
「なぜ献血看護師はすぐ辞める人が多いの?」と気になる人もいるでしょう。献血ルームは、穏やかな職場というイメージを持つ人もいますが、実際の業務にギャップを感じ、退職に至る人もいるようです。この記事では、献血看護師をすぐ辞める人に多い退職理由を詳しく解説します。献血看護師の仕事内容や転職のメリットなども紹介していますので、献血ルームへの転職を迷っている看護師は、判断のためにお役立てください。
献血看護師がすぐ辞めるのは、ルーティンワークに物足りなさを感じたり、給料が想像より安かったりするなどが理由として多いようです。ここでは、献血看護師をすぐ辞める方に多い退職理由を解説します。
献血ルームは、土日勤務が必要となります。子育て中の看護師であれば、保育園がお休みの日曜日は、預かってもらう人を探さなくてはなりません。夜勤がない点を考えると子育てとの両立はしやすいといえますが、土日勤務がネックになり辞めざるをえない看護師もいるでしょう。
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献血看護師に楽なイメージを持っている看護師も多いでしょう。しかし、いざ働き始めると、想像していたよりもしんどく、転職を後悔する人もいるようです。献血バスで遠方に行く場合、出張場所に合わせて早朝に出発することも珍しくありません。到着すると会場説明や資材の運搬など、体力のいる業務もこなす必要があります。
献血看護師の業務は、血液検査や献血などの穿刺がメインです。ルーティンワークで、物足りなさを感じる看護師もいるかもしれません。自分には、病棟業務の方が合っていたと後悔し、退職する看護師もいるでしょう。
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献血ルームで働く看護師の基本給は、21万円〜25万円、時給であれば1500円〜1700円が相場のようです。年収にすると330万〜400万程度と想定できるでしょう。
厚生労働省の職業情報提供サイト「看護師」によると、看護師の平均年収は、約519万円です。夜勤手当などに期待ができない献血看護師は、看護師の平均年収より低めだといえます。地域や経験年数によって変動はありますが、思ったより給料が低い場合もあるかもしれません。
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献血ルームで働く看護師の人間関係は、固定化されやすいといえます。多くの医師やスタッフが出入りする病棟と異なり、献血ルームは看護師をはじめスタッフ数も少なめです。夜勤がない分シフトも重なりやすく、その中で人間関係に悩むと辛い思いをするかもしれません。
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すぐ辞めた献血看護師が次の職場を探すにあたって、献血に携われる職場についておさらいしておきましょう。献血看護師が働ける施設は、以下の3つが挙げられます。
血液センターは、献血された血液の供給や保管などを行う基幹となる施設です。献血ルームは、主に利便性の良い場所にあり、血液センターまで出向かなくても献血が受けられます。血液センターから遠方の地域にも出張する献血バスは、運行スケジュールが決められており、Webサイトなどで確認ができるようです。
献血ルームや献血バスで採血された血液製剤は、血液センターに搬送される仕組みになっています。3つのどの施設に配属されるかは、事業所の采配にもよりますが、応募時に希望は出せるようです。
すぐ辞める状況を防ぐためには、献血看護師の仕事を理解しておくことが大切です。献血看護師の業務内容には、以下のようなものが挙げられます。
献血可能な基準を満たしているかどうか、問診や血液検査で確認します。全血献血前の採血は、指先からの採取に変わってきているようです。献血にかかる時間は、全血献血であれば10〜20分、成分献血であれば40〜90分程度といわれています。
また、血管迷走神経反射や神経損傷、気分不良などの副作用の確認は、献血看護師の大切な業務です。気分不良があれば、症状に応じた対応も求められます。
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ここでは、献血ルームで働く看護師の1日のスケジュールを解説します。1日の流れを理解することで、より献血看護師の仕事のイメージが掴めるでしょう。
| 時間 | 業務内容 |
| 9:00 | 出勤・資材の準備、機器の確認 |
| 9:30 | ・受付開始・問診・バイタルサイン、体重測定・採血、血液検査・献血中の体調確認 |
