
春は別れの季節ですね。退職される方には、さまざまな理由があるかと思います。どんな理由であれ、お世話になった職場を退職する際には、感謝に気持ちを伝え、気持ち良く去っていけるといいですよね。
今回は、退職の日に気をつけたいマナーについてお伝えします。
出勤最終日には、お世話になった職場や人に感謝の気持ちを形として贈るのが一般的なマナーとなっているようです。
職場には、菓子折りなどがよいですね。できれば個別包装されていて、日持ちがある程度するものが理想です。休憩時などにちょっと食べれたり、個別に持ち帰ることもできます。その日出勤出ない人にも残しておくことができますよ。
また特にお世話になったと感じる特定の人がいる場合、職場への菓子折りとは別に簡単な物を贈ると良いようです。
どんなものがいいのかは相手との関係性や距離感にもよりますが、一般的にはハンカチや入浴剤などのミニギフト、お菓子とお茶のギフト用セットなどが多いようです。
業務で使えるボールペンもいいかもしれませんね。目上の方ならデパート等でハンカチをキレイに包装してもらうといいかもしれません。また相手の趣味・嗜好などを知っている場合は、それら関連商品でもいいかもしれません。
費用ですが、菓子折りはサイズによりますが2000~5000円程度の詰め合わせ、個人への小物は500~2000円くらい。大変お世話になった方なら3000~5000円くらいが多いようです。さらに手紙やメッセージカードを添えると、感謝の気持ちが伝わりますよ。
自分が退職したあと、誰も困らない状況をしっかり整えるのが退職のマナーですよね。
仕事の引き継ぎは言うまでもありませんが、返却物などもそのひとつ。
ロッカーの鍵や職員証、他にも保険証や貸し出されているナース服がある場合は必ず返却が必要です。その日着た場合は、クリーニングしてから返却してください。ネームプレートなども原則返却ですよ。
またロッカーは中身を出したあとでキレイに拭いておく気持ちがあると、気持ちよく去れますよね。
また返却と同時に、職場から受け取るものも忘れないようにしてください。離職票や雇用保険被保険者証を始め、職場に提出しているものがあれば、忘れずに受け取るように。
これは当日より前に、受け取りや返却要請の期日を明確に余裕を持って職場に伝えておくことが必要です。

規模の大きい病院に勤務している場合や夜勤・シフトなどでいるスタッフが変わる職場では、どこまで挨拶するか悩むかもしれません。
まず所属している部署の人への挨拶は必須ですよね。しかし、その日出勤ではない人もいますので、シフトで最後に会える日を確認しておき、当日会えない人には事前に挨拶をしておくことが必要です。
また出勤している人でも、自分の退社時に患者さんへの対応をしていて挨拶できないということもあるので、挨拶は余裕をもって話ができる時にしておくとよいですよ。
他にも、特に関わり合いのあった他部署の人やお世話になった人が異動して別の病棟などにいる場合は、その個人への挨拶もしておきたいところです。この場合、相手の勤務状況はわからないことが多いので、最終日ギリギリではなく、数日前に挨拶をしておくと良いかと思います。
また、挨拶の際に退職理由を聞かれることがあるかもしれません。転居やライフスタイルの変化、やむを得ない病気などが理由の場合は問題ないかもしれませんが、そうした個人的な話をしたくない方や、現職に対する不満が退職理由だった場合には、相手を不快にさせない理由を考えておくことをおすすめします。
退職すると言っても、職場に嫌な空気を残さない方がお互い気持ちがよいですし、医療業界は狭いので、あまり不必要なトラブルを作らないことも大切です。
次の職場が決まっている場合は、その職場でやってみたいことがあるなど前向きな理由を言えるといいかもしれません。
退職する側はこれからのことに目がいくものですが、去られる側は表面的には応援してくれていても、寂しかったり、残念だったり、あるいは怒りたい気持ちになったり、様々な思いを抱く可能性があります。
退職する際は、その職場で仕事をすることでお給料を得て生活ができたり、成長ができたりしたことを考え、感謝の気持ちで最後を迎え、気持ちよく退職することができると、去られる方も嫌な思いをしませんし、退職する方も気分よく次へと進めるかと思います。
感謝の気持ちを伝えること、退職後に他のスタッフに迷惑をかけないようスッキリやめる準備をすることに十分配慮して、次への良いスタートを切ってくださいね!
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