看護師なら誰もが経験のある「国試あるある」をまとめてみた

2018.12.13

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看護師のみなさんは、看護学生時代に国家試験という大きな壁を乗り越えてきましたよね。国家試験に合格するために、さまざまな問題や勉強に打ち込んでいた日々も、今になって思い返すと懐かしく感じるのではないでしょうか。

今回は、みなさんのなかで「そんなことあった!」と感じてしまうような看護師の国試あるあるをご紹介します。

最終学年になって国試の勉強で焦る

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国試対策のスケジュールとしては、最終学年の夏までに基礎部分を終わらせておくのが理想的です。そして夏以降は実習や就活、卒業論文の作成もあるので、それまでに基礎部分をどれだけ地道に身につけてきたかが、この時期に大きく影響したはずです。

そして夏以降はとにかく過去問を解く時期に入っていきますが、ここまでで地道に勉強をしてこなかった人は、おそらく後半の時期にとても苦労したのではないでしょうか。「国試を頭に入れて勉強していなかったから夏になって焦り出した」という経験のある方もきっといるでしょう。

もしかすると、みなさんの同僚や先輩ナースのなかには、国試直前に詰め込みで勉強して「ギリギリ間に合った」という人もいるかもしれませんね。

 
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国試と実習の両立に悩む

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国試前に乗り越えなければならない大仕事、それが実習ですよね。専門学校であれば3年生の国試直前まで、看護大学であれば4年生の前期あたりまで実習があったと思いますが、精神的にも肉体的にも、相当ハードな時期だったのではないでしょうか。

実習期間中は覚えたことを復習するのに多くの時間を費やすことになるので、なかなか国試のための勉強にとりかかることができなかったという人も多いでしょう。基礎部分の勉強をこの時点で終えられていれば問題ないですが、終わっていなかった人はさらに苦労したはずです。

現役看護師に「看護学生時代に一番つらかった時期は?」と聞くと、多くがが実習と国試の勉強が重なっていたこの時期を挙げるのでないかと思います。

実習で学んだことが国試対策になった

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とはいえ実習もつらいことばかりではなく、学んだ知識や技術が自然と国試対策になっていた、ということもありますよね。実習のなかで患者さんと実際にコミュニケーションを取ることで、国試で出題される基礎部分を実践的に身につけることができたのではないでしょうか。

また、実際に患者さんと接することで、体の基本的な構造や仕組みを知ることができます。参考書や対策本を読むだけではわからなかった知識も理解できたでしょう。効率的に勉強を進めていた人は、実習で学んだことをメモしておいて、国試の過去問に照らし合わせて復習していた、なんてこともあるかもしれません。

卒論で国試の勉強が捗らない

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特に看護大学を卒業した看護師の場合は、実習や就活に加えて卒業論文の執筆もあったことと思います。卒論の提出と重なる国試前は、相当ハードな時期でしたよね。国試に受かっても卒論に合格しないと卒業できないので、国試と同じくらいプレッシャーも大きかったのではないでしょうか。

国試の勉強をしたいのに、卒論で時間を取られてしまう時期は「体力が限界に近かった」「睡眠時間が削られてつらかった」など、疲労がピークに達していた人も多いはずです。

また、卒論については、提出する先生によっても違いが出ます。担当の先生がゆるい人であっさりクリアした人もいれば、先生が厳しく、国試の勉強に影響が出るほど苦労した人もいるでしょう。

国試は自分との戦い

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国試はまさに自分との戦いです。この時期は実習や卒論、就職活動など大事なイベントと並行して国試の勉強も進めなければならないため、気持ちが折れそうになったこともあったはずです。精神的にもナーバスになっていたという人が多いでしょう。

そんな時期を乗り越える上で励みになったのは、同じく看護師を目指す友人や看護学校の仲間の存在だったのではないでしょうか。お互いに励ましあいながら国試に向けて勉強を頑張っていた時期を振り返ると、いま同じ看護師として仕事ができていることをとても感慨深く思えるはずです。

看護学生時代の努力は現場で必ず活きる

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国試を控えた看護学生最後の1年は、特に大変な時期だったと思います。就職先は決まっていても国試に合格しなければ看護師にはなれないプレッシャーから、勉強が思うように捗らないと悩むことも多かったのではないでしょうか。

ですがその結果、いま看護師として働くことができているのだと考えると、「あの時頑張ってよかった」と感じますよね。看護学生時代に勉強した知識や実習での経験は、日々の仕事に活かされているはずです。

苦しい時期を乗り越えた経験も、看護師として過酷な現場を一つずつ乗り越えるための糧になっているのではないでしょうか。この国試あるあるを思い出しながら、初心を振り返ってみてくださいね。

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