医療機関の「より良くしたい」思いの実現に寄与している組織

本記事では、医療機関で活用できる生活習慣病患者向けの食事指導サービスを提供する企業と、iPad受付システムを開発した企業、発達障害コミュニケーション指導者の育成に力を入れている法人を紹介します。

AI技術を駆使した最新の食事指導ツールに関心のある方や、受付業務の改善を行いたい方、コミュニケーションを活性化させたい看護師さんは、ぜひ記事の最後まで目を通してみてください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

タウンドクター株式会社

生活習慣病患者向けの食事コーチングサービスを軸に、事業を展開しているタウンドクター株式会社。2021年に設立後は、強みとするAI技術力と医療チームの専門的な知見、アイデア力を駆使し、クリニックや健康保険組合、自治体に向けたAI搭載の食事指導ツールを次々と開発してきました。
社会的にも課題となっている生活習慣病とどう向き合い、どう改善していくのかを追求し、人々の架け橋となるべくプロダクト開発を行っている医療テック企業です。

オンライン栄養指導「N・Partner for クリニック」

▲画像提供:タウンドクター株式会社

糖尿病や高血圧といった生活習慣病患者に対応している医療機関では、医師による検査・診察を行う以外に、重症化予防の一環として管理栄養士による栄養指導を実施しているところもあります。
こうした、医療機関において患者や療養を必要とする方への栄養指導は、看護師には関与できず、管理栄養士にしかできません。そのため、医療機関では管理栄養士を雇い、生活習慣病患者への継続的な栄養指導を行っています。
しかし現実的な課題として、金銭面で管理栄養士を雇う余裕がなかったり、即戦力となる管理栄養士の確保が難しかったり、患者自体が栄養指導を継続できなかったりするため、なかなか管理栄養士を雇うことに踏み切れない医療機関もあることでしょう。

そこで注目したいのが、同社のオンライン栄養指導サービス「N・Partner for クリニック」。
同サービスは、生活習慣病患者とその予備軍を対象とした医療機関向け食事指導サービスです。同社に所属する管理栄養士が、ICTツールを用いて患者1人あたり1回30分でオンラインでの栄養指導を行うシステムとなっています。完全従量課金制となっており固定費はかからないため、医療機関としては比較的導入しやすいのではないでしょうか。
スケジュールは患者自身が選択でき、手持ちのPCやスマホ、タブレットといった多様なデバイスを用いてオンラインで栄養指導を受けることが可能です。

また、同サービスは精神科医が監修しており、心理学の理論に基づいたプログラムが組まれているのも特長の1つ。具体的には、栄養指導は3ステップで進めていくフローとなっており、「心理面の評価」では心のトリアージ4段階で行動変容ステージを把握し、「食事面の評価」では管理栄養士と一緒に食事課題を捻出し、「リコメンド」では生活導線から具体策をアドバイスし、患者の行動変容に繋がりやすい個別化された食事指導サポートを実現させています。
手間なく最適な食事指導が受けられるため、患者の継続率が高いのも魅力です。

また、栄養指導の品質を保つためのコンテンツも用意されており、精神科学に基づいた栄養指導AIツールと、医師やベテラン管理栄養士による教育プログラムで登録管理栄養士を継続的に養成できる仕組みもあります。

▲画像提供:タウンドクター株式会社

同サービスは、医療機関と患者の双方にとって導入を検討する価値があるのではないでしょうか。

株式会社オフィスゲート

東京都調布市に拠点を構え、首都圏と神奈川・埼玉の一部エリアにて主に電話回線手配や通信設備施工、通信設備保守などの事業を展開している、株式会社オフィスゲート。ビジネスフォン販売とLAN工事以外にも、デジタル看板やプロジェクションライトといったデザイン事業、ITシステム事業にも注力し、高クオリティのサービスを提供している企業です。

iPad受付システム「らいきゃくんfor医院」

▲画像提供:株式会社オフィスゲート

医療機関は、曜日や時間帯によって受付が混雑することがあります。スタッフは、できるだけ患者を待たせることなく案内するために、焦ってしまうこともあるでしょう。その結果、患者の呼び間違いや順番間違いといったミスが生じることも考えられます。

一方、患者にとっても、受付後に待合室が混雑していると、椅子に座れずに長時間立ったままで診察までの時間を過ごすことになってしまいます。患者のストレスが溜まれば、そのままクレームに発展することもあるかもしれません。

