看護師不足は今や世界共通の問題。看護師の需要は、世界各国に広くあります。また海外から日本に働きに来る看護師も増えており、看護師のグローバル化が進んでいます。
今回は、そんな看護師の海外留学事情をまとめてみました!
・日本での資格や経験を活かし、海外で最先端医療を学びたい人が増えている。
・留学先の国によって、取得できる資格や看護師のできる仕事には違いがある。
・”英語力”は必須!専門用語も多いのでハードルは高いですが、英語を学習しながら看護に携われるカリキュラムが用意されている国もある。
アメリカは医療分野で最先端の技術が導入されている国。最先端の看護を学びたい看護師に人気です。
アメリカも看護師不足のため、アメリカで看護師になると“グリーンカード(永住権)”が最も早く取れるといわれています。アメリカが好きで永住したいという看護師には朗報ですね。
NCLEX(アメリカ看護師資格)に合格しなければなりません。
・日本の看護師・准看護師資格を持っている人
⇒まずはCGFNS(Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools)を受け、合格者は、NCLEXを受験できます。
・日本の看護師資格を持っていない人
⇒まずはアメリカの看護課程のある大学や短大に通い、資格習得を目指す必要があります。
注:州によって違うので確認を。
トロント・オタワ・モントリオールなどの主要都市は、世界でも治安の良い都市として知られています。2014年には議会へのテロがありましたが、政府はより一層、治安維持に力を入れています。
カナダの英語は訛りがなく、誰が聞いても聞き取れるほど美しい英語と言われています。キレイな発音と訛りのない英語の習得もできる留学先です。
カナダで看護師になるにはRN(Registered Nurse登録ナースのこと)という資格が必要です。看護師資格は州ごとの認定資格なので、州が変われば書き換えをしなければなりません。
・5年以内に1125時間以上の看護師就労がある
・英語の語学力がある(CELBANかIELTSなどで判断)、病気を持っていない、犯罪歴がない
・永住権のある人のニーズは高い
⇒RN試験(CRNE)を受験し、カナダ国内で250時間以上実習経験を積む必要があります。
注:州によって違うので確認を。
オーストラリアはちょっと事情が特殊です。2010年に管轄が州から国にかわったものの、看護師に国家資格が必要ありません。重視されるのは英語力と臨床経験、そして学歴です。
まず、看護師登録制度を用います。
⇒AHPRA/NMBA(オーストラリアの看護師登録機関)に日本の看護師資格・臨床経験・英語力を実証する書類を提出し、審査を受けます。OKなら、実習を含む研修プログラム(州によって名称などが違う。12~24週間くらい)を受講します。
⇒オーストラリアで看護学のコースを受講し、看護学の学士号を習得します。
⇒学士課程(3年)を受け、日本より多めの実習などで経験も積みます。看護学の学士号を習得できたら、看護登録機関へ登録をします。
今回は、特に日本の看護師に人気の高い留学先の3つの国の看護師資格習得事情をお届けました。
看護師として海外留学へ挑戦したい方は、まずは自分の行きたい国、その中でも州などの違いをしっかり調べて、準備をしておくことが肝要です。
国によって看護師に対する考え方や期待されるものは違いますが、場所や文化は違えど、患者様が看護師に求めるものは共通です。看護師はつねに患者様に寄り添い、向上心を持って看護に取り組む姿勢が大切です。どこで白衣を着ていても看護師の誇りを持って、頑張ってくださいね。
看護協会が提供する各国の海外看護師の資格に関する情報
英語力の証明のための書類に関しての問い合わせ情報
留学するために経験を積みたいという方も、日本で看護師として活躍したいという方も、自分に合った環境を選んで働くことは重要です。
ライフプランをしっかり考え、キャリアや経験を積むことで、どこにいても活躍できる看護師さんを目指しましょう。
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