
本記事では、安全に操作できるネブライザシステムを提供する企業と、医療事故防止に繋がる酸素ボンベアラームの開発、受付・会計業務のスマート化が叶うクリニック向け自動精算機を手掛ける企業を紹介します。
より安心・安全に医療を提供できる製品に関心のある看護師の方や、受付の混雑を緩和し会計の業務負担を軽減したい方は、ぜひ本記事と併せて、ピックアップした企業のホームページでも詳細を確認してみてください。
1982年に創業して以来、麻酔・呼吸器系分野と外科系手術分野をメインとし、海外から医療機器を輸入し販売してきた、株式会社インターメドジャパン。2006年を境に、同社は麻酔・呼吸器系分野に特化した医療機器、医療用衛生材料などを取り扱い、より良い製品の厳選と迅速な提供により、医療現場のニーズにいち早く対応してきました。
現在は事業を拡大し、自社ブランド「プライムシリーズ」を立ち上げ、現場の声を反映するための製品づくりにも注力し、医療業界を支えています。
Aquaprimeネブライザシステムはベンチュリマスクによる酸素投与と同時に、滅菌精製水を噴霧することができる「ネブライザ式酸素吸入器」です。従来の機能に加え、簡便さと安全面に配慮した設計となっています。
十分な加湿が可能で、開胸術後で喀痰喀出困難な患者等が適応となります。

Aquaprimeネブライザのボトルとアダプタはワンタッチで簡単に着脱することができ、ヒータを使用する場合でもセッティングの手間は殆ど変わりません。特にネブライザでは水の消費量が多く、ボトルの交換頻度が高くなるため、交換の手間を煩わしく感じていた方の作業効率アップに貢献することができます。
また、ボトルから吸い上げた水はアダプタ内に貯留されて噴霧する仕組みとなっていますので、ボトルの水が吸い上がらなくなった状態でも、アダプタ内に水があれば継続して噴霧されます。この独自の構造により、水切れによる加湿不足のリスクを回避でき、ボトル交換時にも噴霧を中断する必要がありません。

アダプタ出口の噴霧温度を感知するセンサが搭載されており、噴霧量によって変わる温度を制御しています。水切れが想定される状況では、このセンサが反応してアラームを鳴らしてお知らせします。
また、ヒータ内部が高温となっている間はロック機能が作動し、ヒータが取り外しできない安全機能が備わっています。
ボトルがソフトな素材を使っているため、使用後はコンパクトに折り畳むことができます。使用量の多いネブライザボトルの廃棄ボリュームを減らすことで、コスト削減への貢献も期待できます。
1956年に創業して65年以上もの間、山形県内に7つの拠点を設け、家庭用・産業用・医療用のガスをメインとしたエネルギーを提供してきた、山形酸素株式会社。供給量は、山形県内でもトップシェアを誇っています。
取り扱う商品は、LPガスや医療用ガス、産業用機械器具、太陽光発電ソーラーシステムなど多岐にわたり、各家庭とあらゆる業界への安定したエネルギーの供給によって、山形県民の豊かな暮らしを支えている企業です。

医療現場では、少しのミスや確認不足が重大な医療事故へと繋がってしまうことがあるため、人の命を預かっている看護師には常に緊張感を持った対応が求められます。
酸素ボンベを使用する際も例外ではなく、取り扱う際はバルブと圧力計、流量設定ダイヤルの確認を怠らないように最大限の注意を払わなければなりません。もちろん、個々で指差し確認や複数回のチェックなどを入念に行いますが、徹底したチェックを行う中でもヒューマンエラーが発生してしまうこともあります。
同社の酸素ボンベアラーム「OX-ALM」は、そうした医療現場の声をもとに開発されました。
同装置は、酸素ボンベの残量が低下すると、光と音で通知する仕組みになっており、酸素ボンベの交換忘れを防止するのに役立ちます。
具体的には、酸素残量を3.5±1.5MPaの範囲で検出し、酸素ボンベ内の残量が低下すると、アラーム音とLED点滅によって通知してくれます。
LEDは、酸素残量が低下する前は常時、緑色に点灯しており、残量が低下すると赤色に点滅する仕組みとなっているため視覚的に捉えやすく、ひと目で交換時期を把握できるでしょう。
同時に、警告音が鳴ることで別の業務に取り掛かり集中している場合も注意を引きつけられ、酸素ボンベが空になる前に確実に気づくことができます。
さらに、音によるアラートが投げられることで、酸素残量の目視確認をする頻度を減らせるのも魅力です。その分、隙間時間を捻出でき、患者への対応を手厚く行えるでしょう。

