「三交代と二交代のどちらが働きやすいんだろう」と考える看護師の方は多いのではないでしょうか。三交代は勤務時間が短いが夜勤回数が多く、二交代は連休が取りやすいが夜勤時間が長いという特徴があります。このコラムでは、勤務時間例やシフト例をもとに三交代と二交代の違いやメリット・デメリットを解説。自分に合った勤務形態で働きたい方は、ぜひご一読ください。
ここでは、三交代と二交代の違いを勤務時間例やシフト例とあわせて紹介します。
三交代は、勤務時間を日勤・準夜勤・深夜勤の3つに分けた勤務形態のことです。
三交代の勤務時間例は、以下のとおりです。
日勤:午前8時15分~午後5時15分
準夜勤:午後4時30分~午前0時30分
深夜勤:午前0時~午前8時45分
二交代の夜勤に比べて勤務時間が短いのが特徴です。三交代はシフトが複雑なので、勤務パターンを覚えるまで苦労する看護師もいます。
三交代のシフト例を2パターン紹介します。
三交代は午後5時15分に日勤を終えて午前0時から深夜勤に入るといったシフトがあります。ほとんどの病院が「日勤→深夜勤」でシフトを組む傾向があるようです。そのため、二交代よりも1回あたりの勤務時間は短いですが、ハードなスケジュールであるといえるでしょう。
二交代は、日勤と夜勤の2つの勤務形態のことです。夜勤は勤務時間が長いという特徴があります。
二交代の勤務時間例は、以下のとおりです。
日勤:午前8時15分~午後5時15分
夜勤:午後4時45分~午前9時
勤務時間は病院によって異なりますが、夜勤は12時間~16時間、日勤は8時間~9時間くらいが一般的です。
二交代のシフト例を3パターン紹介します。
勤め先の病院によってシフトの組み方は異なりますが、1週間単位で日勤と夜勤を交互に組み合わせるのが一般的です。ただし、ときには以下のように夜勤が続く場合もあります。
夜勤が続く場合には、2回目の夜勤明けのあと2日間の休みをとる病院が多いようです。
▼関連記事
看護師の夜勤時間はどれくらい?二交代制と三交代制の違いを知ろう
三交代には勤務時間が短いというメリットがある一方で、生活リズムが乱れやすいというデメリットがあります。ここでは、三交代のメリット・デメリットを解説。自分にとって三交代が働きやすいシフトなのか考える指標にしてください。
三交代には、以下のようなメリットが挙げられます。
・勤務時間が短い
・残業が少ない
二交代の夜勤は12時間~16時間ですが、三交代は8時間程度です。夜勤の拘束時間が短いため、集中力も続きやすいでしょう。また、1日を通して3つの勤務形態の人が交換して働くためシフトの回転が早く、残業時間が短い傾向にあります。
前述したとおり、三交代にはメリットがある一方で以下のデメリットもあります。
・夜勤の回数が多い
・深夜の出勤や帰宅が大変
・生活リズムが乱れやすい
三交代の1回の夜勤時間は短いですが、その分夜勤をする回数は多くなります。また、深夜は公共交通機関が動いていないため、遠方に住んでいる人は出勤や帰宅が大変です。出退勤時間が、朝や夜中の場合もあり、生活リズムが乱れやすい点もデメリットといえます。
▼関連記事
看護師の勤務時間はどれくらい?2交代制と3交代制のメリット・デメリット
ここでは二交代のメリット・デメリットを紹介します。二交代は比較的多くの医療機関で取り入れている勤務形態です。就職や転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
二交代のメリットは以下のとおりです。
・生活リズムが作りやすい
・連休が取りやすい
・夜勤手当が高い
二交代は日勤と夜勤の2つの勤務形態なので三交代に比べて生活リズムが作りやすく、連休が取りやすいのが特徴です。なお、日本看護協会の「2020年病院看護実態調査」によると、二交代における夜勤手当の平均額は11,286円でした。三交代の準夜勤は4,154円、深夜勤は5,122円なので、1回における夜勤手当は三交代よりも二交代のほうが高いことが分かります。
前述したメリットがある一方で、二交代にはデメリットもあります。
・夜勤の勤務時間が長い
・残業が多い
・夜勤で仮眠や休憩時間が取れない場合がある
二交代の夜勤手当は三交代に比べて高いですが、その分勤務時間が長いです。また、少ない人数で深夜の時間帯の業務をこなすため、急患や急変があったときは満足な休憩時間が取れない場合があります。さらに、緊急対応で通常業務に手が回らなかった場合、残業が発生することも。休憩時間が取れず残業となると、疲労は大きいでしょう。
▼関連記事
交代勤務という働き方。働きやすいのは2交代と3交代どっち?
ここまで三交代と二交代の違いやメリット・デメリットを解説してきましたが、自分はどちらが向いているのだろうと疑問に思う方もいるでしょう。ここでは、三交代と二交代に向いている人の特徴をそれぞれ紹介します。
三交代は二交代よりも勤務時間が短いのが特徴です。そのため、以下のような方は三交代勤務が向いているでしょう。
・子育てや介護で短時間勤務を希望する方
・短時間で集中して働きたい方
・急性期病院や救急科で勤務したい方
長時間に渡って集中力を維持するのが難しい方や、子育てや介護など家族との時間を作りたい方には三交代が向いているといえます。また、急性期病棟や救急科で勤務したい方にも三交代はおすすめです。急患や緊急オペ、急変といった慌ただしい状態が続けば疲労がたまり、ミスやインシデントに繋がる可能性があります。ほんの些細なミスが命に関わるため、勤務時間の短い三交代で集中して働くと良いでしょう。
二交代は長時間勤務である分、休みを取りやすい傾向があります。二交代が向いている人は、以下のとおりです。
・プライベートを充実させたい方
・睡眠時間をしっかりと取りたい方
・夜勤手当を多く得て稼ぎたい方
「旅行や趣味の時間のために連休を取りたい」「夜勤明けはしっかり休みたい」など、プライベートの時間も大事にしたい方には二交代が向いているでしょう。また、前述したとおり、夜勤手当の金額は二交代のほうが高い傾向にあるため、夜勤をして稼ぎたい方にも二交代がおすすめです。
自分に合った勤務形態で働きたいという方は、看護のお仕事にご相談ください。
看護のお仕事は、看護職に特化した転職支援サービスです。
三交代や二交代、時短勤務など、一人ひとりの希望に沿った求人を紹介します。また、応募先との条件交渉やスケジュール調整は、キャリアアドバイザーが行うので忙しい方でも安心です。
サービスはすべて無料なので、まずはお気軽にご連絡ください。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載