患者さんやご家族の心に寄り添うケアと環境づくりを支える法人

本記事では、インテーク(初回面接)の基礎技術を習得できる検定を運営する法人、乳幼児の発達や親子の触れ合い技術を伝える資格講座を開講する法人、医療機関・福祉施設での参加型芸術活動や在宅訪問による学習支援で子どもたちのQOL向上に取り組む法人をご紹介します。
患者さんやご家族とのコミュニケーションスキルを高めたい看護師さん、小児看護・産後ケアでの環境づくりに関心がある方は、ぜひくまなく目を通して情報収集してみてくださいね。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

一般社団法人日本心理FT協会

心理教育の普及やカウンセリング業務、障害福祉に基づく相談支援など幅広く手掛ける一般社団法人日本心理FT協会。変化の激しい社会で生じる心の揺らぎに対し、心理学の知見を活用して自律的に未来を描ける人材の育成に注力しています。
また、初学者向けの資格認定講座を実施し、誰もが自分や相手の心へ「最初の一歩」を踏み出せる社会の実現に寄与する法人です。

「心理FTインテーク検定®」

▲画像提供:一般社団法人日本心理FT協会

看護現場における新患対応や問診は、患者さんの不安を和らげて本音を引き出す大切な場面と言えます。
しかし、限られた時間の中で主訴や背景にある悩みを正確に把握し、短時間で信頼関係を築く難しさに直面する看護師さんも少なくありません。

そうした対人援助の土台となるインテーク(初回面接)の知識を体系的に修得し、専門性を証明できるのが同法人が提供する「心理FTインテーク検定®」です。
同検定に向けた学びの場として「心理FTインテーカー養成講座」が設けられており、カウンセリング初学者の方でも着実なステップアップを目指せます。

同講座では、インテークに必要なカウンセリング理論をはじめ、共感的な傾聴技術や効果的な質問法、倫理規定などを学べるカリキュラムを用意。受講を通して、相手の思いを受け止める「傾聴スキル」、客観的に事実を整理する「状況把握スキル」、自身の思考傾向を知る「自己理解スキル」の3つを身につけられます。

▲画像提供:一般社団法人日本心理FT協会

学習から検定試験までの期間は約1~2ヶ月で、学習しやすい体制が整っている点も魅力です。
公式テキストとeラーニングを組み合わせた自学自習スタイルで、解説動画や理解力確認テストを活用しながら自分のペースで理解を深められるでしょう。
受講期間中は国家資格を持つ講師カウンセラーへ1日1回質問できるため、疑問点を解消しながら進められます。

検定試験は自宅や職場のパソコンから受けられるIBT方式を採用しており、都合に合わせて挑戦することが可能です。
さらに、検定の合格者には専門性を証明する認定証書と認定証カードが授与されます。

会話から迅速に信頼関係を築く技術は、看護実践に活きるだけでなく、看護師さん自身の自信や安心感にもつながるかもしれません。

一般社団法人 日本タッチ育児協会

▲画像提供:一般社団法人 日本タッチ育児協会

ベビーマッサージの指導から支援者向け講話まで、育児支援の現場に親子のスキンシップを届けている一般社団法人日本タッチ育児協会。孤立した子育てが課題となる現代において、丁寧なコミュニケーションを通じた親子の確かな信頼構築をサポートしています。
「許可を得て触れる」ルールのもと、科学的根拠に基づいたふれあいのスキルの普及を図り、家族や地域が温かく支え合える社会の実現を目指す法人です。

「ベビーマッサージ資格講座」

産後ケアや小児看護の現場において、ご家族から「赤ちゃんとの触れ合い方や遊び方がわからない」と相談を受けることもあるのではないでしょうか。
また、言葉での意思疎通が難しい乳幼児に対し、どのように安心感を与えながら処置やケアを行うべきか模索している看護師さんもいるかもしれません。