そうした医療機関の受付業務をスムーズに行うための対策として、同社のiPad受付システム「らいきゃくんfor医院」は有効に活用できます。
同システムは、オフィス向けの受付システム「らいきゃくん」の実績をもとに、病院・歯科医院に特化した内容へと仕様変更したものです。

特長の1つは、受付画面を操作する来院患者が扱いやすいように、受付に特化した非常にシンプルな構造になっていること。画面は、はじめて操作する方や、機械操作が苦手な方でもひと目で分かるUI設計が採用されています。
画面には、用途別に分けた簡易的な選択方式のボタンが表示されるため、操作方法に迷うことはありません。

▲画像提供:株式会社オフィスゲート

来院患者が同システムで受付を完了させると、スタッフ側の端末で待ち人数とお名前を確認できる仕組みです。初診や再診といった部門ごとに色分けされているため見やすく、患者の待ち人数と受付の順番を随時把握できることから待合室の混雑の見える化は、感染症対策にも有効だと言えるでしょう。

スタッフ側端末では、画面をスワイプして対応済みの患者の名前を削除していくことで、来院順に確実に患者を案内することができます。
同システムは、iPadがあればすぐに利用できるのも魅力なのではないでしょうか。初期費用は無料で、月額使用料も低コストで利用できることもあり、便利さとスタッフの受付業務の負担軽減を考えると、同システムは今後の医療機関での活用に期待できます。

一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会

▲画像提供:一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会

国内の医療や福祉、教育、健康増進の現場で活躍する人の対人コミュニケーション技術を高める目的で2011年に開設した、一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会。主に、医療・福祉・教育・健康増進に関連するコミュニケーション研修の実施、講演での啓発活動、資格講座の開催などを行い、各分野における理解を深めると同時に、社会全体のコミュニケーションの活性化と福祉の向上に寄与しています。

発達障害コミュニケーション指導者認定

勤務先や配属先によって、看護師はさまざまな患者と関わることになります。たとえば、精神科病棟や療育センターで働く場合は、さまざまな年齢層の発達障害のある方々と接する機会があり、看護師には患者を配慮した対応が求められます。

同協会では、そうした発達障害のある方々への理解を深め、支援方法を習得するための「発達障害コミュニケーション指導者認定」の講座を開催。
受講レベルは、初級指導者と中級指導者、上級指導者の3段階が準備されており、それぞれ受講対象者や資格取得条件、目標が異なります。

たとえば、初級指導者の場合は、発達障害に関わる職種や特別支援補助員などが受講対象となり、協会認定学習会での認定講習5部門の受講とレポートの提出で講座修了とみなされ、発達障害コミュニケーション初級指導者の認定証が授与されます。
中級指導者の場合は、発達障害に関わる医療や福祉、教育に従事している方が受講対象です。資格取得条件は、初級指導者で1年以上の実務経験を有しており、協会認定の中級研修を10時間以上受講し、3部門の実習レポートを提出する必要があります。
中級指導者は、発達障害に対する専門知識の習得と対応のほか、発達障害児に個別・集団指導ができることを最終的な目標に掲げているため、習得することで現場で大いにスキルを発揮できるのではないでしょうか。

発達障害の方の心に寄り添った看護を実践するのであれば、同講座を学ばない手はありません。段階ごとにレベルアップし成長していくことが実感できる講座だと言えます。

コミュニケーション検定講座

同協会では、「コミュニケーション検定講座」も開催しています。
コミュニケーションの基礎から実践力までを身につけられる検定で、レベルは5級から1級までの5段階を展開。実践的な講習を受講することで、現場で活用できるスキルを習得できます。
5級検定の場合、組まれているカリキュラムはコミュニケーションやラポールの成り立ちについての理解・体験、感覚優位性についての理解、ポジションの理解・体験などです。レポートの提出が必要で、講習日数1日以上、講習時間は6時間以上で講座修了となり認定証を授与できます。3級以上は、講座受講後の試験に合格する必要があります。

なお、コミュニケーションの基礎理論は、神経言語プログラミングやゲシュタルト療法、家族療法といった実践心理学をベースにしており、実践は専門家による臨床経験と現場で効果が実証された内容を講座に反映させています。
段階的に学び、少しずつ視野を広げてコミュニケーション技術を高めていくことができるでしょう。

▲画像提供:一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会

コミュニケーションに不安がある方や、患者への対応に自信が持てない方は、ぜひ受講を検討してみてはいかがでしょうか。詳しく知りたい方は、同協会のホームページにアクセスして確認してみてください。

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