人生の最後に必ず訪れる、悲しいお別れ。
看護師さんは、医療の現場で患者さんの旅立ちに立ちあうこともあるでしょうし、エンジェルケアをされる方もいらっしゃいますよね。
悲しいけれど、仕事をしなければならない、その姿にはいつも感謝と尊敬を感じます。
そんな看護師さんですが、プライベートで出席するお葬式の常識は大丈夫でしょうか?
色々な看護師さんに聞いたところ、仕事が忙しく、あまりお葬式に参加できないので、たまに行く葬儀で困ってしまう方もいるのだとか・・・。
そこで、葬儀の一般常識を確認して、大事なシーンで恥をかかないように、今回は葬儀についての常識をまとめました。
訃報は、ごく親しい間柄ならご遺族から電話で連絡があるケースが多いかと思います。
勤務に多く入っている看護師なら出勤時に連絡を受けることも多いかもしれませんが、最近では、SNSで知るというケースも増えているそうです。
直接連絡を受けた場合は、「大変な時にご連絡ありがとうございます。お悔やみ申し上げます」と丁寧にお悔やみの言葉を添えます。
その次に、お通夜と葬儀・告別式の日時と場所を聞いてください。
お寺や葬儀場は似たような名前が多いので正確に復唱確認すること。住所や電話番号もメモしておくと確実です。
また、基本的なことですが、亡くなった方がどなたなのかをきちんと把握することを忘れないでください。当たり前なのですが、長く病気を患っていた方がなくなったのかと思っていたら、元気だった身内の方の葬儀だったという例もあるのです。
たとえば「夫の祖母」だけではなく父方なのか?母方なのか?などの確認をしっかり行い、間違いがないように気をつけてくださいね。
お通夜の前に弔問に行った方がいいの・・・?
お通夜、葬儀、火葬の順番は・・・?
ネットや本のマナーはあくまで一般論なので、参考としてください。葬儀のしきたりは地域や宗教、その家によって違うので、わからないことがあったらまずは共通の知り合いに、特に年上の人に聞いてみるのが一番です。
「こんなこと聞いたら笑われるかも?」なんて思うかもしれませんが、ご遺族の前で失礼なことをするよりよいと思います。
「喪服を持ってない」という場合も、目上の知人に聞いてみることで助け舟を出してくれるかもしれませんよ。
葬儀マナーで気になることと言えば、服装のマナーもあります。
お通夜は地味な服装であれば大丈夫ですが、葬儀・告別式へは喪服で出席しましょう。
近親者でなければ黒いスーツでも問題にはなりませんが、いずれ必要になるものですから喪服を一着買っておくのがおすすめです。
「同じ黒だしバレない」と思ったら大間違い。明るい場所で見ると黒の色合いが違うのですぐわかってしまうのです。
また、数珠と香典を包む「ふくさ」も買っおくと、大人のたしなみとしてよいでかと思います。
香典の金額は、一般的には身内は1万円以上、友人や知人・同僚や先輩は1万円以下が目安と言われています。
金額にもしきたりがある可能性がありますので、話しやすい出席者がいれば一度相談してみると失敗を避けられるでしょう。
病院関係者の場合、病棟の看護師一同で香典をひとつにまとめてしまうという事例もありますよ。
また、お通夜と葬儀両方に出席する場合はどちらで香典を持って行くか悩みますが、これも習慣で決まっていることがあるので確認を。
通夜と告別式はできれば両日の出席が望ましいですが、難しい場合は、弔電や供花を送るなどで、気持ちを伝えることも大切です。
葬儀になれていない人の場合、お焼香が緊張するという話を良く耳にします。お焼香は、お仏前が安らかに眠りにつけるよう、祈りをささげ、生前の感謝などをこめて行う弔問者ができる数少ない行動でもあります。
だからこそ、作法ばかりに気を取られず、気持ちを伝えることが大切。宗教などにより、若干違いがあるケースもあるので、葬儀が行われている流派などを確認することが必要です。
基本的な動作として、人差し指と親指、中指の3本の指で抹香をつまみ、おでこのあたりまでかかげ、思いをこめます。それを香炉(基本左側に置かれます)にうつします。
この回数が宗派によって違いがあるので、確認が必要ですが、忙しい勤務の中、かけつけたという看護師さんなら、前の方のやり方を観察することで対処することもできます。
大切なのは、思いですよ。またお焼香の前には、御遺族となくなった方へ一礼を。終わった後には、もう一度、御遺族に一礼をしてください。
最後にNGマナーをチェックしていきましょう。
・長居する
遺族は悲しみと疲れた状態の中にいますから、いつまでもダラダラ残っていると迷惑になってしまいます。
・久しぶりに会った人と盛り上がる
葬儀では旧友と久しぶりの再会をすることもありますが、その場で話に盛り上がってしまってはダメですよ。
・死因を聞く
死因や生前の病状などは、看護師さんは職業柄、耳慣れているものだったとしても、ご遺族はその場で語りたいものではありません。
勤務中に病気について話すように淡々と話をしたり、詳しい死因を聞かないように注意してください。患者さまのお見送りを経験している看護師でも、仕事が忙しく、葬儀にあまり参加したことがないという方は多くいらっしゃるようです。
葬儀の一般常識を確認し、失礼のない対応で参列できるようでありたいですよね。
いかがでしたか?今回は葬儀に関するマナーをご紹介しました。患者さんと接することの多い看護師さんは、普段の看護業務でもマナーを意識することは多いのではないでしょうか。看護のノウハウやスキルをしっかり学びたいという看護師さんは、『看護のお仕事』にご相談ください。
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