看護師の仕事に対する本音はさまざまです。看護師の本音には、仕事内容や職場、患者に対するものなどがあります。本音の内容によっては、言いたくても言えないものもあるため、何か思うことがあっても口に出さずにいる人は多いでしょう。本記事では看護師が抱える本音を詳しくご紹介。看護師として働く人の本音を知りたい方は必見です。
看護師は、経験を積み、スキルを身に付けることで仕事の幅を広げることができます。また、患者から感謝される機会も多いため、ほかの仕事よりやりがいを感じやすい職種だといえるでしょう。しかしその一方で、夜勤や残業、研修などが多く、体力的にも精神的にもハードな仕事です。そのため、誰でも一度は「看護師を辞めたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。
日本看護協会の「2019年病院看護実態調査」によると、正規雇用看護職員の離職率は10.7%となっています。一方、厚生労働省の「平成30年雇用動向調査結果の概況」によると、全国の一般労働者の離職率は11.3%です。看護師の離職率は、一般労働者の離職率をやや下回っていますが、全国平均とほとんど変わりありません。そのため、勤務先を退職し転職する看護師の人数は平均的だといえるでしょう。仕事が大変でも、辞めずに続けている看護師の方は数多くいるようです。
参考
・日本看護協会「2019年病院看護実態調査」
・厚生労働省「平成30年雇用動向調査結果の概況」
看護師の仕事は、きつい・汚い・危険で「3K」といわれることがあります。しかし、看護師の多くが本音では看護の仕事を「9K」だと感じているようです。ここでは、看護師の仕事に対する本音をご紹介します。
病棟勤務の看護師のほとんどは、2交替制や3交替制で勤務しています。そのため、生活リズムが不規則になり十分な休息を取れず精神的にも体力的にも厳しいと感じる人は多いようです。また、看護師の職場は女性が多いため、良好な人間関係を築くのが難しく、仕事にも影響してしまう場合もあります。業務面では、寝たきりの患者の体位変換や移動の介助で、腰を痛めてしまう人もいるようです。
看護師の給料は高いと思われることが多いですが、実際はそうではないようです。看護師の基本給はそれほど高くはありません。しかし、夜勤手当が付くおかげで、他職種より高い給料となっています。そのため、頻繁に夜勤に入れないと給料は下がってしまうでしょう。また、きつい仕事に見合った給料をもらえていないと不満を感じる人も多くみられます。
寝たきりの患者や、手術直後でベッドから動けない患者の排泄介助も看護師の仕事です。具体的には、おむつの交換やドレーンの処理、痰の吸引などを行います。医療現場では汚物に関わる頻度が非常に多いため、そういうものだと割り切っていても、本音では「汚い」と思っている人は多いようです。
医療機関には、感染症の患者や暴れる患者など、さまざまな人がいます。そのため、看護を通じて看護師自身が感染症になってしまったり、患者が暴れた際に怪我をしてしまったりすることがあるようです。また、ハラスメントの被害者になってしまう可能性もあります。このような経験をしてしまったら、病院で働くことが怖くなってしまうかもしれません。
看護師はシフト勤務なため、希望の日に休みを取るのは難しいようです。職場によっては有給を取得しにくい場合もあります。また、オンコールのシフトの場合は緊急の際にすぐに出勤できるように自宅待機となるため、家にいてもリラックスできないこともあるようです。
看護師の職場は人の命を預かる医療機関です。そのため、さまざまな規則が設けられ、中には厳しいものもあります。看護師の中には規則の厳しさに働きにくさを感じる人もいるようです。
看護師の勤務体制は2交替制や3交替制で夜勤があるため、生活リズムは不規則になりがちです。そのため、肌の調子が整わず、肌荒れや化粧ノリの悪さに悩む看護師は数多くいます。
看護師は仕事が忙しく、家にいても勉強していたり、休みでも研修になったりということがあります。そのため、日々の業務に疲れて遊ぶ余裕がない人や、休日であっても遊びには行かず家で休んでいる人は多いようです。また、休日が不規則で急な残業も多いため、異性と出会う機会があっても棒に振ってしまう場合もあります。そのため、看護師の婚期は比較的遅めなようです。
看護師の中には、夜勤の影響で体内時計が狂い、寝ないといけない時間に眠れない状態に陥る人もいます。そのような場合、睡眠時間が少ないと次の日の仕事に影響が出るため、睡眠薬に頼ってしまう人もいるようです。
看護師の職場である病院には、さまざまな患者がいます。患者の中には、看護師を困らせる行動をする人もいるようです。そのため、看護師は患者に対してさまざまな本音を抱えています。ここでは、看護師の患者に対する本音をご紹介しましょう。
認知症の方の対応に困っている看護師は多いようです。「病室から消えたと思ったら、病院内を徘徊して霊安室にいた」「自分の排泄物を病室内に投げてしまう」など、認知症の方のトラブルは数多く発生しています。そのため、認知症の方が起こすトラブルは仕方ないことだとわかっていても大変だというのが看護師の本音のようです。
患者の中にはわがままを言って看護師を困らせる人もいます。治療に必要な処置を拒否したり、医師の指示を守らなかったりする患者に辟易する看護師は数多くいるでしょう。しかし、相手は患者のため、こらえて看護している人がほとんどです。
病院に入院すると、バランスの良い食事が3食提供され、ナースコールを押せば看護師がすぐに来てくれます。そのため、患者の中には、何度もナースコールを押したり、仮病を使って退院を渋るような人もいるようです。このような患者の対応で、業務が滞る場合があるため、困っている看護師は多いでしょう。
暴力を振るう患者に困っている看護師もいます。たとえば、医療処置を行う際にベッドで暴れる患者や、優しい看護師をターゲットにして暴力を振るう患者などです。患者からの暴力やハラスメントに悩む看護師は少なくありません。
看護師は仕事や患者に対してさまざまな本音を抱えています。そのため、仕事にやりがいを感じていても、看護師を辞めたいと思う人は多いです。もし看護師を辞めたいと思ったら、何が理由か考えましょう。今の職場で働くのが大変であれば、ほかの医療施設に転職。病院以外の場所で看護師資格を活かして働くことも可能です。看護師の仕事自体を辞めたいのであれば、他職種へ転職することもできます。
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