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患者さんの痛みや不安を和らげるためのケアの普及に取り組むNPO法人

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◆はじめに


ケガや病気を癒やすために必要なのは、治療だけではありません。痛み・不安を和らげるためのケアや、治療後の適切なリハビリテーションも重要です。今回は、緩和医療の普及やリハビリテーション支援、脳損傷者の社会復帰支援に注力しているNPO法人を紹介します。医療従事者が疾患に対する正しい知識と理解を持つことが、患者への適切な支援提供につながります。自分にできることがないか知りたい方は、活動に参加してみてはいかがでしょうか。


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◆日本緩和医療学会とは


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画像提供:NPO法人 日本緩和医療学会

日本緩和医療学会は、緩和医療の質の向上および普及に尽力しているNPO法人です。緩和医療の発展につながる研究を促進し、がんをはじめとする重篤な疾患がある方のQOL向上を目指しています。主に行っているのは、専門的緩和ケア提供モデルの構築・改善や、継続的な緩和ケア提供体制の構築、政府・社会への提言、緩和ケアに関する学術・研究の充実、緩和ケア教育など。関連学会や研究会、各団体と密に連携し、緩和医療の進歩および普及に努めています。

◆緩和ケアとは


緩和ケアは、病気の進行に伴う苦痛を早期に和らげるためのケアです。患者やその家族が心穏やかに治療と向き合えるよう、身体的な痛みだけでなく精神面の苦痛などを含め、総合的にサポートします。

《がん症状の緩和ケア》


がん症状の緩和ケアは、がんと診断された初期段階から治療と並行して行います。がんになると、痛みや吐き気、強い倦怠感などに襲われます。そのため、がんになったことへの身体的・精神的な苦しみを理解し、患者一人ひとりに合ったケアを提供することが大事です。緩和ケアは、がん治療中の病院だけでなく、緩和ケア病棟や自宅などでも行うことができます。

《痛み以外の症状にも》


がんになったことで不快な症状が続くと、気力がなくなる、大きな不安に襲われるなど、精神が不安定になりがちです。また、食欲不振や尿もれ、むくみなどに悩まされることもあります。緩和ケアは痛みだけでなく、がんになることで生じるさまざまな症状に対して行われます。

◆オレンジバルーンプロジェクト


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画像提供:NPO法人 日本緩和医療学会

オレンジバルーンプロジェクトは、緩和ケアに関する正しい知識の普及を目的とした活動です。オレンジの風船を目印に、Webサイトでの情報発信、ポスターや動画といった緩和ケア普及啓発資材の作成などを行っています。

日本緩和医療学会では、一人で抱え込まないで、身近な医療者従事者、緩和ケアに関わる方、がん相談支援センター等にお話を聞いてくださる方にお話しをしてみることも啓発しています。興味のある方は日本緩和医療学会のサイトを訪ねてみてはいかがでしょうか。

◆詳細情報


NPO法人 日本緩和医療学会
https://www.jspm.ne.jp/
http://www.kanwacare.net/

◆FSAとは


FSAは、リハビリテーションを行うための支援および、リハビリテーションを通した社会貢献を行っているNPO法人です。「あらゆる側面からリハビリを広めていきたい」という想いから、2002年に活動を開始しています。主に行っているのは、リハビリテーションに関する定例勉強会や研究会の開催、介護予防事業、リハビリテーション装具療法に関する研修会や学術大会、介護予防事業、広報活動など行っており、現在はオンラインでの研修会やYouTube配信も行っています。リハビリテーションを通して多くの方々に笑顔をお届けすべく、病院や介護施設などで働くリハビリテーション専門職が中心となって活動を続けています。

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画像提供:NPO法人FSA

◆活動内容


《定例勉強会》


幅広い視野を持つセラピストの育成や各専門分野のトレンド発信、症例発表などを目的とした定例勉強会を開催しています。ワンコインで手軽かつ身近に参加できるのが特徴です。脳卒中、運動器疾患、呼吸器疾患、循環器疾患のみならず、栄養やリハビリテーション研究論など幅広い知識の学習ができる内容の研修会を開催しています。

