
本記事では、マイボーム腺機能不全の啓発冊子を手掛ける研究会、クリニック向けの診察券デザインサービスを運営する企業、現場の臭いを検知・測定するセンサー機器を開発した企業を紹介しています。眼科ケアに活きる確かな知識、印象アップの工夫、快適な療養環境の整備に役立つヒントに関心がある看護師さんは、ぜひ内容を覗いてみてください。

Lid and meibomian gland working group (LIME) 研究会は、マイボーム腺関連疾患の研究促進や治療の質向上、普及を目指し、2012年に眼科医7名によって発足した研究会です。
マイボーム腺とは、涙の蒸発を防ぐための油分を分泌する器官です。
近年の報告によると、ドライアイを抱える患者さんの多くに、マイボーム腺の機能低下が見られることがわかってきました。
マイボーム腺の疾患に起因するドライアイは、一般的な点眼治療のみでは十分な改善が得られない場合もあるといいます。
その結果、症状が慢性化してしまうリスクが生じており、臨床現場における大きな課題となっています。
同研究会が特に重視しているのが、マイボーム腺関連疾患の中でも患者数が多く、ドライアイの主要因として世界的にも注目される「マイボーム腺機能不全(MGD)」へのアプローチです。
MGDの正確な診断と治療への深い理解を実現する働きかけとして、温罨法(おんあんぽう)や眼瞼清拭(がんけんせいしき)といった、患者さんが自宅でできるケアを解説したDVDの制作・提供に取り組んでいます。
具体的な活動として、年2回以上の「LIME会議」や海外の専門家を招いた国際講演会を主催するほか、国内外の眼科学会における発表や教育活動に尽力。
また、医療従事者向けの専用サイトも開設し、MGDのケアに役立つ製品案内をはじめ、問診票や配布資料などを提供することで、医療現場を強力にサポートしています。

「マイボーム腺機能不全とは?くわしく解説!」は、マイボーム腺の構造や疾患に関する基礎知識から、「マイボーム腺機能不全(MGD)診療ガイドライン」における推奨治療、新たな治療法までを網羅した啓発冊子です。
同冊子の大きな特長は、ひと目でわかる誌面デザインにあります。
マイボーム腺の開口部が詰まった様子や関連疾患の症例写真に加え、診察機器や専用器具の画像も掲載されており、直感的に理解しやすい内容となっています。
また、自己診断用のチェックリストやホームケア情報など、患者さんのセルフケア向けのコンテンツも満載です。
同冊子のデータは、PDF形式で配布されているため、自由にダウンロードして印刷・活用できます。
冊子の形でまとまった部数を確保したい場合は、連携するネット印刷サービスを経由して希望の部数や納期に応じた発注が可能です。
さらに、印刷会社を介して直接冊子を購入するスタイルにも対応しており、運用状況や予算に合わせて最適な調達方法を選択できます。
きめ細やかな情報提供で手厚く患者さんを支えたい看護師さんは、同冊子の現場への導入を検討してみてはいかがでしょうか。

有限会社デザインウルフは、クライアントが直面する課題を解消し、目指すべき未来へと力強く前進するためのグラフィックデザインを提供している企業です。
制作においては、シンプル、スマート、センスという3つの「S」を軸にした着想を強みに、軽やかな見た目の奥に強く深い力を秘めた、シンプルかつ無駄のないデザイン性を追求しています。
同社はF1チームのロゴや企業のブランディングをはじめ、交通広告、サービスのWebサイト、各種グッズ制作など多岐にわたる実績を重ねてきました。
これまで培ってきた専門スキルや表現力を最大限に活かし、医療分野においてはクリニック向けの診察券制作サービスを展開しています。
デザインの力を通して、患者さんのクリニックに対するイメージをプラスに変えたい看護師さんは、ぜひ同社の制作サービスや活動事例に注目してみてください。
「デザイナーズ診察券」は、クリニックの運営と通院される患者さんの未来を明るく彩ることを目指し、2011年にスタートした診察券制作サービスです。

