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コロナ患者に直接関わる看護師の50%超が給与減【看護師の労働環境に関する実態調査】

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レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する、看護業界に特化した人材サービス『看護のお仕事』(https://kango-oshigoto.jp/)は、看護師1722人に「新型コロナウィルス感染症拡大を受けての労働環境に関する実態調査」を実施。同感染症拡大による看護師の給与、業務の忙しさ、超過勤務の変化について調査しました。

■調査結果 目次


1.コロナ患者に直接関わる看護師の50%超が給与減。最前線で戦う看護師たちの過酷な現実が浮き彫りに
2.コロナで業務多忙になったと感じる看護師は約7割。コロナ患者に直接関わらない看護師も、6割超が忙しく
3.感染者が少ない地方で働く看護師も、半数以上がコロナの影響で業務多忙に
4.コロナ患者に直接関わる看護師の6割、直接関わらない看護師も3割が超過勤務増



■調査概要


調査方法:Webアンケート
調査期間:2021年1月26日~2021年2月15日
調査対象:『看護のお仕事』に登録する看護師 1,722名

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1.コロナ患者に直接関わる看護師の50%超が給与減。最前線で戦う看護師たちの過酷な現実が浮き彫りに


新型コロナウィルス感染症拡大を受けて、同感染症拡大前(2020年2月以前)と比べ給与(賞与を含む)に変化があったかについては、「10%~20%程度の減額」24.0%、続いて「10%未満の減額」16.4%、「30~40%程度の減額」10.0%、「50%以上の減額」も3.0%の結果に。給与を減らされた看護師の割合は全体で53.5%と、回答者の半数以上を占めました。

一方、「変化なし」は34.5%。同感染症拡大前と比べ給与が増えたと答えた割合は、「10%未満の増額」8.2%をはじめ、全体で1割超(12.0%)に留まりました。

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コロナ患者に直接関わる業務従事の有無で分けてみると、同業務に従事する看護師のうち24.3%が「10%~20%程度の減額」、15.3%が「10%未満の減額」、8.5%が「30~40%程度の減額」と回答。「50%以上の減額」も2.3%となり、最前線でコロナウィルスと戦う看護師たちの半数(計50.3%)が、給与減額の厳しい現実にさらされていることが明らかになりました。

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一方、コロナ患者と直接関わる業務に従事しない看護師については、「10%~20%程度の減額」23.9%、続いて「10%未満の減額」16.9%、「30~40%程度の減額」10.7%、「50%以上の減額」も3.2%の結果に。合計で5割超(54.8%)となり、コロナ患者と直接関わる業務への従事有無に関わらず、給与を減らされた看護師の割合が半数を占めました。

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2.コロナで業務多忙になったと感じる看護師は約7割。コロナ患者に直接関わらない看護師も、6割超が忙しく


新型コロナウィルス感染症拡大前(2020年2月以前)と比べ業務が多忙になったか、については「強く感じる」35.0%、「やや感じる」34.5%となり、合わせて約7割(69.5%)に。「あまり感じない」「全く感じない」は3割(計30.5%)に留まりました。

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なお、コロナ患者に直接関わる業務に従事している看護師のうち、「強く感じる」が63.9%、「やや感じる」は23.2%となり、合わせて約9割(87.1%)を占めました。一方、直接関わる業務に従事していない看護師についても、「強く感じる」(27.1%)「やや感じる」(37.6%)が合わせて6割(64.7%)の結果に。コロナ患者に直接関わる業務への従事有無に関わらず、高い割合の看護師が新型コロナウィルスの影響により、業務が多忙になったと感じていることが分かりました。

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コロナ患者に直接関わる業務に従事していない看護師が多忙になった理由


{感染予防対策業務による影響}
・「感染予防対策として来院患者に検温、問診を行っている。 設備清掃、消毒(患者一人診察ごと)に加え、患者が触れた物はすべてアルコール清拭し、次の使用に備えるなど、準備に時間と手間がかかっている 」(40代 中部地方 産婦人科クリニック勤務)
・「疑いのある患者も感染予防策を取らないといけない。転院先が限られる。感染症後の患者が退院できず、一般病棟まで溢れている」(30代 近畿地方 病院<急性期> 内科勤務)
・「感染予防対策でご家族が持ってきた洗濯物を受け取りにいくことや、その時に患者さんの近況を伝えることなどで手間がかかる。オンライン面会が設けられるようになり、認知症の患者さんの場合、15分もiPadを持って対応したり、熱が出た患者さんにはPCR検査したりと、いつ感染者が出てもいいようにつねに気も張らないといけない。 業務は増えたのに給料は変わらない、むしろ税金で減っているのが納得いかない」(20代 中国地方 病院<急性期> 内科勤務)
・「園内の消毒作業と園児保護者の健康管理業務、行政への報告書作成業務が増えた。コロナによる新しい業務知識の取得も理由」(40代 関東地方 保育園勤務)

