% |
| 費用目安 | 多くの都道府県で無料、一部有料 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 救命救急センター、災害派遣 |
参照:日本看護協会「災害支援ナース特設サイト」
費用は多くの都道府県で無料ですが、一部では受講料が必要なケースもあります。合格率はほぼ100%となっており、登録に必要な研修を受けることが基本です。災害時の活動だけを目的とするのではなく、普段から災害発生時にどのような役割を担うのかを理解しておくことも大切になります。
高齢者や要介護者と関わる機会が多い看護師は、介護や生活支援に関する資格を加えることで、対応できるケアの領域を広げられます。医療的な視点とは異なる知識を身に付けたい場合にも選択肢となるはずです。ここでは介護分野で活かせる資格を紹介します。
介護福祉士は、日常生活に支援が必要な方に対して、身体介護や生活支援を行う専門職の国家資格です。高齢者や療養中の患者さんと接してきた看護師にとって、介護の視点を加える機会になります。介護分野への転職を考えている場合や、医療と介護の両方から利用者さんを支えたい場合にも活かせるでしょう。
| 分野 | 身体介護、生活支援、高齢者福祉 |
| 難易度(合格率) | 約78〜94% |
| 費用目安 | 約6万〜200万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、訪問介護など |
参照:厚生労働省「ページ5:介護福祉士の資格取得方法」
費用は約6万〜200万円と大きな幅があります。取得するまでのルートによって必要な教育や実務経験が異なるため、看護師としての勤務経験だけで受験資格を判断することはできません。取得を目指す場合は、自分が利用できるルートと必要な期間を確認したうえで、学習方法を選ぶことが重要です。
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認知症ケア専門士は、認知症の方へのケアに必要な知識や実践力を身に付けるための資格です。認知症の症状や本人の心理を理解し、尊厳を保ちながら生活を支えることを重視します。高齢者と関わる機会が多い看護師が認知症への理解をさらに深めたい場合におすすめです。
| 分野 | 認知症ケア、高齢者福祉 |
| 難易度(合格率) | 45.7% |
| 費用目安 | 約5万〜6万 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 認知症グループホーム、精神科、介護施設など |
参照:日本認知症ケア学会「認知症ケア専門士」
費用は約5万〜6万円が目安で、通信講座にも一部対応しています。合格率は45.7%とやや低いため、受験に向けた学習時間をしっかりと確保することが必要です。認知症の方への接し方やケアについて学ぶことで、日常の看護でも本人の意思や尊厳を意識した対応ができるようになります。
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福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害のある方が暮らしやすい住環境を整えるための知識を学ぶ資格です。バリアフリーや住宅設備、福祉用具などについて理解を深められるため、在宅療養を支える看護師との相性が良いのも特徴といえます。訪問看護で利用者さんの生活環境を確認する場面でも、学んだ知識を活かせます。
| 分野 | バリアフリー・環境整備 |
| 難易度(合格率) | 約20〜54%(級により異なる) |
| 費用目安 | 約5千〜2万円 |
| 通信講座の有無 | あり |
| 活かせる場 | 訪問看護ステーション、リハビリテーション施設など |
参照:東京商工会議所「福祉住環境コーディネーター検定試験」
費用は約5千〜2万円が目安で、通信講座を利用した学習も可能です。合格率は受験する級によって異なるため、取得を目指す場合は自分の知識や目的に合わせて級を選ぶのが確実です。福祉に関する住環境への理解を深めることで療養生活を送る方への支援を考える際にも役立ちます。
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介護予防運動指導員は、高齢者の身体機能の維持・改善を目的とした運動や介護予防について学ぶ資格です。看護師として健康状態を把握する知識に加え、運動や生活習慣の面から高齢者を支援するスキルを身に付けられます。介護予防やリハビリに関心がある看護師に適した資格です。
| 分野 | 介護予防・リハビリ、高齢者福祉 |
| 難易度(合格率) | 約90% |
| 費用目安 | 約6万〜10万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 地域包括支援センター、デイサービス、訪問看護など |
参照:東京都健康長寿医療センター「介護予防運動指導員®養成事業」
費用は約6万〜10万円で、通信講座にも一部対応している点が特徴です。合格率は約90%と高い水準ですが、講習を通じて計画的に介護予防に関する知識を学ぶ必要があります。看護だけでなく、運動や生活習慣まで含めた支援を学びたい看護師にもおすすめです。
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レクリエーション介護士は、高齢者の方が楽しみながら取り組めるレクリエーションについて学ぶ資格です。レクリエーションの企画や実施だけでなく、参加する利用者さんの状態や興味に合わせた内容を考えるための知識も身に付きます。介護分野で高齢者の方との関わりを深め、生活の質を支える方法を学びたい看護師に適しています。