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《Resta(リスタ)》


リハビリテーション分野の著名な専門家が講師を努める研修会「Resta」を開催しています。研修を通し、臨床における課題解決につながる様々なリハビリテーションの知識を習得することが可能です。ライフスタイルに合わせて参加できるよう、短時間で気軽に参加できる2時間制の研修会や、1日を通してより理解を深められる終日制の研修会などが用意されています。
2月には、脳卒中認定理学療法士を講師に招いた「Restaナイトセミナー」がオンラインで開催されます。興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。

《定例勉強会×Resta(リスタ)コラボ研修会》


定例勉強会とRestaがコラボし、基礎から臨床活用まで一つの分野についてより深く学習できるような企画内容で研修会を開催しています。

《介護予防事業》


リハビリテーションの専門家が、地域の方々の健康増進を目的とした活動を行っています。主な活動は、テキスト販売やYou Tube動画配信、リハビリ専門職による講座、体力測定会・健康教室の運営など。地域の方々が住み慣れた地域で自立した生活を営めるよう、活動の普及に努めています。

・出張講座
介護予防事業の一環として、リハビリ専門職の出張講座に対応。介護予防や健康増進に取り組む地域団体の元にリハビリ専門職が赴き、それぞれのニーズに応じたテーマの講義を行っています。各団体がより効果的に活動できるよう、専門的な視点からサポートしています。

◆詳細情報


NPO法人FSA
http://npo-fsa.com/

◆Reジョブ大阪とは


Reジョブ大阪は、高次脳機能障害や失語症など、脳損傷に起因する疾患がある方の社会復帰支援および家族支援、啓発活動を行っているNPO法人です。

高次脳機能障害や失語症が原因で生じる障害は非常に目に見えにくく、その症状や辛さは医療従事者でさえ十分には理解できていません。そのため適切な治療や支援を受けられないまま社会に戻され、職場で働き続けることが困難になる方や、うつ病などの二次障害を発症してしまう方もいます。こうした状況を打破するには、社会生活に戻った後の適切かつ継続的なリハビリの提供や、雇用先や周囲の理解が必要不可欠です。同法人は脳損傷による障害がある方が不自由なく生活できる社会づくりを目指し、当事者や家族が集う、または多くの人に参加してもらえるイベントを行っています。

また、同法人は、高次脳機能障害者のインタビューを掲載した「冊子」や、動画をまとめたWebサイトの制作も企画。支援の輪が広がるよう、積極的な情報発信を続けています。

◆脳損傷による後遺症とは


《高次機能障害と失語症》


高次脳機能障害になると、新しいことを覚えられない、注意力が落ち長時間の作業が困難になる、計画的に物事を実行できない、周囲の様子がわかりにくくなる、感情がコントロールできないなど、さまざまな症状が現れます。

失語症は大脳の言語領域が損傷することで、言葉がうまく使えなくなる状態のことです。症状は損傷の部位や大きさによって異なりますが、聞く・話す・読む・書く、といった言葉に関する行動に何らかの影響が出ます。例えば、相手が何を言っているのか理解できない、言葉を言い間違える、文字が読めない、書こうと思った字が思い出せないなどの症状があります。

◆これまでのオンラインイベント紹介


コロナ渦でさまざまなイベントが中止になるなか、同団体はオンラインにてイベントを開催しています。ここでは、同法人がこれまで行ってきたオンラインイベントを紹介します。
2020年10月に、高次脳機能障害や失語症の当事者が実行委員となり、「まるっと文化祭2020」を開催しました。プログラムは、当事者や家族、支援団体などによる講演・スピーチ、zoomでの懇親会など。参加者からは、「不安や悩みを共感できた」「自分にできることは何かを考える機会になった」「知りたかった情報を得られた」といった声が寄せられています。

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画像提供:NPO法人Reジョブ大阪

そのほか、「まるっと会」(第3日曜13時~zoomで開催)や「失語症の日制定イベント」(毎年4月25日)などが行われています。オンラインイベントは遠方に住んでいても気軽に参加できるので、周囲に交流を求めている脳損傷の患者さんがいらしたら、紹介してみてはいかがでしょうか。

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画像提供:NPO法人Reジョブ大阪

◆詳細情報


NPO法人Reジョブ大阪
https://re-job-osaka.org/