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インフル?それともコロナ?同時流行に備えて再確認!インフルエンザの基礎知識と今シーズンの特徴

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今年はインフルエンザの患者数が例年より少ないと言われています。
予防接種はしたほうがいいの?新型コロナウイルスと同時に流行したらどうする?など、これまでとは違う不安や疑問もあるのではないでしょうか。

インフルエンザや新型コロナウイルスに関するさまざまなニュースにも注目しながら、今シーズンのインフルエンザの特徴について見ていきましょう。
※2020年11月11日現在の情報に基づいています。

目次

インフルエンザの基礎知識

まずは、インフルエンザについて簡単におさらいします。

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって発症する感染症で、A型・B型・C型に分類されます。このうち、毎年流行の原因とされる季節性インフルエンザはA型とB型です。感染経路は飛沫感染と接触感染の2種類で、潜伏期間は1~4日とされています。

検査や治療、登校や出社のタイミングなど、詳しくは以下の記事をぜひ参照してみてください。看護師なら知っておきたい疑問をQ&Aでまとめてあります。
『知らないとは言えない!看護師が聞かれがちなインフルエンザの疑問17選』

今シーズンの特徴

今年はインフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が懸念されていますが、インフルエンザの患者数が例年に比べて激減しているとの報告があります。背景として、新型コロナウイルスの影響で、感染予防に対する意識が高まっているためだと考えられています。

厚生労働省から発表されているインフルエンザ患者数は以下です。

総数:32(2020年10月26日~11月1日)
昨年同期の総数:4682

【参考】
厚生労働省「2020年11月6日 インフルエンザの発生状況について」

インフルエンザワクチンについて

10月1日からインフルエンザワクチンの予防接種が全国で開始されました。今年は過去5年間で最大の約6300万人分のワクチンを供給予定であると厚生労働省が発表しています。

しかし、今年はインフルエンザが流行していないとの情報もあり、看護師のみなさんは「予防接種はしたほうがいいの?」と質問されることもあるかもしれません。

現時点では例年よりインフルエンザの患者数は少ないですが、このまま少ないとは限りません。全国的な流行に入るのは概ね11月から12月頃ですが、その年によっても大きく違います。

国立感染症研究所は、引き続き流行状況に注意していくよう呼びかけています。

【参考】
・インフルエンザワクチン接種開始 今年は流行ってないけど打った方がいい?(Yahoo!JAPANニュース)
・インフルエンザ患者数 例年より大幅減 今後の流行に注意を(NHK NEWS WEB)

インフルエンザ流行期のコロナウイルス

厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部が2020年10月2日に公開した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)」及び鼻腔検体採取における留意点等についてによると、鼻咽頭ぬぐい液検体および唾液検体に加えて、鼻腔ぬぐい液についてもPCR検査および抗原検査の検体として使用可能とする方針を示しています。

また、同指針ではインフルエンザが強く疑われる場合を除き、季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの検査を同時に行うことを推奨しています。ただし、流行の状況によっては先にインフルエンザの検査を行い、陽性であればインフルエンザの治療を行って経過を見ることも考えられるとしています。

鼻腔から検体を採取する場合、医療従事者には一定の曝露があるため、個人防護具の装着による感染対策を行う必要があります。

インフルエンザとコロナウイルス、同時流行の備え

インフルエンザウイルスやその他の風邪の原因となるウイルスは、発熱や咳、鼻づまりなどの呼吸器症状を引き起こします。もともと風邪なのかインフルエンザなのか、症状だけで識別するのは難しいですが、今シーズンはさらに新型コロナウイルスの可能性も加わります。診断するには先述した検査を行うことが重要になります。

国は1日に30万人以上の発熱患者が出ることを想定し、11月には1日最大20万件の抗原検査を実施できる体制を目指すとしています。また、東京都では最大2800床のコロナ病床を維持する方針です。

【参考】
・コロナ禍でインフル同時流行への備え(産経ニュース)

3密回避 冬の工夫は?

防寒が求められる冬に密閉・密集・密接の3密を避けるためにはどのようにしたらいいのでしょうか。コロナ禍の冬場の換気については、常時換気扇を使用するといいとされています。

2003年以降に建築された建物の場合は、24時間換気システムの設置が義務付けられているため、常にスイッチを入れておくといいでしょう。この換気システムがない場合も、風呂やトイレなどの換気扇を常時つけていれば、ほぼ換気システムに近い効果(家の広さなどにもよる)が得られます。

しかし、WHO(世界保健機関)のガイドラインによると、「室温は18度以上に保つべき」とされています。また、高齢者では22度以上が健康維持のために必要といわれているので注意が必要です。

1時間に2回程度大きく窓を開ける、常時少しだけ開けておくなど室温を保ちながら換気をする方法はいくつかありますが、それぞれの状況に応じて適切に無理のない範囲で換気を行うことが重要です。

【参考】
・換気扇を常時使うのがおすすめ? 近づく冬の足音 効率のいい換気方法(Yahoo!JAPANニュース)

インフルエンザとコロナウイルスの違い

最後に、看護師として知っておきたいインフルエンザと新型コロナウイルスの違いについて見ていきましょう。

【表】インフルエンザと新型コロナウイルスの相違

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「?般社団法??本感染症学会提? 今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて」をもとに作成。

インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備えて、改めてこれらの違いを頭に入れておくようにしましょう。

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