ハローワークなどの看護師の求人を見ていると、准看護師と正看護師の給与の差が明らかなことがわかります。
正職員でもパートでもそうです。
正職員なら基本給が、パートなら時給が、正看護師より准看護師は明らかに安いです。
一般的には、正看護師と准看護師では収入の差が年間で約80万とも100万円以上あるとも言われます。
なので、准看護師が正看護師を目指すのは当然のことと言えますが、では、中卒の准看護師は正看護師になることができるのでしょうか?
ここでは、中卒から准看護師を経て正看護師になる方法について書いてみます。
中卒で准看護師として働いている方が、正看護師を目指す方法はいくつかあります。
そのうちの一つとして、実務経験を積んで正看護師になる方法をご紹介します。
3年の、いわゆる全日制の看護専門学校に行って正看護師になりたい場合には、高卒でなければなりません。
ですので、高卒認定などを受けて看護学校に進む看護師もいますが、時間と労力が方法と言えます。
准看護師として働いているのであれば実務を3年間積んで、その上で2年過程の看護学校へ行き、正看護師の国家試験を受けるという方法があります。
看護学校の中に2年過程を設けているところがあり、ここは正看護師になるため准看護師が学ぶところです。
2年過程の看護学校に入ってしっかり勉強して国家試験に臨めば、かなり高確率で正看護師になれるという実績が出ていますから、中卒から目指す進路としても適しているといえるでしょう。
日本看護協会も准看護師が正看護師になることを後押ししており、現行では実務経験が120ヶ月以上、つまり10年以上の准看護師は、看護師学校養成所2年過程通信制で正看護師の国家試験受験資格を得られるようになっています。
2018年4月には、この10年以上という必要実務期間が7年に短縮されることが決定しており、人生のより早いタイミングで正看護師になることも目指せるというわけです。
通信制と言っても面接授業や病院見学実習などはありますが、全日制の看護学校のように長期間の病院実習がなく働きながらレポートを仕上げることが可能で、仕事を休むことは最小限で良いというメリットがあります。
また、2009年から日本看護協会ではこの通信制で正看護師を目指す准看護師のために、奨学金制度をはじめました。
貸与額は、年額36万円または48万円で、申込期間はその年によって違いますが、だいたい4月の上旬から5月の中旬くらいまでです。
応募資格は、申込時に日本看護協会の会員であることと、すでに看護師学校養成所の2年課程の通信制に在籍していることが条件です。
貸与期間は、在学中の1年または2年間になります。
給付型ではないので返還は必要になりますが、無利子ですので借りた分だけを返済すれば良いことになっています。
もし、これから正看護師を目指す場合、ひとり親世帯(母子家庭や父子家庭)で看護学校には行きたいけれど経済的に難しいということであれば、厚生労働省と自治体が行っている『母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業』というものがあります。経費の60%が支給されるというもので、利用するにはまず住んでいる市や都道府県から講座の指定を受ける必要があるので、相談してみましょう。
中卒で働いている准看護師でも、正看護師になることはできます。
また、働きながら准看護師から正看護師になれるような支援制度を儲けている病院もあるので、求人情報から探してみるのもよいでしょう。
正看護師になるメリットは多くありますので、久しぶりの勉強は大変かもしれませんが、頑張る価値はきっとあるはず!
ご自身にぴったりのキャリアプランを探して、ぜひステップアップへの道を歩み始めてみてくださいね。
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