同サービスの特長は、親しみやすいスタイルから洗練されたモダンな雰囲気、清潔感にあふれるデザインまで、3,000種類以上の豊富なサンプルバリエーションを揃えているところにあります。
サンプルを掲載した専門サイト内では、各種デザインがカテゴリー別に分類されています。
シンプル、子どもや女性向けのイメージ、自然を感じさせるテイスト、表面に情報を整理したタイプといった区分の一覧が設けられ、イメージに合う1枚をスムーズに比較・選定できます。
また、サンプルの選択にとどまらず、個性ある独自のロゴや、こだわりのレイアウトを形にするオーダーメイド制作にも対応。手書きのイメージ案を提出したり、クリニックのロゴを預けてデザインをおまかせしたりと、個々のニーズに応じた柔軟な提案を受けられるのが魅力です。
なお、オーダーデザインや、サンプルへの独自アレンジを行っても、追加料金はかからないため、費用を気にせず自由にカスタマイズできます。
さらに、印刷素材も選択可能で、スタンダードな厚さ0.3mmと0.5mmのプラスチックカードをはじめ、超薄型で高精細のペットカード、コスパの良い紙製のペーパーカードの3タイプが用意されています。
患者さんの手元に残る診察券はクリニックの顔であり、洗練されたデザインや素材はクリニックへの信頼感や親しみを生むきっかけとなります。
患者さんの通院が少しでも前向きなものになるよう、思いの詰まった診察券を制作したい看護師さんは、ぜひ同社が手掛けるデザインの数々を確かめてみてください。
神栄テクノロジー株式会社は、「時代の変化をとらえ、技術力でチャレンジし続け、豊かな暮らしを支えます」という理念のもと、社会課題の解決に取り組むエンジニアリング企業です。
湿度・ほこり・花粉センサなどの各種センサや計測機器、試験機器の開発・製造・販売を手掛け、計測・試験技術を通じて一般家庭向けから産業分野向けまで、幅広いニーズを支えています。
ほかにも、計測機器の校正サービスや受託試験、DX・IoTを活用したスマートソリューションなど、高精度な計測・試験技術を応用した多彩な事業を進め、培ってきた計測技術を通じて、品質向上や安全性の確保、業務効率化に貢献しています。

「ハンディにおいモニターOMXシリーズ」は、現場の臭いを的確に検知・測定するセンサ機器です。
シリーズのなかでも「OMX-ADM」は、体臭や排泄臭、生ごみ臭などの計測に適しており、病院や介護施設における不快な臭いの把握や衛生チェックに活用できます。
スイッチを入れ、対象範囲に本体の吸引ノズルを近づけるだけで測定がスタートし、臭いの強度レベルが画面上に数値で表示されます。
扱いやすい直感的な操作性を備えながら、手軽に持ち運べるコンパクトなフォルムのため、場所を選ばずスムーズに使用することが可能です。
同製品の特長は、アンモニア濃度に換算した臭気強度を測定できるところ。
臭気強度とは、広く用いられている「6段階臭気強度表示法」といった臭いの強さを表した指標のことで、アンモニア濃度に換算した臭気強度(2.5~5.0)をデジタル数値として画面に出力します。

また、USB経由でパソコンへ接続し、専用ソフトを立ち上げることで、検知した臭いデータの推移を自動でグラフ化してくれるのも魅力です。
本体内には、最大511件の計測データを保存できるため、長期的な臭気の履歴や傾向の管理にも役立てられます。
臭気の不快感は個人の感覚に左右されやすく、感覚的な訴えだけではスピーディーな対策や改善策の共有が難しくなりがちです。
臭いを客観的なデータとして数値化し、患者さんが快適に過ごせるクリーンな環境づくりを推進したい看護師さんは、ぜひ同製品の概要を調べてみてください。
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