介護療養型医療施設でのお仕事は「急性期でもないし、なんか楽そう」と思っていませんか?
実は介護療養型医療施設って奥が深いんです。
ここでしか経験出来ないこともたくさんあります。
また、介護士やケアマネなど他職種と密な関わりが多く、高いコミュニケーション能力が求められます。
今回は介護療養型医療施設に勤める看護師あるあるをまとめました。
介護療養型医療施設は、看取りやターミナルケアを中心とした長期療養を担っているとともに、喀痰吸引、経管栄養等の医療処置を実施している施設をいいます。
名前の通り、医療面でのサービスは他の介護施設と比べて最も充実しているという特徴があります。
現在、療養病床は厚生労働省により廃止の方向に進んでいますが、医療ニーズの高い中重度要介護者への対応の更なる強化という視点から、介護療養型医療施設の機能の評価が必要であると言われています。
急性期病棟では、早期退院に向けて目まぐるしく時間が過ぎていきますよね。
介護療養型医療施設では入院が長期のため、患者様や家族とじっくり関係性を築くことができます。
日々のケアを通して、思い出話に花を咲かせたり、季節の移り変わりやイベントに応じてレクリエーションをしたり、残存機能を維持し高める関わりをしていけるのが魅力です。
クリニカルパスには無い醍醐味!といっても過言ではありません。個別性に富んだ看護計画を立案、実践しやすいのも介護療養型医療施設の特徴でしょう。
急変対応も少ない傾向にあるため、定時で退社出来ることが多いのも魅力です。
「まるめ」という言葉を耳にしたことがありますか?
「まるめ」とは包括医療制度(DPC)を指します。
これは、医療機関が保険者に請求できる診療報酬の金額は病気の種類や入院日数によって、あらかじめ金額が決められている制度です。
メリットとして、一定の金額以上に医療費が高騰しないということがあげられます。
その為、医療処置で使用する物品など、コスト制限がかなりあります。創処置一つとってもコストが少ない物品を選んだりする必要があります。
施設によっては必要な物品を手づくりすることも!
クリエイティブな発想力が求められる場面が多くあります。
社会的入院が多く、入院が長期にわたる為看取りも多くなる傾向にあります。じっくり関わってきていることもあり、患者様とお別れの時の悲しみは深いものです。その反面、患者様や家族から感謝されることも多いですよ。
介護度が高い患者様が多い為身体ケアが多いのが事実。ルーチンワークだけしていればいいものではありません。
「あの患者さんの爪切りたかったのに時間がもう無い!」など、心苦しくなることもありますよね。
でも、患者様が気持ち良く過ごし、「ありがとう」と言われるとものすごい達成感がありますよ。
「看護婦さん」と呼ばれず、「○○さん、○○ちゃん」と呼ばれることが多くあります。
親しみを持って呼んでくれているとうれしくなりますよね。
普段は発語も少なく、表情に乏しい患者様がレクリエーションでは豹変!
いきいきした表情でにっこり笑顔を見るとこちらもホッコリしますよね。
若手看護師は少ないですが、看護師歴数十年?!な熟練看護師が多くいます。
看護の経験、技術もさることながら、「昔は薬包で看護師が薬包んでたのよ」
など看護業務の歴史の変遷を知ることもできますよ。
いかがでしたか?患者様や家族と長期的に関わっていく介護療養型医療施設看護師。
悩みもありますが、患者様や家族から得られる信頼は何事にも変えられませんよね!
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