
患者さんの健康・回復を促すためには、新たな知識やツールを積極的に取り入れて、現場で活用することが大切です。
そこで本記事では、医療従事者向けのボディーランゲージ講座を実施する協会、CO2(二酸化炭素)濃度を計測するセンサーを作る企業、健康に役立つ食の知識の普及に努める協会にスポットを当てています。
スキルの幅を広げたい看護師さん、快適な療養環境を提供したい看護師さんは、ぜひ注目してみてください。

一般社団法人国際ボディランゲージ協会は、表情や姿勢、しぐさで心理を表すボディランゲージの重要性を説き、非言語コミュニケーションの普及啓発に努める協会です。
同協会は、多くの日本人にボディランゲージを学んでほしい、国際社会でボディランゲージを使いこなせる魅力的な日本人を輩出したいという思いで協会を設立し、それぞれの立場に応じた各種講座を設けています。
講座では、大統領秘書官やFBI、CIAなどの世界を牽引するエリートたちが習得してきた「人の表情としぐさを読み解くスキル」「自己演出のスキル」を教えています。
患者さんの気持ちを読み解く力が求められる看護師にとって、ボディランゲージの知識とスキルは、より良いケアを実現する大きな強みになるでしょう。
医療従事者のためのボディランゲージ講座では、患者さんの表情や身体の動きを通して、言葉には現れない感情を読み取るスキルを習得することができます。
同講座では、まずボディランゲージが人に与える影響力と万国共通の表情について学びます。これらの理解を深めた後、相手のポジティブ感情・ネガティブ感情を正しく読み取る技術、適切な声かけやボディランゲージの反応法を習得します。それに併せて、表情・姿勢・しぐさ・距離感の調整といった、振る舞いの簡単な練習も実施します。

コミュニケーションのズレが生まれる原因、そして非言語コミュニケーション術を知ることは、医療現場での良好な人間関係の構築及び、患者さんの自己重要感を高めることにつながります。
患者さんにもっと寄り添える存在になりたい看護師さんは、ぜひコミュニケーション力を上げるスキルとして、同講座を学んでみてはいかがでしょうか。
ボディランゲージとは、表情・しぐさ・姿勢といった肉体の動作を通した伝達方法のこと。すなわち、言語以外の意思疎通方法とも言えます。
これは、非言語コミュニケーションとも呼ばれ、人は会話の中で1秒あたり約1万個の非言語要素を発していると言われています。
実際、人の気持ちは言葉だけでなく、その人の眼差しやほんの少しの微表情、ジェスチャーなどにも表れるとされ、その変化や動きそのものをボディランゲージと呼んでいます。
ラトックシステム株式会社は、パソコン・スマホ周辺機器やAV・オーディオ製品を提供している企業です。
デジタルライフを快適にする製品を「つくる」ことに重点を置き、安心・簡単・高品質にこだわった製品を生み出しています。
家電のリモコンをスマホと連携させたスマートリモコン、CO2(二酸化炭素)濃度・湿度などの空気質を計測できる環境センサーなど、人の快適で健やかな暮らしを支えるアイテムを多く手掛けています。
CO2濃度を計測することは、空気のよどみや汚染度を測る指標になります。
厚生労働省の調査によると、空気中のCO2濃度の基準値は1000ppm(0.1%)以下とされており、上限を超えた場合、倦怠感・頭痛・耳鳴り等の症状が現れやすくなると言われています。また、人が密集する場所ではエアロゾル感染対策として、CO2モニターを用いて1000ppm以下を目安とした換気が推奨されています。
そのため、CO2濃度を数値化することは、空気の状態を知り換気をする目安になり、感染防止対策としても役に立ちます。

そんなCO2濃度のレベルを簡単に確認することができるのが、Wi-Fi CO2センサー「RS-WFCO2」です。
本体LEDでその時のCO2の状態を光の色とランプの数で表示し、設定したCO2濃度を超えたらスマホのアラート通知でお知らせしてくれます。
また、スマホアプリを起動すれば、リアルタイムのCO2濃度と温湿度を、数値・グラフでチェックすることが可能です。
本体を設置した場所にいなくても、手元にあるスマホで確認できるため、どこにいても特定の室内の空気を管理できるメリットがあります。
ちなみに、ひとつのアプリに複数のセンサーを登録することが可能なため、医療現場で複数の病室を管理している方にとって大変便利なツールになるでしょう。

そして、計測データをクラウドに保存できる機能も搭載。感染防止対策の取り組みを見える化したい時に活用できます。
そんな同製品の強みは、スイスに拠点を置くセンシリオン社のPA方式(光音響NDIR方式)に基づいたCO2センサーが取り付けられているところ。これにより、より精度の高いCO2計測を可能にしています。
患者さんに安全かつ快適な療養環境を提供するには、きれいな空気の状態を保つ必要があります。PC用アプリ(2023年春より提供)では待合室のモニターに各部屋の空気の状態を表示する使い方ができ、患者さんも安心してお過ごしいただけます。
空気の管理をより簡単にし、感染対策を徹底したい看護師さんは、同製品の概要を調べてみると良いでしょう。
一般社団法人国際食学協会は、「食は命なり」「健康・道徳・経済の根源は食である」という理念を掲げ、国際社会に「食」の知識を普及啓発している協会です。
健康で豊かな人生をつくる正しい食の知識を広めるため、食文化・食の理論における知恵・学問・学術を表す「食学」という言葉を定め、セミナー・講座等の普及活動に尽力しています。

「食学」とは、「人々の健康を促す食生活の知恵」のことを言います。具体的には、日本及び世界各地に伝わる民間療法や昔から受け継がれた伝統料理に込められた食の知識、そしてマクロビオティックや日本古来の食養学から現代食養学までのすべての情報を指しています。
食べることは生きることであり、健康を維持する基本でもあります。患者さんの健康回復・増進をサポートする看護師にとって、同協会の「食学」はケアの質向上に直結する有意義な学びになるでしょう。
食学講座は、日本古来の食養学から現代栄養学までの基礎の教えを学べるプログラムです。
三大栄養素をはじめ、料理の大事な心がけ、人生を豊かに楽しむための食の在り方など、食学を身に付けるベースとなる知識を習得できる内容になっています。

同講座には、入門課程の「食学A級プログラム」と専門課程の「食学S級プログラム」があります。
はじめて食学を学ぶ方はもちろん、指導者レベルの知識を求める方にも柔軟に対応したカリキュラムが用意されているため、自身の立場やニーズに応じて学びを進めることが可能です。
応用食事療法は、病気の予防に役立つ食の知識を学べるプログラム。
食・栄養素・疾患の関連性を理解するために、人の身体の仕組み、そして世界各国の食と日本の伝統食について学びます。
また、食材の由来や産地表示の他、加工方法・保存方法などの加工食品を見極める方法もカリキュラムに含まれているため、病気の予防を促す食事療法と食の安全性に関する知識を得ることができます。
食事指導に関わる看護師さんや、予防医療の知識の幅を広げたい看護師さんは、ぜひスキルアップの学習として同資格を取り入れてみてはいかがでしょう。
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