仕事
2016.12.7
24時間365日、お盆もお正月雨もお仕事をしてくださる看護師のみなさん、ありがとうございます。
そんなみなさんの姿を見ている人は少なくありません。
今回は、看護師さんに感謝・感動した患者さんのご家族のお話をまとめてみました。
私の父は、いわゆる昭和の頑固オヤジです。そんな父が先日、倒れて病院に運ばれました。胃がんでした。入院しても横柄な態度の父に家族は振り回され、入院していない母の方が疲れきってしまいそうでした。
そんな父を、看護師さんは驚くほど自在に言うことを聞かせているではないですか!?
家族一堂、驚きと尊敬の眼差しで見てしまいました。百戦錬磨の現場がそう言うスキルを見につけさせるのでしょうか? 看護師さん、すごすぎます!
父は入院したことでいい人になったのかと思いましたが、退院後は相変わらず頑固オヤジに戻ってしまいました。まあ元気で何よりですが…。家族みんなで、看護師さんのあの技を学びたいと話しています。あの時は本当にお世話になりました。
食べるのがとにかく好きで12才にして76キロも体重のある息子が、整形外科に入院しました。体育の授業で足をねじったまま転び、自重で足首がおかしくしてしまったのです。
先日、息子に着替えを持っていった時のこと。病室では看護師さんがでかいうちの息子を車いすへ移動させようとしていました!
細い腕の女性看護師さんが、76キロの息子に押し潰されてしまう!?と焦りましたが、なんと看護師さんは上手に息子を支えながら車いすへと移動させてくれたのです!
私が驚き賞賛すると、「コツがあるんですよ」と微笑んでいました。
いや、それにしてもあんな細いのに…看護師さん、すごいです。感動しました。プロですね。
私は不妊治療を5年目にやっと待望のわが子を授かりましたが、早産となってしまい、さらに生まれてすぐ頭の中に出血し、そのままNICUへ連れて行かれてしまいました。
血は次第に消え、小さいながらも我が子は回復していると教えてもらえましたが、生まれてから一度も我が子と会えない日々におっぱいはどんどん張り、母乳を絞るのは痛く、つらく、私は気持ちが沈んで泣いてばかりいました。
そんな時、看護師さんが「赤ちゃんは今、この瞬間も必死で生きようとがんばっていますよ。あなたはその赤ちゃんのお母さんでしょ? 頑張っている赤ちゃんを応援しなくちゃ。あなたのお乳はちゃんと赤ちゃんに届けているからね。あなたは何もできないんじゃない。赤ちゃんを元気にできるお乳は、お母さんであるあなただけが赤ちゃんにあげられる最高のプレゼントなのよ」と言ってくれたのです。
その言葉は本当に私を変えてくれました。私の赤ちゃんは必死で生きようとしている。だから、私も負けないと思えました。
その後、後遺症もなく、少しずつ体重も増えているわが子。初めて顔を見られた時の喜びは、もう言い表しようがありませんでした。私を母親にしてくださった看護師さんの言葉に、今でもとても感謝しています。
患者さんやそのご家族のみなさん、間近で見た看護師さんの仕事ぶりや対応に驚かれ、感動されているようですね。
病院にあまり来たことがない一般の方は、看護師さんがトランスファーをされている姿や、さまざまな状況の方に上手く対応している姿などに驚き、感心されることがあるようです。
また、身内など親しい人が受けた優しさに感動することも多いそうです。
そして、そんな尊敬や感謝の思いを伝えたいと感じているけれど、伝える機会がなかった、という方も多くいらしゃいました。
忙しく、シフト制の看護師さんたちは、すべての患者様の退院時にお見送りにいけるわけでもなく、ご家族と話す時間が持てないこともあるかと思います。伝えることができなくても、患者さんやそのご家族のみなさんは、看護師さんの存在に感動し、感謝しています。
そんな気持ちが少しでも伝わればと思い、今回は患者さんのご家族のお話をお届けしました。
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