
看護の実践力を高めるには、視野を広く持ち、自ら学ぶ姿勢が欠かせません。今回は、日々の臨床現場で活かせる気づき、そして学びの大切さを伝えるブログ記事を厳選しました。看護師としてさらに成長するためのヒントとしてぜひ役立ててみてください。

横浜わたなべ内科内視鏡クリニックは、横浜市磯子区の「根岸駅」と鶴見区の「鶴見駅」で2院展開している内視鏡クリニック。「横浜からがんで苦しむ方をゼロへ」を理念とし、胃がん・大腸がんをはじめとする病気の早期発見に力を入れて、法人全体で月間約1500件の内視鏡検査を行っています。患者様が苦痛なく内視鏡検査を受けられるように、鎮静剤はもちろん、プライバシーに配慮したレイアウト、医師が診察時に患者さんの目を見て診察できるような人員配置、丁寧な説明や温かな声かけを大切にされています。
また、同クリニックのスタッフ教育の一つとして、「教えて先生! イマサラ聞けない質問コーナー」という企画があります。匿名でスタッフが質問を投稿し、先生が質問に動画で答えてくれる企画が大好評とのこと。そこで患者さん向けにも作成してブログにあげる取り組みを始められました。

今回はそんな同クリニックの丁寧な情報発信の工夫が窺える取り組みとして、今回はブログ記事《【教えて先生】一般内科と消化器 何が違うの?》に注目してみました。
記事では、一般内科と消化器内科の役割の違いや、消化器内科で扱う具体的な症状、初診時の問診で伝えるべきポイントなどがQ&A形式でわかりやすく整理されています。
受診前の準備や当日検査の注意点にも触れられており、中でも「気になる便の状態をスマホの写真で提示してもらう」といったアプローチは、患者さんへの説明や日々の問診業務にそのまま応用できる実践的なアイデアです。

スタッフ向けのコンテンツを出発点としたこのような情報発信は、看護師としての業務や患者さんへの説明内容をより豊かにするための参考になるのではないでしょうか。

大阪府吹田市にある、医療法人壮心会 健都はやしクリニックは、内科と消化器内科を標榜し、苦痛の少ない内視鏡検査を行い病気の早期発見に努めているクリニックです。
「もし自分や家族だったらどうしてほしいか」を常に考え、患者さんの心に寄り添う姿勢を大切にしています。
現場では複数のベテラン医師によるチーム医療体制を整え、共通の価値観のもと、いつ受診しても質の高い均一な医療レベルを提供しているのが強みです。

今回は同クリニックのブログから、学会総会への参加記録を綴った《日本内科学会総会 参加レポート》を紹介しましょう。
まず触れられているのが、全国から集まった優秀演題の中で印象に残った二つの症例報告です。
血球異常の原因がサプリメントによる亜鉛の過剰摂取であると突き止めた事例と、パーキンソン病の治療中に生じた幻触に対し、投薬変更で対処した事例が挙げられています。
これらの症例報告から、副作用の知識を持っていることで初めて「検査しよう」という発想に至る視点を学んだほか、パーキンソン病の治療の進歩や馴染みのなかった症状への知見も深められたといいます。
続けて、この学会総会の醍醐味は、自分の専門以外の領域を幅広く聞ける点にあると説明。また、現地参加ならではの集中できる環境で感じた心地よさなど、オンライン聴講とは異なる体験の価値にも言及しています。

ここで語られた体験談は、知識や経験の幅を広げることが、患者さんへのより良い対応や思いがけない異変への気づきにつながるという本質を改めて教えてくれます。
ケアの視野を広げて成長したいと考える看護師さんは、ぜひ学びの意欲を後押ししてくれる同記事を一読してみてはいかがでしょうか。
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