| 12:30 | 休憩 |
| 13:30 | ・午前の業務と同様・血液センターへ血液を搬送する・後片付け |
| 17:30 | 退勤 |
献血ルームの場合、各施設の営業時間によって出退勤の時間は異なります。営業時間によっては、朝ゆっくり出勤できる職場もあるでしょう。営業開始前に、予約状況の確認や資材の準備をします。受付開始後、成分献血と全血献血の希望に応じ、副作用を観察しながら進めることが大切です。午後も同様の業務を行い、血液センターへ血液製剤の搬送が完了したら、後片付けを行い勤務終了となります。
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献血看護師とは?仕事内容や給料、求人募集の探し方などを解説
献血看護師は、病院よりも接遇スキルが求められる一方で、看護スキルの向上は難しいといえるでしょう。ここでは、献血看護師に転職するデメリットを、以下に解説していきます。
献血の流れを説明したり、不安を取り除くような声がけをしたりする献血看護師には、接遇スキルが必要です。看護師の対応が、献血ルーム全体の評価として見られるかもしれません。善意で献血を受けてくれた方に不快感を与えず、また協力してもらえるような対応が求められます。そのため、穿刺を失敗できないプレッシャーなどもあるでしょう。
献血看護師のデメリットには、看護技術の向上が難しいことも挙げられます。献血ルームの業務は、採血業務がメインです。また、献血をする方は健康な方のため、病院ほどアセスメントを必要としない場合も多いといえるでしょう。看護技術の感覚や知識を忘れてしまう可能性もあり、転職の選択肢が広がりにくいかもしれません。
献血看護師として転職すると、「ライフスタイルに合わせて働き方を選べる」「経験の浅い看護師も働きやすい」などのメリットもあるようです。献血看護師として転職するメリットは、以下のようなものが挙げられます。
私生活に合わせた働き方ができるのは、献血看護師のメリットだといえます。実際に、子育て中の看護師も多く、仕事との両立はしやすいといえるでしょう。献血ルームによっては、営業時間を10時30分から19時としているところもあり、保育園にお子さんを送ってから時間に余裕を持って出勤できます。勤務時間などを相談できる職場もあり、小さなお子さんがいる看護師の復職としての人気は高いようです。
献血看護師は、病棟看護師よりも体力的な負担が少ないのがメリットです。健康な方が対象となる献血看護師は、病棟のような介護業務もありません。夜勤がなく、急変やイレギュラーな対応も少ないため、残業も発生しにくいといえます。体力に自信のない看護師も、長く続けやすい職場だといえるでしょう。
献血ルームで働くには、高度な看護技術は不要です。母体が大きいため、研修制度やマニュアルもしっかり整えられています。そのため、採血の経験があれば、臨床経験の浅い看護師も転職しやすいようです。
「採血スキルに自信がない」「献血看護師の仕事が自分に合っているか分からない」と不安を感じ、献血ルームへの転職に悩んでいる人もいるでしょう。ここでは、献血看護師への転職に迷っている人が抱えやすい悩みへの対処法を解説します。
小児科や救急救命センターといった職場では、医師が採血を行う場合があります。そのため、臨床経験があっても採血に自信がなく、献血看護師への転職が不安な方もいるでしょう。
1日に多くの採血を行う必要がある献血看護師ですが、献血ルームは、入職時の研修がしっかりしている職場も多いといわれています。採血は回数をこなすほど上達していくため、時間が解決してくれる場合も。また、献血で使用する針は一般的に太めの18Gが使用されるものの、献血に協力する方は血管がしっかりしている傾向にあります。採血に自信がない看護師も、必要以上に心配しなくて良いかもしれません。
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献血ルームの看護師に向いているか分からず、転職を踏みとどまっている看護師もいるかもしれません。献血看護師に向いている特徴を以下に紹介していますので、自分と照らし合わせてみましょう。
献血看護師に向いている人の特徴に加え、献血ルームで働くメリット・デメリットも理解したうえで、転職するかどうか判断するのが良いでしょう。子育て中の看護師であれば、保育園がお休みの日に勤務が重なった場合、協力してもらえる人はいるかなども確認しておいた方が良いかもしれません。