また、コンパクトなサイズのため、同装置を酸素ボンベに取り付けた状態のままで、移動台車への利用も可能です。単4の乾電池が2本あれば、連続で85時間駆動する省エネルギーな仕様も注目すべきポイントなのではないでしょうか。
なお、同装置を実際に使用する際は、既存のダイヤル式やフロート式のどちらのレギュレータにも対応可能です。
同装置は、酸素ボンベ取り扱い時の看護師の不安を解消できると共に、作業効率化やさらなる安全対策にも期待できるでしょう。
メディカルプラットフォーム事業とスマートクリニック事業の2つを柱に、「ヒトと医療をつないで健康な社会を創ります」というミッションを掲げ医療業界を支えてきた、株式会社GENOVA。これまで医療メディアの運営やオンライン診療サービス、医療機関向けのスマートレジの販売などを行い、常に医療現場の課題と向き合い、解決へ導くための製品・サービスを提供してきました。
強みであるIT技術力を駆使し、揺るぎない信念のもと時代の変化に見合った革新的な製品・サービスを創造し続けている企業です。

病院の規模や標榜する診療科、診療曜日・時間帯にもよりますが、医療機関では受付が混雑することが多々あります。その場合、待合室は受診待ちや会計待ちをする患者で溢れ返ってしまい、待ち時間が長時間であるほど患者のストレスは溜まり、最終的にはクレームにも繋がりかねません。
受付業務においても、混雑するあまりに会計ミスをすることも考えられ、患者へ満足のいく対応ができないもどかしさを感じることもあるでしょう。
そうした医療機関の受付業務におけるクレームリスクを回避し、スマートな会計業務を叶えてくれるのが、同社のクリニック向け自動精算機「NOMOCa-Stand」です。
クリニック専用に開発された同製品は、患者が一人で会計できる仕様となっているのが特長。本体はタッチパネル方式となっており、画面に映し出される画像を確認しつつ、手順通りに操作をすることで、誰もが簡単にセルフ入金できます。
会計時は診察券をかざし、料金を支払い、領収・明細書・処方箋引換券を受け取るといった3ステップの簡単設計となっているため、高齢の患者にも分かりやすく、操作に戸惑うことはありません。
また、本体の高さは142cmと、高齢の患者層の使いやすさにも配慮した造りとなっています。
同製品は、院内で使用している電子カルテ・レセコンとデータを連携できるのもポイントです。会計した日時や患者名、料金、支払いツールといった会計の詳細が正確に記録されるため、万が一にも間違いが判明した場合に、後々確認しやすいというメリットもあります。
決済方法はキャッシュレスも可能で、同製品と連動した決済端末を使うことで、締め作業時にデータを一元管理できます。そのほか、再来受付機能も搭載されているなど、会計業務が劇的に楽になる機能が搭載されているのも、選ばれている理由だと言えるでしょう。
そして、本体は業界でも最小クラスで導入しやすく、置き場所に困りません。

同製品は、受付・会計業務の金銭授受をなくすことでスタッフの負担やミスを軽減し、さらには患者に対応する時間を捻出できることで患者の満足度にも繋がるため、導入を検討してみる価値がありそうです。
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