| 分野 | 高齢者レク、生活機能維持、高齢者福祉 |
| 難易度(合格率) | 公表なし |
| 費用目安 | 約3万〜5万円 |
| 通信講座の有無 | あり |
| 活かせる場 | デイサービス、有料老人ホーム、介護福祉施設など |
参照:一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会「レクリエーション介護士」
費用は約3〜5万円が目安で、通信講座を利用した自宅学習も可能です。合格率は公表されていないため、具体的な数字から難易度を測ることはできません。レクリエーションを通じた高齢者の方との関わり方を学び、介護現場でのコミュニケーションを豊かにしたい場面でも大いに役立ちます。
患者さんやその家族の不安や悩みに寄り添う場面では、看護の知識に加えて心理面への理解も大切です。カウンセリングに関する資格を取得すると、相手の話を聞く力や心の状態を捉える知識を学ぶ機会にもなります。ここでは、看護師の仕事と組み合わせやすい資格を紹介します。
産業カウンセラーは、働く人が抱えるストレスや職場での悩みに向き合い、心身の健康を保ちながら働けるよう支援する資格です。メンタルヘルスだけでなく、労働環境や人間関係に関する相談にも対応します。看護師として培った健康管理の知識を活かし、働く人への心理的な支援について学びたい場合にも活かせます。
| 分野 | メンタルヘルス・労働衛生 |
| 難易度(合格率) | 48.09% |
| 費用目安 | 約30万〜40万円 |
| 通信講座の有無 | 一部対応 |
| 活かせる場 | 一般企業の健康管理室、ハラスメント相談窓口など |
参照:日本産業カウンセラー協会「資格試験」
費用は約30万〜40万円で、合格率は48.09%となっており、試験に向けた計画的な準備も必要になります。通信で受講できる課程もあるため、働きながら講座を受けたい看護師にとってもおすすめです。職場での健康相談やメンタルヘルス支援に関心がある看護師にも適しています。
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メンタルケア心理士は、心の健康や心理学、カウンセリングに関する知識を学ぶ資格です。ストレスや不安を抱える人への接し方を学習するため、患者さんとのコミュニケーションや心理面への配慮にも知識を活かせます。精神科や心療内科での勤務を考えている看護師に加え、日頃の患者さんとの関わりに心理学の知識を取り入れたい看護師にも適した資格です。
| 分野 | メンタルヘルス、心理療法 |
| 難易度(合格率) | 約40〜60% |
| 費用目安 | 約6万〜8万円 |
| 通信講座の有無 | あり |
| 活かせる場 | 心療内科、精神科クリニック、復職支援窓口など |
参照:LMC メンタルケア学術学会「学会認定資格/メンタルケア心理士(R)」
メンタルケア心理士を名乗るには、まず「こころ検定2級」を受験して合格する必要があります。資格登録の要件を満たしている場合は登録申請を行い、認定を受けることでメンタルケア心理士として登録が可能です。通信講座にも対応しているため、看護師として働きながら試験対策を進める方法も有力な選択肢になります。
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禁煙支援士は、喫煙による健康への影響や禁煙支援に関する知識を学ぶ資格です。禁煙を希望する患者さんへの声かけや継続的な支援に必要な知識を身に付けられるため、生活習慣の改善をサポートする看護師にとっても強みになります。禁煙外来や健診業務に関心がある看護師であれば、日々の保健指導にも役立つ知識といえます。
| 分野 | 生活習慣病予防、禁煙 |
| 難易度(合格率) | 公表なし |
| 費用目安 | 約1万〜3万円 |
| 通信講座の有無 | なし |
| 活かせる場 | 禁煙外来、健診センター、呼吸器内科など |
参照:日本禁煙科学会「日本禁煙科学会による禁煙支援士認定」
費用は約1万〜3万円で、比較的少ない費用から取得を目指せる点が特徴です。合格率は公表されていないため、具体的な数字から難易度を測ることはできません。禁煙支援に必要な知識を得ることで、喫煙している方の生活習慣を見直すきっかけづくりや、継続した支援につながります。
看護コーチング認定は、コーチングの考え方を看護の現場で活用し、相手の考えや行動を引き出すための知識を学ぶ認定資格です。患者さんへの関わりだけでなく、後輩スタッフの成長を支える場面にも応用できます。リーダー業務や人材教育に関心がある看護師がコミュニケーションの方法を見直すきっかけとしても最適です。
| 分野 | 組織マネジメント・人材教育 |
| 難易度(合格率) | ほぼ100% |
| 費用目安 | 16万5,000〜33万円 |
| 通信講座の有無 | あり |
| 活かせる場 | 看護部(管理職研修)、スタッフ教育、外来など |
参照:一般社団法人日本看護コーチ協会「看護コーチトレーニング」
費用は16万5,000円〜33万円で、通信講座にも対応しています。合格率はほぼ100%と高い水準ですが、取得に向けてコーチングの考え方や実践方法を体系的に学ぶことが基本です。患者さんとの対話やスタッフへの教育など、相手自身が主体的に考えて行動することを支える場面において、学んだ知識が大いに活きてきます。
