キャリアから仕事と家庭の両立、人間関係まで、さまざまな看護師さんのお悩みに「看護のお仕事」キャリアアドバイザーが答えるコラム「お悩み相談室」。心と身体の悩み編Vol.2では、「バーンアウトに気づかずに」「気持ちと身体がすれ違う苦しさ」2つのエピソードをご紹介。バーンアウトに陥ってしまったベテランナースKさんと、早く一人前になりたいのに、体調不良で療養を余儀なくされた新人看護師Gさんの思い、そして決断とは…。
今回ご紹介する31歳の正看護師のKさんは、
総合病院で6年間働いた後、
有名な脳外科専門病院で3年間勤務。
退職後しばらく休養してから
病院の常勤を探してご相談くださいました。
このキャリアなら職場はよりどりみどりですが、
何をご提案してもKさんは生返事で、
ご希望がまとまりません。
元気がないのが気になり、
「非常勤や夜勤なしのお仕事も探しましょうか?
今、お体の調子はどうですか?」
とお聞きしました。
するとKさんは、
「なぜそんなことを聞くんですか?」
と憤慨されたのです。
体調を崩されているとしたら、
就職後もお辛いだろうと思ったことを伝えると、
「不眠と頭痛続きで食欲もないけど、仕事はできます!」
と怒ったようにおっしゃるKさん。
無理をされているな、と感じ、
「差し支えなければ、
今までの経過をお話しいただけませんか。
良い考えが浮かぶかもしれませんよ。」
となおも粘って伺ってみると、
Kさんはしぶしぶといった様子でしたが、
話をしてくださったのです。
今回ご紹介するGさんは、
新卒で循環器病棟に入職され、
つらいことがあっても
「2年で心電図を読めるようになる!」と
意気込んで頑張られていた看護師さんでした。
成長への努力を惜しまなかったGさんですが、
1年半ほどしたころ、
急に原因不明の胃腸炎に襲われ、
しばらく休みをもらうことに。
その後、何度も復帰しようとしましたが、
その度に原因不明の胃腸炎に襲われ、
精神科へも受診しましたが改善せず、
半年間、自宅で療養を余儀なくされました。
「仕事がしたい! 早く一人前になりたい!」
という思いばかりが募るGさんは、
環境を変えてみたら仕事ができるかもと、
今回、転職のご相談をくださったのです。
体調面を考えると、急性期の常勤はまだ厳しい現状。
しかし、Gさんは、看護部長から
「新人はストレスがあって当たり前。現場に戻ってきなさい」
と言われているというのです。
「仕事がハードで、身体も心も辛くなってきた」「一度体を壊してしまったので、体調と向き合いながら働いていきたい」という方は、看護のお仕事にご相談ください。
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