献血ルームの仕事にギャップを感じ、「すぐ辞めたくなるかもしれない…」という看護師もいるでしょう。どの職場も同様ですが、情報収集を入念に行い、業務内容を理解したうえで転職しないとギャップを感じてしまいがちです。
献血看護師の場合、病棟と業務や職場の雰囲気がガラリと変わります。そのため、職場見学で事前にギャップを埋めておくのがおすすめです。実際に献血者として献血ルームを利用してみると、職場の雰囲気や看護師の業務が見学できるでしょう。
初めて転職する看護師も、何度か転職経験がある人も、転職に失敗したくない思いは同じです。ここでは、転職後にすぐ辞める状況を避けるための職場選びのコツを紹介します。長く活躍できる職場を探している看護師は、以下のポイントを押さえて転職活動をしてみると良いかもしれません。
転職先は、自分に合った職場を選ぶのが前提です。希望の働き方や条件は、人によって異なります。以下の例を参考に、自分なりの希望条件をいくつか挙げてみましょう。
「夜勤を避けたい」など募集条件で絞られるものから、「のんびりした職場が良い」「急変対応が少ない職場」まで、職場の特徴を理解しておかないと判断できないものもあります。可能な限り細かく条件を挙げておくと、自分に合う職場のイメージが掴め、求人を探しやすいかもしれません。すべての条件を満たす求人がない可能性も考え、譲れない条件と除いても問題のない条件をそれぞれ決めておくと良いでしょう。
仕事内容や人間関係などに変化を伴う転職は、前向きな転職だとしても、ストレスは少なからずあるでしょう。しかし、転職先で前職の経験を活かせれば、仕事へのストレスは少し減るかもしれません。たとえば、前職が病棟看護師の場合、病棟業務自体が嫌になって転職する訳ではないなら、病院を変えて病棟看護師として働く方が、仕事のギャップや精神的な負担も少ないでしょう。
正職員やフルタイムで働くのに不安がある場合は、非常勤やパートなどから始めてみるのも方法の1つです。正社員登用制度を設けている職場もあります。体調を考えると、今はフルタイムで働けないという看護師も、パートであれば始めやすいかもしれません。自分の身体を一番に考え、十分な休みを取りながら働く期間があっても良いでしょう。
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自分に合う職場を客観的な視点から見てほしければ、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントのサービスは求人紹介だけではありません。専任のキャリアアドバイザーが、キャリアプランや個別の悩みに応じた相談も行います。
ここでは、献血看護師への転職に迷っている方によくある質問を、Q&A形式で回答していきます。
新卒看護師も献血ルームへの転職は可能です。新卒を採用しているところもあるため、募集があるかどうか転職サイトやハローワークでチェックしてみましょう。病棟看護師から献血ルームへの転職はしやすいですが、献血看護師から病棟への転職はハードルが少し上がります。看護師としてどのようなキャリアを形成していくかよく考えてから、慎重に判断しましょう。
短期離職は、忍耐力がないなどの悪い印象を持たれる可能性があります。また、スキルや経験が中途半端で、転職に不利になる場合もあるかもしれません。そのような状況を避けるためには、自分に合った職場探しが大切です。『献血看護師が「すぐ辞める」状況を避ける職場選びのコツ』で、看護師として長く活躍していける職場の見つけ方を紹介していますので、ご覧ください。
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献血看護師がすぐ辞める理由は、想像以上に体力への負担があったり、ルーティンワークが合わなかったりすることなどが挙げられます。ギャップを感じないためには、献血ルームの仕事を十分に理解しておくことが大切です。献血ルームに転職した場合、看護スキルの向上が難しい一方で、経験の浅い看護師も活躍できるメリットもあるでしょう。採血の技術に不安な看護師も、研修制度やマニュアルが整えられているため、さほど心配する必要はなさそうです。
それでも、献血看護師への転職に迷っている看護師は、「レバウェル看護」にご相談ください。
自分に合った職場が分からないまま転職を決めてしまうと、短期離職に繋がる可能性も。現在の状況や希望条件をヒアリングし、無理のない働き方ができる職場をご紹介します。人生の転機となる転職に不安を抱えるのは当然です。1人で悩まず、キャリアアドバイザーにご相談くださいね。
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