美容医療の分野では、施術に関する知識だけでなく、肌や化粧品成分について理解していることも患者さんへの説明に役立ちます。美容領域への転職や業務の幅を広げたい看護師は、関心のある分野に合わせて資格を選ぶのがおすすめです。以下では、美容分野で活用できる資格を紹介します。
スキンケアアドバイザーは、肌の構造や肌質、化粧品に関する知識を学び、適切なスキンケアを提案するための資格です。美容医療では施術だけでなく、施術後の肌の状態やホームケアについて説明する機会もあります。美容クリニックへの転職を考えている看護師が、美容分野の知識を補う目的でも役立つ資格です。
| 分野 | 美容皮膚・スキンケア |
| 難易度(合格率) | ほぼ100% |
| 費用目安 | 約5万〜6万円 |
| 通信講座の有無 | あり |
| 活かせる場 | 美容クリニック、皮膚科クリニックなど |
参照:一般社団法人日本スキンケア協会「スキンケアアドバイザー資格」
費用は約5万〜6万円で、通信講座を利用して自分のペースで学習を進められます。合格率はほぼ100%と高く、看護師として働きながら取得を目指しやすい資格です。美容クリニックで患者さんにスキンケアについて説明する際にも、肌や化粧品に関する知識が仕事の中で大いに活きてきます。
日本化粧品検定は、化粧品や美容に関する知識を身に付けるための検定です。肌の仕組みだけでなく、化粧品に含まれる成分や正しい使用方法についても学べます。美容医療や美容に関する情報発信に関心がある看護師が、化粧品について患者さんへ説明する際の知識を補う目的でも役立つ資格です。
| 分野 | 美容皮膚・化粧品(コスメ)成分 |
| 難易度(合格率) | 約70〜80% |
| 費用目安 | 約2万円 |
| 通信講座の有無 | あり |
| 活かせる場 | 美容ライター、美容医療など |
参照:一般社団法人日本化粧品検定協会「日本化粧品検定」
費用は約2万円が目安で、通信講座を利用して自分のペースで学習を進められます。合格率は約70〜80%となっており、試験に向けて計画的に化粧品や美容に関する知識を身に付けることが大切です。美容医療の仕事や美容分野での情報発信に関心がある場合は、看護師資格と組み合わせることで独自の強みとして知識を活かせます。
看護師として働きながら資格を加えることで、専門分野への理解を深めたり、これまでとは異なる業務に挑戦したりするきっかけになります。資格の種類によって得られる知識や活かせる場面は異なるため、自分の目指す働き方に合うものを選ぶことが大切です。ここでは、資格取得によって期待できる主なメリットを紹介します。
プラスの資格を取得すると、看護師として身に付けてきた知識に加えて、特定の分野に関する専門知識を活かせるようになります。担当できる業務や患者さんへの支援方法が増えれば、これまでとは異なる役割を任される機会にもつながる点が強みです。現在の職場で専門性を発揮したい場合にも、転職を検討する場合にも選択肢を広げる材料になるため、大きなメリットといえます。
資格を取得したからといって、必ず給与が上がるわけではありません。ただ、資格手当が設けられている職場であれば、手当の支給によって収入が増えるケースも考えられます。専門的な知識を活かせる業務を担当したり、より条件の良い職場へ転職したりすることは、年収アップを実現するための近道です。
プラスの資格は、転職活動でこれまでの経験や専門分野への関心を伝える材料になります。特に応募先の業務と関連する資格であれば、入職後に活かせる知識や取り組みたい分野を具体的に示しやすいのがメリットです。資格だけで採用が決まるわけではありませんが、これまでの看護経験と組み合わせることで、自分の強みを魅力的にアピールできます。
ここでは、看護師のプラスの資格に関する質問をQ&A形式でまとめました。
プラスの資格を選ぶときは、取得のしやすさだけで決めず、将来どのような看護師を目指したいのかを考えることが大切です。たとえば、幅広い分野に対応できるジェネラリストを目指すのか、特定領域の知識を磨くスペシャリストを目指すのかによって、適した資格は変わります。また、将来的に管理者を目指す場合は、資格取得にかかる時間や費用と、現在の業務や役職とのバランスを考慮することが重要です。
ダブルライセンスは、看護師免許に加えて別の資格や免許を取得し、専門性や仕事の選択肢を広げる方法です。ただ、資格を増やすこと自体が目的になると、時間や費用に見合った活用が難しくなる場合があります。取得を検討するときは、希望する働き方や転職先で役立つかを確認しましょう。転職を考えている方は、転職エージェントに相談し、資格を活かせる求人や職場について情報を集める方法もあります。
看護師が取得できるプラスの資格には、専門分野の知識を磨くものから、介護や美容、カウンセリングに活かせるものまで幅広くあります。資格によって試験の有無や費用、取得までの期間は異なるため、現在の仕事との両立も含めて選ぶことが大切です。将来のキャリアを考えながら、自分の興味や目指す働き方に合った資格を検討しましょう。
「資格取得を目指しながら看護師として働くには?」「資格を取ったもののどうしたら活かせるの?」とお悩みの方は、「レバウェル看護」にご相談ください。キャリアアドバイザーが今後の展望をお伺いしたうえで、資格取得に関する疑問や不安に寄り添います。ご相談は無料ですので、まずは気軽な気持ちでご利用ください。
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