こうした臨床現場で即座に活かせる知識と技術を体系的に習得できるのが、同法人が開催する「ベビーマッサージ資格講座」です。
手技にとどまらず、「接触のルール®」に基づいた親子の絆を深めるコミュニケーションから、運動発達や感覚への理解も網羅した内容となっています。

▲画像提供:一般社団法人 日本タッチ育児協会

受講カリキュラムは、スキマ時間に閲覧できるオンデマンド動画やテキストでの事前学習と、オンラインもしくは通学による計15時間の対面講義を組み合わせた方法を採用。講義編で基礎知識や運動発達などを学んだ後、実践編でレッスンの準備や構成、デモンストレーションなどを段階的に身につけていきます。
講師から直接フィードバックを受けられる体制が整っているため、しっかりと理解を深めることが可能です。

実際に受講した看護師さんや助産師さんからは、「産後ケアの現場でお母さんから相談を受けた際に、講座で学んだ知識を活かせている」「産後ケアで赤ちゃんを預かったときはもちろん、日々の看護や保育にも役立っている」といった声が寄せられており、さまざまな現場で活用されていることがうかがい知れます。

なお、資格取得後は定期的な勉強会や個別相談などのフォロー体制が用意されており、継続して学びをアップデートしていけるのが魅力の一つです。同講座は全国どこからでも受講でき、仕事をしながらでも学びやすい「伴走型通信講座」も用意されています。
こうした確かな知識とコミュニケーション技術は、産後ケアや小児看護の現場に安心感を届け、赤ちゃんとご家族の笑顔を支える力となるのではないでしょうか。

特定非営利活動法人スマイリング ホスピタル ジャパン

▲画像提供:特定非営利活動法人スマイリング ホスピタル ジャパン

「”Happiness Helps Healing”(楽しむことは治癒を助ける)」を理念に掲げる、特定非営利活動法人スマイリング ホスピタル ジャパン。長期入院や療養生活によって行動が制限された子どもたちのもとへプロのアーティストが定期的に訪問し、参加型のアートや音楽を届けています。
五感を刺激するアート体験を通して生きる意欲を引き出し、闘病生活を支えるとともに、子どもたちやご家族のQOL向上に貢献する法人です。

同法人の活動内容

同法人の取り組みは、院内での芸術活動にとどまりません。
在宅で療養生活を送る子どもやご家族への訪問による芸術・学習支援、療養や学びに欠かせない独自の教材および物品の制作など多岐にわたる事業を展開。さらに普及啓発や情報発信にも注力し、医療機関から家庭、地域社会まで多角的なアプローチで子どもたちとご家族を支えています。

「ウォールアート」

▲画像提供:特定非営利活動法人スマイリング ホスピタル ジャパン

登録イラストレーターが各医療機関の構造や用途に合わせてデザインを手掛け、病棟の白い壁面を色彩豊かに彩る取り組みが、同法人の事業の一つ「ウォールアート」です。
これまでには、ガラス扉の開閉で魚が泳いでいるように見せる演出のほか、廊下や天井に描くことでストレッチャーからでもアートが楽しめる工夫などを施してきました。
また、廊下に大きな木を描いて患者さんやスタッフが集うコミュニケーションの場を創出したり、個室に優しい色調の絵を描いて術後の静養空間を整えたりと、患者さんや医療従事者が穏やかに過ごせる環境づくりを行っています。

「病棟の写真屋さん」

一方、プロのカメラマンが病棟を訪れ、アートを楽しむ様子やご家族との時間を撮影して提供するのが「病棟の写真屋さん」です。
ご家族からは「大切な思い出として当時の写真を見て振り返っている」「長期入院でも写真を撮っていただいたことで成長記録を残せた」といった声、看護師さんからは「プロならではのアングルやショットが光る撮影体験ができてありがたかった」との声が寄せられています。
長期療養中の子どもたちが笑顔を取り戻し、ご家族や医療従事者と前向きな時間を共有するきっかけとなるのではないでしょうか。

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