
医学研究や技術開発に携わる方々の絶え間ない挑戦と努力のおかげで、医療は迅速に発展を遂げ、より質の高いケアの提供が可能になっています。
そこで本記事では、革新的な技術で医療分野の発展を支えている企業を紹介しています。褥瘡予防用のマットレス・RFIDタグを用いたデータ管理システムを手掛ける企業を挙げているので、便利で実用的な製品を知りたい看護師さんは最後まで一読してみてください。
エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社は、自動車衝突と安全の分野をはじめ、計測器や人体ダミーの校正サービス、高性能ホースの製造、ICTシステムの開発など、多岐に渡る事業を展開する企業です。
目立たぬ地味なモノ、でも無ければ成り立たないモノに取り組み、小さな規模でもやりがいある大きな仕事へのチャレンジ精神を忘れないことを理念に掲げ、社会に無くてはならない製品と人に喜びを与えるサービスを生み出しています。
同社は事業の一つとして、ヘルスケア・メディカル関連のIoT、医療・福祉用具の企画開発にも着手。
見守りセンサーや移乗・移動支援ロボット、各メーカーのセンサーや機器を一元管理できるプラットフォームなど、医療現場をサポートしてくれる製品が揃っています。
患者さんの安全性向上や業務の効率化に関心がある看護師さんは、ぜひ同社の製品・サービスに目を通してみてください。

「床ずれナースパッド」は、褥瘡を予防するために開発されたベッドパッドです。
同製品の注目ポイントは、特殊なクッション性と数センチの空気層。これらが褥瘡の原因となる圧迫とムレから患者さんを守り、安全かつ快適な寝心地を実現しています。
また、洗濯機で丸洗いできる点も嬉しいところ。乾燥機で乾かして使える他、マットレス自体が軽いため、外に干す場合も楽に管理することができます。
さらに、使用中のマットレスの上に敷いて使える形になっているため、簡単かつ低コストでマットレスの機能と寝心地をアップさせることが可能です。
同製品は、全国各地の病院や介護施設、在宅介護の現場で導入されている実績があり、高い実用性を備えていることが伺えます。
褥瘡を発症しやすい高齢者や、寝たきりの患者さんのケアにあたっている看護師さんは、褥瘡のリスク対策として導入を検討してみてはいかがでしょうか。

アナログとデジタルの両者の技術を併せ持つ「デジタルハイブリッド企業」として、より確かで安全な情報伝達の支援を行うTOPPANエッジ株式会社。事業はデジタルビジネス、インフォメーション・プロセス、プロダクトソリューション、グローバルの4つを軸に、これまでのノウハウを活かして社会情勢の変化や課題の解決に寄与しています。
同社ではIoTソリューションの一つとして、RFIDタグを提供。取り扱うRFIDタグは、さまざまな用途に対応できるようにUHF帯RFIDタグやHF帯RFIDタグ、特殊な機能が付帯したRFIDタグを用意しています。

RFIDとは、バーコードによるレーザースキャンではなく、電波を使ってRFIDタグのデータを読み込んだり、書き換えたりするシステムのことです。
RFIDタグはRFIDリーダーで一度に複数スキャンできるため、作業効率アップに強い期待がもてます。
そのほか、医療現場においては医療過誤の防止、医療従事者や医療機器の配置の適正化などにも役立つでしょう。
実際に、医療材料管理のために同社のUHF帯RFIDタグ「1530ラベル」が医療現場に導入された事例があります。
こちらのケースでは、手術件数が多いこと、一度の手術で場合によって最大120点の医療材料が必要になることから、事前に間違いや抜け漏れなく基本セットを作成することが求められていました。
しかし、それにかかる人手不足や作業負担に対する課題が浮上。そこで、小型物品や医療材料の管理に最適な同製品の導入が進められることになります。
運用方法は、同製品を取り付けた医療材料が入った基本セットのコンテナを、UHF帯のRFIDリーダーで丸ごと読み取る方法です。

医療材料を一つ一つチェックしながら基本セットを作成する必要がなくなり、倉庫保管時と払い出し時の2回の照合でより正確性も増したことから、手術件数が増加する中でも大幅な作業効率アップを実現しています。
さらに、手術後の基本セットの使用状況の確認が容易になるため補充作業も効率化できたり、シリアル管理による使用期限管理もできたりと、さまざまな導入効果が得られました。
このように、作業負担を減らしつつ同時に効率アップを図れる同社の製品は、特に人手が足りない医療現場の救世主とも言えるのではないでしょうか。
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