
新人看護師のみなさん、現在の調子はいかがでしょうか?看護師としての成長を感じられていますか? それとも壁にぶつかり、悩んでいますか?
看護師になる前に抱いていた憧れと、看護師として働きはじめた現実は、かなりかけ離れたものかもしれません。そして、そのギャップに愕然とし、看護師でいることに苦しんでいるかもしれません。
けれども、「看護師の仕事が好き」という多くの先輩がいます。看護師の道は苦しみと同じくらい喜びのある仕事。この仕事だから得られる素晴らしい体験とやりがいがあるのです。
今回は、理想と現実のギャップに悩んでいる新人看護師へ、先輩からあなたへ送る言葉をお届けします。
看護というのは、「これが正解」というものがありません。それは患者さんという個々の人間が相手の仕事だからです。
患者さんは年齢も性別も違えば、生まれや育ち、考え方や価値観、性格、興味、好きなもの、嫌いなものなどすべてが違います。もちろん病気や怪我の症状や回復の過程もすべてが違うのです。
そんな千差万別の相手だからこそ、看護師の個性が役立つことがあります。
あなただからできるアプローチがきっとあります。あなただから気付けることがきっとあります。
患者さんが、あなたが看護師でいてくれてよかったと思う瞬間があるのです。
もし今、ふがいない思いや悔しさがあっても、自分を信じ続けて下さい。あなただからできることはきっとありますよ。それを探し続ける姿勢が、看護師としてあなたを成長させてくれるのです。
「私は看護師に向いていない」、「私はダメな看護師だ」などと自分ひとりで勝手に落ち込まないで下さい。看護師は一人でなれるほど甘いものではありません。
先輩や同僚、時には後輩もあなたの力になります。看護師だけではありません。すべてのコメディカルスタッフがいて、あなたという看護師が生かされるのです。
また患者さんもあなたを看護師にしてくれます。
例え患者さんとの関係が上手く行かずに悩んでいたとしても、その問題を考えることがあなたを看護師にしています。
何もかもうまくいく看護などないのです。問題と向き合うことこそ、看護なのです。
そして、あなたも周りのスタッフを助けてください。
医療の現場は、ひとりでは何もできないのです。あなたもその一員なのです。
看護をしていると、患者さまとの関係がうまくいかなかったり、周りと比べて自分のスキルの学びが遅いなど、自分自身に落ち込んでしまうこともあるかと思います。
でも、あきらめずに努力し続けていくことで、うまくいかなかった過程を「学び」にすることができますし、スキルも必ず、身についていきます。
逆に自分をあきらめてしまうと、それは失敗に終わるのです。
どんな先輩看護師にも、落ちこむ日があったことでしょう。それでもあきらめなかったからこそ、あなたが「頼りになる」と感じるような看護師になれたのです。
そして、どんなにベテランの看護師でも、やはり患者さんとのことで悩む日があります。
看護とはそういうもの。生涯が学びの日々であり、いつまでも成長し続けることができる仕事なのです。
今日、落ち込んでも、けっしてあきらめないでください。それがあなたの力になりますよ。
憧れて入った看護の世界。そこで出会う現実に悩んでいる新人看護師のみなさん、先輩たちの言葉は届いたでしょうか?
もし、今できないことがあってもいいのです。悩むことであなたは成長します。そして、あなたは一人ではない。今は経験のないことばかりで余裕がなく、精神的にも肉体的にも疲れ果てているかもしれません。
でも、「看護師さん」と呼びかける多くの患者さんたちがあなたを必要としています。
もう少し、あきらめずに踏ん張ってみてください。
きっとあなたも「看護師の仕事が好き」と思える瞬間がやってきますよ。
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