{患者、スタッフの感染またはその疑いによる影響}
・「患者もスタッフも感染し、業務を多く負担することになったため。 身体症状を重点的に見ながら、精神症状も見なければならず、時間が足りない」(40代 都内 病院精神科勤務)
・「濃厚接触で休みを取る職員が増えた結果、人員不足となり、緊急事態宣言の影響もあって、有給を自由に使えなくなった」(40代 近畿地方 病院内科勤務)
・「利用者は発熱すると受診後に疑陽性扱いで施設に戻されて、隔離が必要になる。看護師が隔離や防護具の指示を介護士にすると、負担だと不満の声があがる」(20代 近畿地方 介護施設 勤務)

{院内や周辺病院のコロナ対応による影響}
・「有熱者及びコロナ陽性者病棟が作られたため、毎月2名の応援者を各病棟から出している。その結果スタッフ数が減り、毎日激務」(50代 関東地方 病院 地域包括ケア病棟 勤務)
・「他病院で受け入れていた患者が流れてくることで、入院患者数、オペ件数が増加。一方で転院がなかなか進まないため入院患者が減らない状況にある」(20代 関東地方 病院 整形外科勤務)
・「同地区の他病院でクラスターが発生し、救急受け入れ停止となっていて当院に救急搬送される件数が増えたため、そのシワ寄せがきている」(40代 中部地方 病院 地域包括ケア病棟 勤務)

{その他}
・「パート、アルバイト職員の退職。在宅での療養希望者が増えたため」(50代 中部地方 訪問看護ステーション勤務)
・「コロナの影響で掃除や洗濯の部門が削減され、それを専門職が行っているため。専門とする仕事の質が低下している」(40代 関東地方 小児科勤務)
・「コロナ不安による職員雇用の遅れからの人員不足。ショートステイ受け入れ時に、今まで無かった業務が増えた。介護職員の教育が間に合わず、何でもコロナに結び付けて不安がるため、看護師に業務が回ってくる」(40代 関東地方 介護施設勤務)

3.感染者が少ない地方で働く看護師も、半数以上がコロナの影響で業務多忙に


地方別に見ると、感染者数が多い東京都を含む関東地方では「強く感じる」(34.9%)と「やや感じる」(36.0%)で計7割(70.9%)を占めたほか、同割合は感染者数が少ないとされる東北地方でも6割(64.5%)、四国地方でも5割(54.8%)を上回りました。

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4.コロナ患者に直接関わる看護師の6割、直接関わらない看護師も3割が超過勤務増


さらにコロナの影響で(同感染症拡大前の2020年2月以前と比べ)、実際に超過勤務が増えたと答えた看護師は、全体の4割近く(36.4%)に。

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コロナ患者に直接関わる業務に従事する看護師のうち56.1%、同業務に従事しない看護師も31.1%が、同感染症拡大前より超過勤務が増えたと回答しました。

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地方別に見ると、超過勤務が増えたと感じる割合が高かったのは沖縄で56.3%。次に九州の41.7%、近畿の39.3%と続き、関東は36.0%に上りました。東北地方では34.2%、最も割合が低かった四国でも19.4%となり、全国的に看護師の超過勤務増加の動きが広がっていることが分かりました。

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看護のお仕事https://kango-oshigoto.jp/
看護のお仕事は、2009年より開始した看護業界に特化した人材紹介・派遣サービスです。「職場のリアルがわかる転職」をモットーに、事業所訪問を通して収集した病院情報の提供や面接対策など手厚いフォロー体制で全国の看護師の転職を強力にサポート。看護師の長期就業を目指し、入職前後のフォローを担当する専任チームを設置しています。看護紹介は47都道府県、看護派遣は1都2府11県に対応し、月間ユーザー数は25万人にのぼります。2017年4月より開催している看護師向けイベント「ナースときどき女子会」は参加者満足度90%の支持を得ています。

Leverages Group
 社会の課題を解決し関係者全員の幸福を追求し続けることをミッションに、インターネットメディア・人材・システムエンジニアリング・M&A・不動産の領域で国や業界をまたいだ問題解決を行なっています。2005年に創業以来、黒字経営を継続し14年期目の2019年度は年商449億を突破しました。各分野のスペシャリストが集うオールインハウスの組織構成と、業界を絞らないポートフォリオ経営で、時代を代表するグローバル企業を目指します。

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設立   : 2005年4月
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