女性のライフイベントの中でも大きな関心事である、妊娠・出産。特に女性が多い看護師さんの中には、どう向き合おうかと考えている方も多いのではないでしょうか。
看護師さんが仕事を続けながらの妊娠・出産を考えた場合、お悩みの1つになりやすいのが夜勤のこと。妊娠中はもちろん、復帰する際も「夜勤についてどうするのか」という問題はついて回ります。
そこで今回は、大事な身体を守る制度「夜勤免除」について解説。看護師さんと妊娠の関係、実際に妊娠・出産した方の体験談も併せてご紹介します。現在、妊娠を考えている、または妊娠中の看護師さんにとって役立つ情報です。ぜひチェックしてみてください。
看護師さんが妊娠・出産を考えた場合、「妊娠・出産後も看護師を続けるためにはどうしたらいい?」と、今までのキャリアを活かしたい方が多いようです。しかし、妊娠中は身体に負担がかかりますし、生活スタイルも変わっていくことから、今までと同じ条件で働き続けるのは難しい可能性も。
そこで見直すのが、自分の働き方についてです。
業務の負荷軽減、常勤から非常勤などに雇用形態を変える、夜勤を免除してもらうなど方法はさまざま。特に夜勤は、職場によっては1人で20~30人ほどの患者さまを看なくてはなりません。身体への負担も考えて夜勤免除を申請しておきたい看護師さんも多いのではないでしょうか。そんな夜勤免除について、次の項目で詳しくご紹介します。
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看護師が妊娠したら夜勤をいつまで続けるべきですか?上司への報告時期や夜勤免除についても知りたいです。
実は、夜勤免除はきちんと法律によって定められているものということをご存知でしょうか。労働基準法第66条第2項及び第3項では次の通り定められています。
「使用者は、妊産婦が請求した場合においては、深夜業をさせてはならない」
つまり、看護師さんが夜勤免除を申請した場合、病院側は承諾しなくてはならないのです。
また、第65条第3項では「使用者は、妊娠中の女性が請求した場合においては、他の軽易な業務に転換させなければならない」と、定められています。業務負担の軽減についても申請があれば病院側は応じなくてはならないということです。
いざというときに活用できるように、上記の制度を頭に入れておいてくださいね。
ここでは実際に妊娠・出産を体験した看護師さんの体験談をご紹介します。妊娠・出産を考える上で役立つヒントが満載です。
◆Aさんのケース(妊娠中)「夜勤免除+αの対策が必要」
妊娠がわかったので、申請を出して夜勤は免除になりました。でも、悪阻といろいろなストレスから体調を崩してしまい、そのまま離職することに…ストレスの原因の一つは、マタハラでした。夜勤に入れない私に、遠まわしですが嫌味を言う人たちや非常勤になることを勧める上司もいて…。妊娠中は、普段以上に神経過敏になっているせいか、悲しくつらい思いをしました。
でも、育児がひと段落してから、また看護師に戻るつもりです。やっぱり、看護師は続けたいですから。
◆Bさんのケース(産後)「復帰には家族からの理解&病院側の待遇が肝心」
産休が明けて、割と早い段階で夜勤に復帰しました。私の勤務する病院は24時間の託児所があるので、0歳児から預けることができます。託児所は病院に隣接しているので安心です。
しかし、赤ちゃんを預けてまで夜勤をするには、家族からの理解や協力がないと厳しいと思います。もちろん病院側の理解と福利厚生・待遇面でのサポートも重要です。
妊娠や出産を機に転職・休職する看護師が多いのも事実です。育児のしやすい環境の職場に転職するのもありだと思います。
今回は看護師さんが妊娠・出産を考える上でハードルになりうる「夜勤」にスポットを当ててみましたが、いかがでしたか?
仕事柄、責任感の強い看護師さんはつい無理をしてしまう傾向がありますが、「大事な身体と赤ちゃんを守れるのは自分だけ」ということは常に意識しておきたいものですね。
妊娠・出産する上での働き方について悩んだら、上記を参考にしていただければと思います。
※労働基準法https://www.mhlw.go.jp/
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